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4.3 フキの栽培 [フキ]

 久し振りにファーマシーから一言申し上げます。
 フキは4月からかなり出回りますが、本来はゴールデンウイーク過ぎから旬になるフキです。
 何といっても、これからの時期、“苦味”が体にいいです。
 夏(立夏から始まります。今年は5月5日が立夏)は、“苦味”の季節なのです。その“苦味”に“辛味”を足し、“甘味”を添えるのが、漢方栄養学の基本です。
 五味のうちの三味の組み合わせです。よって、フキ料理であれば、“辛味”として山椒の若葉を乗せて彩りも良くしますし、味付けは砂糖を少々加えます。これが、ベストの料理となります。これによって、味が良くなるばかりか、五臓の働きも円滑にしてくれるのです。
 また、五味、三味は、日本料理にも取り入れられていて、高級料亭であれば、季節ごとの三味の組み合わせをうまく使い分けておられます。皆さんのご家庭においても、五味を頭において、季節ごとの三味の組み合わせで、美味しく健康的な料理をお作りなさってください。
 詳細は、小生の別立てブログをご覧ください。左サイドバーの「読んでいるブログ」の中の「薬屋の…」の「 カテゴリー:漢方栄養学 」で、季節ごとの三味を紹介しています。夏については「 立夏は夏の入り、五味を上手に夏食に 」でご覧になれます。

 さて、うちの畑でのフキ栽培。垣根の脇などいたるところに自生しているフキである。春にはフキノトウを摘み、夏には茎を採集する。
 ところが、その自生地は野菜栽培の畝にけっこう引っ掛かっているから、耕作がし難い。加えて、痩せた土の所が多く、細い茎しか採れない所が多い。
 そこで、使わなくなった盆栽棚を片付けた場所、ここは排水路を挟んで納屋の際にあたるが、ここで2015年からフキの栽培に取り組むことにした。
 ところが、あまりに日当たりが良すぎて大半が真夏に枯れてしまう。何とか生き残るも翌年の成績が芳しくない。よって、2017年に半日陰の場所に再度移し替えることとした。
 なお、フキノトウの収穫については次の記事。
 http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2015-02-16

<2017年>
(4月3日)
 昨年の真夏の直射日光で枯れたものがけっこうあったのか、フキノトウは、2年目は初年の半分も収穫できなかった。
 本日、丁寧に草引きをしておいた。少しずつ若葉が成長しだした。部分的に空白となっており、ここは昨夏に枯れたのであろう。
(4月9日)
 施肥替りに草木灰を適当に振りかけておいた。
(5月20日)
 思いのほかよく生長し、5月始めに初収穫。けっこう太くなっている。その後、頂き物があって2回目の収穫はまだだが、雨が全然降らないので、ここ10日ほどで3回ほどホース散水した。
(6月1日)
 お客様に差し上げるべく、太そうな30本ほどを第2回目の収穫。
(6月25日)
 3回目の収穫。前回に比べ、太さが落ちる。雨が少ない6月であったからだろうか。もう成長が止まったのか。
(8月13日)
 去年は8月初めに最後の収穫ができたが、今年は実質上まだ梅雨が明けない状態だが、とっくに大半が枯れてしまった。今日、雑草が繁茂していたので草引きし、その場に敷き、小さな葉っぱが出ている株の日除けとした。
 なお、垣根の淵など日があまり当たらない箇所では今日現在で食べ頃の物があったが、草刈機で刈ってしまった。
(9月27日)
 今の場所は直射日光が当たりすぎてフキ栽培の適地ではない。西区画の果樹園の南淵は隣接して工場の建屋があって半日陰となる。それでも日が当たりすぎるのか、ミョウガ(フキの栽培移植と同時期に移植)の生長が悪く、枯れたものもある。そこで、この場所はミョウガに替えてフキ栽培をすることに。
 今日は草引きをしておいた。
(9月29日)
 本日、畑起こしと施肥をし、慣行栽培とする。
 先ず、施肥。苦土石灰、鶏糞、種粕をばら撒く。次にビッチュウで掘り起こし。ミョウガの根っこを全部放り出す。そして、区画境の土を掘り起こし、排水がスムーズになるよう溝立てする。粗く均して本日はここまで。
 なお、隣接するイチジクからけっこう根が伸びてきていた。イチジクの根は浅く這うと聞いていたが、まさにそのとおり。伸び出してきていたイチジクの根を横に曲げ、軽く埋め込んでおいた。
(10月1日)
 本日、移植。柿の木の周り、東の垣根に各数株あり、それを移植。次に、栽培箇所から西へはみ出した数株、浄化槽の際から数株を掘り出し、移植。
 用意した新栽培箇所の3分の1にもならなかった。
(11月22日)
 移植した畝は若干低いので、今日、西隣にショウガの畝を作ったとき、刻み藁混じりの土を被せることにした。移植済みの部分にはどれだけも被せられなかったが、来年移植予定の部分はある程度かさ上げできた。
(2018年4月2日)
 新設したフキの栽培場。十分に余裕がある。そろそろフキが芽吹き出したので、柿の木の周り、東の垣根に、まだ各10株弱数株あり、それを移植。地下茎が短いものがあり、そうしたものは枯れてしまうかも。
(2018年4月9日)
 柿の木の周り、以前に新設したフキの栽培場の淵から10株ほどを新設したフキの栽培場へ移植。

