So-net無料ブログ作成
検索選択

3.24 冬越しベゴニアの管理 [プランター・鉢植の草花]

<2016年>
(3月24日)
 店頭の花壇は、冬花のジュリアンが終わり、パンジーだけとなった。
 先日、ヒヤシンスと水仙のプランターを持ち込み、半分が入れ替わったが、昨日、冬越しのベゴニアを持ってきて、パンジーはショウウインドウの前に並べることとした。
 これで、目に付きやすい店頭の花壇はすっかり様変わりした。
 ところで、冬越しのベゴニアは今年初めてである。
 毎年幾鉢かを軒下で冬越しさせるも、冷え込みでかなり痛んでしまい、晩秋には大半を刈り取って、4月に株分けして再生させようと試みるも、凍みてダメになっているものが多い。
 今冬は、ガラス越しに日が当たる場所で室内保管したから、枯葉がどれだけかあるも、それらを除去したり、伸びすぎた枝を切ったら、何とか見られる姿になった。
 花の付き方が少ないが、培養土を入れたり、施肥したりしたから、暖かくなれば綺麗に花を付けてくれるのではなかろうか。
 初めての冬越しのベゴニアである。近いうちに何とか見映えのいい姿になってほしいものだ。
(5月14日)
 たしか4月下旬からきれいな花をポンポンに付けるようになり、伸びすぎている茎を切り取ったり選ったりした。今、見事な見映え。
 先週から日月連休日は自宅へ持って行って日に当てるようにしている。でも、全日にわたっていきなり日に当てると葉が焼けてしまうから、半日だけ日が当たるように置き場所を工夫することにしている。
(5月27日)
 プランターに2株ずつ植えてあるのだが、1鉢は1株がほとんどダメになりそうだ。そこで、勢いのいい1株を植木鉢に植え替えることにした。ダメな1株も小さい茎1本に元気があるので、これも同様に植木鉢に。

<2015年>
(4月16日)
 夏に店頭に飾る、プランターに植えたベゴニア。晩秋にはバッサリ切り取って軒下で越年させるのだが、今冬はビニールハウス内で越年させたら、軒下より冷え込むようであり、半分は凍みて溶けてしまい、残ったのは3株しかなかった。
 これが新芽を吹き出してきているので、今日株分けして3つのプランターに植え替えをした。
 上手に株分けすれば、もう2鉢できたであろうが、付いている根があまりにも少なく、かつ、同色ばかりであるから処分。
 時期が来たら、苗を購入するのは例年どおりのやり方である。
(4月28日追記)
 プランター1鉢は根付かず、枯れそうな状態に。

3.6 白ナスの苗づくり [白ナス]

 鹿児島県の特産「白ナス」は、当地岐阜でも普通の紫ナス以上にうまく栽培できます。
 この白ナス、どんなナスかと言いますと、当地岐阜、と言っても、おふくろの従姉妹がそう呼んでいるから、おふくろも、これは“白ナスと言うんだ”と申すのですが、その色は、薄い緑色で、普通の紫色のナスの2、3倍の重さに育ってから、収穫します。
 今は亡きおふくろですが、その従姉妹がどこかで苗をもらい、食べたらとても美味しいナスだったから、種を採って栽培され、その苗をおふくろがもらったのが、うちでの栽培の切っ掛けとなりました。1990年代の後半のことでしょうか。
(下の写真は2013.6.23屋外撮影。初生りにつき、形が悪いですが、実際の色はこの程度の薄い緑色です。2番生りからは綺麗な形になります。)
DSCN0177.JPG

(下の写真は2013.7.15室内撮影。室内につき、実際より白っぽく写っています。普通の紫ナスよりもずっと大きくしてから収穫します。籠はスーパーのものと同じです。)
DSCN0178.JPG