<2016年>
(1月11日)
 新設畑のせいか、12月になって生長著しいが、葉が縮れたものが散見され、気になる。
 今日、伸びた冬草を引いておいた。
 もう、小さなフキノトウを付け出した。
(2月17日)
 今日フキノトウを20個ほど初収穫(別記事)したのだが、ここのところの寒波で葉っぱのほとんどが枯れてしまった。
(3月29日)
 その後、フキノトウは随分と出て、食べきれないほどであった。今現在、暖かくなって葉っぱがどんどん出だした。雑草も繁茂しだし、今日は丁寧に草引き。
(4月16日)
 過去の一人生えと違って施肥した畑での栽培であり、絶好調だ。日に日に葉が大きくなり軸が太くなる感がする。もう食べ頃のものもある。
(5月8日)
 昨秋に、あちこち畑の隅っこで一人生えしているフキを新設した畑に移植し、肥料も十分に与えた。
 そうしたところ、すごい生長の仕方で、4月中頃には、もう食べられるほどになった。
 でも、フキは立夏以降に食べるもの。そこで、今日8日(日曜日)に女房が大量に収穫した。
 随分と太くて長いフキである。なお、葉っぱも佃煮にするようだ。
(5月13日)
 あまりに大きく伸びすぎたのかフキの煮物は少々大味の感がする。でも、今年初めて山椒の葉を添えたところ、とてもいい風味がする。葉っぱの佃煮もうまい。
 本日第2回の収穫。太いものを選んで25本。葉っぱの佃煮もまた女房が作るから、2回目は山椒の実も少々収穫し、それを佃煮に入れ込むことに。
(5月19日)
 大阪が来たので10数本収穫し、山椒の葉と実も渡す。
(6月5日)
 4回目の収穫。順次太くなってくる。もう食べ飽きた。
(7月11日)
 7月初めにお客さんへ、本日遠方の親戚2口発送。順に太くなり、まだまだどれだけでも採れる。評価は★★★★★
(7月25日)
 女房が、細いフキでキャラブキ風に調理するとのことで、細めのもの30本を収穫。まだまだ、太いものがたっぷり残っている。
(8月2日、3日)
 強い日射で葉枯れが進んだ。太めのものを2日(20本強)、3日(10本強)を収穫し、セールでお客様に差し上げることに。
(9月9日)
 その後も順調すぎる収穫が続き、8月初めで収穫を止めた。あとは細いものとなるからである。
 ところで今年は収穫を止めたあたりから猛暑日が連続し、8月下旬には枯れるものが出てきて、今日現在で6割方が枯れてしまった。
 枯れたものは、たぶん根もやられて来年は芽吹かないであろう。→(翌年追記:大半が大丈夫だった。)
 真夏の直射日光に弱いフキであるからして、やはり何らかの日覆いをせねばならないのであろう。