 この白ナスは、焼きナスにすると抜群に美味いです。2010年頃に高級料亭に行ったら、焼きナスが出され、“翡翠(ひすい)ナス”と紹介されました。形や味は、うちの“白ナス”と一緒で、実に美味かったです。
 そんな訳で、こんな美味しいものは、うちで種採りし、毎年栽培しなきゃと、おふくろが苗作りに励み、友達や近所の人に苗を配り、小生が当店のお客様や知人に苗を差し上げるということを繰り返しています。
 ところが、おふくろの従姉妹も歳には勝てず、もう種採りされなくなりましたから、小生の知る限り、近辺で種採りしているのは、一時うちだけになってしまいました。でも、2013年から岐阜市内の友人が種採りしてくださるようになり、大量に作付けし、収穫したナスをJA直売所で販売されるようになりました。
 この白ナスは、どなたにも評判が良く、遠くは埼玉県まで、ここへは苗を送るのは大変ですから、種を送ったのですが、そちらでも評判が良くて、ある方が種採りして、広まっています。
 また、江南市の方には2010年頃に苗を差し上げ、その方が種取し、近隣に広められていましたが、紫ナスとの交配が起き、2016年に苗と種(翌年でも十分発芽する)を差し上げることにしました。
 そして、2015年には岐阜市のある地区のグループに苗と種を差し上げ、広めておられます。
 うちでは、毎年26株を作付けし、収穫した白ナスの大半を当店のお客様に差し上げています。お客様からの評判も抜群です。
 そうしたなかで、2010年頃、あるお客様、この方は生まれが鹿児島で、“うちの方では、ナスと言ったら、このナスのことを言うのよ。とっても懐かしいわ。”と喜んでいただけました。また、10年ほど前にテレビで鹿児島におけるこのナスの栽培を紹介していましたが、ナスの名前は聞き逃しました。記憶にあるのは栽培が難しいとの農家の方の言葉だけです。でも、当地でも埼玉でも栽培は普通のナスと何ら変わることなく、かえって育てやすいとの話も聞きます。
 こんな素晴らしいナスなのですが、近所のJA直売所に並ぶことも少なく、岐阜県内の道の駅に立ち寄った時に見てみても、まれに出品してあるだけです。単に見ただけでは、色が抜けたナスで気持ち悪い・・・当店のお客様にそういう方がみえました・・・という印象を与えることがありますから、誰も買わないのでしょうね。
 対面販売がほとんどなくなり、セルフ販売になっている今日、余程のことがない限り、セルフでは購買に結びつかない時代になってしまっています。
 不要な情報ばかりがあふれかえり、本当に必要な情報が埋もれてしまうという、情報化社会の悪い面が、ここでも生じています。
 なお、大量作付けされている岐阜市内の友人は、簡単な「焼きナスのレシピ」を入れておいたら、どんどん売れるようになった、とおっしゃっておられましたから、ちょっとした工夫さえすれば売れるのでしょうね。
 当店のお客様や知人も、美味しかったから苗を買おうと思ったが何処にも売ってないと、ぼやいてみえました。ナス苗もセルフ販売になっていますから、たとえ写真付きで苗を売ろうとしても、色が抜けたナスでは誰も手にすることはなく、売れない苗が続出して採算が合わないのは必至で、白ナスの苗が並ぶことは有り得ないことになってしまうのです。
 ところで、白ナスという表示の苗を買ったら、うちが差し上げたものとは全然違ったナスがなり、ちっとも美味くなかったという話もあります。ナスは余りにも品種が多すぎて、市場で混乱を起こしているのでしょうね。
 2014年7月に、うちで栽培している「白ナス」はどんな品種なのか? 3、4年前、ネット検索しても見つけられなかったのですが、しっかり検索してみたら、いろいろ分かりました。
 うちの白ナスは、鹿児島を中心に九州で栽培されている在来のナス「白なす(丸なす<巾着型>)」にほぼ間違いないです。そして、その種もあちこちで販売されており、興味がお有りの方は、ネット販売「野口のタネ」で「白丸茄子」をお求めになさるといいでしょう。「白丸茄子」が「白なす(丸なす<巾着型>)」です。
 興味のお有りの方は種を取り寄せて栽培なさってみてください。期待を裏切りませんから。
(育苗について)
 うちの隣家、新家(分家)の老夫婦は2人併せて間もなく180歳になられるのですが、まだ専業農家として頑張っておられます。毎年、ビニールハウスで夏野菜の苗を育てられ、近所の方に苗を販売もしておられたのですが、寄る年波には勝てず、2012年から自分の家に入用な分と末の弟の分そして本家のうちの分に止められました。2014年はさらに縮小し、自分ちの夏野菜は、出荷用は止めて自家消費用の苗づくりだけにされました。
 お隣さんのハウスの一画を借りて、亡きおふくろ(2015年8月死去)が、5年前(当時93歳)までは白ナスの苗づくりをさせてもらっていました。例年、200株ほどを成育させるのですが、おふくろはその前の秋に体調を壊したこともあって、2012年の苗作りはお隣の老婦人に大半を任せてしまいました。
 これでは失礼ですし、小生もそろそろ苗作りの方法を覚える必要もあって、2013年からはおふくろに代って小生が苗作りを行なうことにした次第です。といっても、種蒔きやポット苗を作るだけで、毎日の管理はお隣さんに任せっきりですが。それも、今年で終わりになるかもしれません。 

<2016年>
(3月6日)
 時期が来たので例年どおり今日種蒔きを行う。
 昨年種取りした種を使用。例年どおりのやり方で、種蒔き専用トレイに10列溝を立て、うち9列に白ナス、1列にトマトとした。
 お隣さんのビニールハウスに運び込んでお終い。管理をよろしく頼んでおいた。
(3月20日)
 白ナスがパラパラと発芽していた。発芽率10%程度。昨年と同様に発芽遅れがみられる。これから順次発芽しよう。
(3月28日)
 同時に種蒔きしたトマトはポット苗にしたが、白ナスはまだ小さすぎる。1週間後にポット詰めとなろう。
(4月3日)
 一部発芽遅れがあったが、大きくなりすぎているものもあり、例年より若干遅れたが、本日ポット苗作り。   28ポットが余裕を持って入るトレイ8個とバラ6ポットで計230ポットを作る。
 うち1トレイとバラ6ポットはお隣さんの弟さんに進呈。彼は去年も今年も種蒔きしたが発芽しなかったとのこと。うちは例年きれいに発芽するが、昨年と今年は発芽が遅れた種がけっこうあった。原因不明。
(4月29日)
 今年は生長がいい。本日、近隣に苗を配布。明日は江南市のグループ代表が50鉢取りにみえる。
 明日30日にはうちの畑に定植26株。
(4月30日)
 自宅に全部持ってきて選別。全部にコゴメが付いていた。生長遅れや葉が縮んだものがけっこう多く、毎年差し上げる製薬会社にはどれだけも渡せないだろう。

<2015年>
(3月8日)
 本日、種蒔きを行った。なお、昨年の苗に半分以上病気がきたので種取りせず、一昨年の種を使用。過去の例からして、これでも充分に芽吹くはずである。
 うちで使うのは30株もあれば充分だが、皆さんに差し上げるために200株ほど苗を作ることにしている。が、今年は他に100個ほど差し上げる先ができた。
 種蒔きの方法、その後の管理などは昨年の記事どおり。
(3月16日)
 一緒に種蒔きしたトマトはパラパラと発芽してきたが、白ナスはまだ発芽していない。一昨年の種だからダメなのか?
(3月20日)
 2日前に白ナスがパラパラと発芽していた。発芽率10%程度。新たな芽吹きは今日もない。これでは差し上げる苗が不足するから、もう1トレイに種蒔きした。ついでに、パプリカも種蒔き。
(3月29日)
 例年に比べまだ小さい苗だが、一緒に蒔いたトマト(1列)が十分な大きさになっているから、両方ともポット苗づくりをすることにした。
 出来上がったポット苗の数量は次のとおり
・お隣さんで管理をお願いする分:白ナスは7ケース半で約210ポット、トマト2ケースで48ポット
・自宅のビニールハウスで試験育苗する分:白ナス8ポット、トマト18ポット
(ポット苗を入れるケースはびっしり入れると7×5=35、少し余裕を持たせると7×4=28、十分余裕を持たせると6×4=24個が入る。今年の白ナスは1ケース28とし、トマトは24とした。)
 遅蒔きのトレイも少し芽吹きだしており、成育ぐあいを見て、またポット苗を作ることにしよう。
 作業手順やその後の管理は昨年の記事どおりです。
(4月9日)
 遅蒔きのトレイの白ナスがまずまずの大きさになっており、今日ポット苗を作ることにした。作った数は105ポット(35入りケース3箱)。
 なお、お隣さんのハウスの場所が不足し、最初にポット苗にしたものをケースにびっしり入れ直し、6ケース(35×6=210ポット)にした。合計で9ケース(315ポット)になった。
(4月30日)
 お隣さんのハウスからうちのミニ・ビニールハウスへ移し、納屋の洗い場からホースを延長して散水することにした。
 なお、3日ほど前に近隣の方々へポット苗を配布し、今日から店頭に置き、お客様に進呈。
 ところで、例年、コゴメ(アブラムシ)が4月末に発生するのだが、今年は全く発生を見ない。晴天続きが影響しているのかもしれない。助かる。
 そして、苗はいずれも良品ばかりで、例年、葉っぱに縮れが出るものが若干あるのだが、それもない。
(5月8日)
 追加種蒔きの苗もほぼ同じ大きさになった。大きさが逆転しているものも多いが、これは水やりの差である。今日、大口配布先2か所に分別。
 なお、1本だけコゴメが沸いているのを発見。これは処分。
  