<2015年>
 あちこち畑の隅っこで一人生えしているフキ。うちでは初収穫は、24節気の立夏の次に来る小満(5月21日頃)を目安にしている。この頃になると、だいぶ太くなってくるものが収穫できるからだ。
 そこで、今日(5月18日)、太く成長したフキ10本ほどを初収穫。女房が早速下準備をしたので明日には食べられるだろう。
 明日の朝、山椒の葉っぱを少々千切ってきて乗せることにしよう。旬はうまい。(山椒は千切り忘れ)
(5月26日)
 本日、第2回目の収穫。太いのが少なく、やっと10本ほど収穫。
(5月28日)
 肥料っ気がある場所は茎が太く成長している。遅掛けながら本日、化成・鶏糞などを振り、散水。
(6月18日)
 肥料の効果があったのか、場所によりけりであるが、けっこう太く長いフキが10本ほど収穫できた。
 やはり、肥料はやるべしだ。
(7月5日)
 本日、まあまあ太いものを10数本収穫。これが4回目、最終となろう。
(7月24日)
 納屋の南に太いもの3本あり。他を探したが良品は全部で10本弱。これが最後。
(9月16日:フキ栽培畝新設)
 まずは、瓦・植木鉢のかけらや石ころを拾い出し、併せて何の花だか分からない球根を掘り出して堆肥場に捨て、ビッチュウで起こし。これをやる間にも、瓦・植木鉢のかけらや石ころ、球根もいっぱい出てくる。
 異物の拾い出しが概ね終ったところで、苦土石灰を十分に振り、たっぷり有機肥料(主に牛糞堆肥、他に鶏糞、有機肥料粒)を入れ込み、ビッチュウで再度起こしながら混ぜる。なお、ここで種粕を入れなかったのは、種粕は未発酵であり、直ぐにフキを植えるから避けた。
 次に、排水路側を鍬で土除けし、鶏糞とたっぷりの種粕をばら撒く。ここは移植するフキと15cmは離れるから、種粕を入れた。
 最後に鍬で台形の畝を整形。60cm×4m(途中に浄化槽のマンホールあり)のフキ畑が新設できた。2列植えでちょうど良さそうだ。
 物の本に従い、フキの地下茎を切って移植することにした。時期はちょうどよいようだ。
 まずは、新設畑に隣接して通路に伸びだしているフキを掘り起こす。次に南区画の畑にはみ出しているフキを掘り起こす。これだけでは不足するので、柿の木の下に自生しているフキを一部掘り起こす。
 しかし、きれいな長い地下茎はどれだけも取れず、物の本に従うことができない。よって、株ごと、あるいは株が2分割できるものは千切り分け、単なる移植となったものが多い。
 いいかげんなやり方になってしまったが、とりあえず株の移植という形でフキ畑が新設できた。
 種粕の施肥は、来春、フキが伸びだしたところで、追肥という形で他の有機肥料とともに施肥することにしよう。
 これだけの広さがあれば、もし移植したフキが皆、十分に成長してくれたら、夫婦2人分の食用には十分である。来年が楽しみだ。
(9月17日)
 野菜の収穫に南区画に行ったら、掘り起こしたフキを発見。移植忘れ。捨てるのもなんだから、2列植えを3列植えにした。少々混み混みか。
(9月28日)
 その後も畑で掘り起こした株を2、3個発見し、適当に埋め込んでおいた。移植したものは、朝は葉がシャキンとしているが昼はグンナリ。土がすっかり乾いているからホースで散水。
(10月10日)
 けっこう雑草が生えだした。手で引いたり叩いたりしておいた。
(10月22日)
 新設の畑につき気になる。その後も時々水やるし、今日は丁寧に草引き。草木灰の施肥も。

<2014年の記録>
(4月23日)
 柿の木や畑の周りに自生しているフキ。冬にはフキノトウを食し、もうしばらくすればフキの茎が食べられる。
 春の雨量、気温にさほど影響されることなく、時期が来れば、フキは順調に生長してくれる感がする。
 例年、5月半ばには、まずまずの太さになり、その後も2、3回おふくろが採って料理してくれていた。一昨年も、滅多に料理らしい料理をしないおふくろではあるが、フキをたしか2回は料理してくれた。ところが、昨年は、いくら督促してもそれをせず、とうとう痺れを切らし、6月になってから小生が採ってきて、女房が料理した。
 今年も、おふくろは料理しないだろうから、5月20日過ぎに昨年と同様にするしかないと完全にあきらめていた。
 ところが、どうしたわけか、今日、お昼前に倉庫へ行ったら、おふくろがフキを採っているではないか。まだ少々細いが、“炊いてくれるか”と問えば、“お昼に炊くから取りに来て”という。
 どういう風の吹き回しだ? あと2週間もすれば96歳になるおふくろ。最近は、ことのほか体調がいいのかも知れぬ。有り難いことだ。
 これから先、もう2、3回フキを炊いてくれんかなあ。かすかな苦味と独特の香りがたまらなくいい。小生の好物だ。
(追記)2日後の25日、小生の妹2人が1泊で来たので、おふくろがフキを採った。でも、調理は下の妹任せで、案の定、決してしようとはしなかったとのこと。
(追記2)5月20日、フキを10数本収穫。今回おふくろはノータッチ。ちょうど食べ頃の大きさになっている。



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