<2014年>
(3月9日)
 3月になったら行なうと良いとのことで、昨年も今年も3月9日で、今日の日曜日に実施することにしました。
 種まき用のプラスチックケース(底は水切りのため網目状)に新聞紙を1枚敷き、培養土(土太郎)を6、7cm入れて均す。筋立て板で10本筋立て(深さ約1cm)し、その溝に種を蒔いていく。溝が埋まる程度に培養土を入れて終了。案外と簡単なものです。
(写真[2013.3.9撮影]の説明:ケースの大きさは約60cm×約40cm、10本の筋立てをしたところ。この後、1筋に種を数十個程度蒔き。)
         
DSCN0073.JPG

 昨年、以上のことをお隣の老婦人にご指導いただき、ビニールハウスの一角に置かせてもらいましたが、今年も同様にお願いした所です。
 これから毎日の水やり、そして温度管理をお世話いただくことになります。約2か月、毎日がお天道様と相談しての育苗です。これを全部お任せできるのですから実に有り難いです。
         
DSCN0074.JPG

 今後の作業としては、ポット詰めが3月末頃になりそうです。そして、苗が少し大きくなったら2回目のポット詰め(少し大きいポットに詰め直し)をすると良いようですが、数が多くて面倒ですので、おふくろも従前からこれを行わずに済ませています。
(3月29日)
 ビニールポットへの植え替えをすることにしました。
 種まき用のプラスチックケース(約60cm×約40cm、底は水切りのため網目状)に蒔いた種が、下の写真のとおり、きれいに芽吹いています。
(これは昨年の写真:今年は撮影省略<去年より苗が少し小さい感じ>)
DSCN0102.JPG

 今日の作業は、小さな苗を1本ずつポット詰めすることです。昨年は、小生は初めて行なうことにしましたので、毎年これを行なっているおふくろにやり方を手ほどきしてもらいました。
 何のことはない、実に簡単なことです。苗をバラバラにして、ポットに8分目ほど入れた培養土「土太郎」に苗を埋め込み、培養土を足しこんでいっぱいにし、これでお終い。
 なお、きれいに2葉がでている苗だけを使います。
 昨年は、おふくろが1時間手伝ってくれ、2時間で終わりましたが、今年95歳のおふくろは気力がなくて手伝おうとせず、小生一人で3時間ほどかけて、7ケース250鉢の苗作りを完成。
 ちなみに昨年は8ケース280鉢作り、種蒔きしたものが2割残りましたが、今年は残りませんでした。昨年より1割少ない種蒔き(トマト、紫ナスも1列蒔いた)でしたが、発芽率が少し落ちたのか、種の数が少なかったのか、どちらかでしょうが、たぶん後者と思われます。
(これは昨年の写真:今年は撮影省略)
DSCN0103.JPG

 これを再びお隣さんのビニールハウスの中に入れさせていただき、毎日の水やりなどの管理をしていただくことにしています。
 うちで使うのは30鉢弱、残りは近所や友人などに差し上げるものです。ゴールデンウイークには定植できる大きさになり、予定している方々に差し上げることができましょう。
(これは昨年の写真:今年は撮影省略)
DSCN0104.JPG

(4月5日)
 全部綺麗に根付き、少しだけ大きくなってくれた。
(4月10日)
 お昼に覗いたら順調に大きくなりつつあり、一部乾いていたので水やりしておいた。
(4月20日)
 10日で随分と大きくなるものである。ほぼ順調にいっている。
 ただし、病気がきたのだろうか、10鉢ほどが枯れている。年によって、どれだけかはこうしたことがあるが、今年は少し多い。お隣さんの話では特定の苗が全滅することもあるという。そこで、枯れかけたり、葉が縮んだりしているもの20個ほどを処分することにした。
(5月5日)
 その後に数個枯れ、今日もまた枯れたもの数個出た。葉の縮みも目立つ。これで、ちゃんと育つか少々心配である。
(5月16日)
 良さそうなものから順次、隣近所に差し上げ、少々悪いものをうちの畑に定植した。残った苗60鉢のうち良さそうなもの20鉢をヤーコンの苗260鉢とともに製薬会社に持っていってもらった。