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「たんじゅん農」=炭素循環農法を半分理解したところで準備作業に着手(土づくりその3) [土づくり]

 「たんじゅん農」については驚かされることがあまりにも多く、このことについては、「たんじゅん農」に興味湧く と題して先に記事にし、その入り口だけ紹介した。
 その後、次のサイトを一通り読んだ。
 ・百姓モドキの有機農法講座
  http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html
 ・たんじゅん農を楽しむ広場
  http://tanjun0.net/
 読み終わって、自分ながら思ったことを先日このブログで記事にした。
  「たんじゅん農」=炭素循環農法を理解するにあたって思ったこと(土づくりその2)  
 
 その後、「百姓モドキの有機農法講座」の主だったページをもう一度読み、実践に参考となりそうな箇所をプリントアウトし、新たに野菜の作付けをするときに取り組もうと考えた。
 しかし、事を急いては失敗しかねない。1、2年前に福岡正信氏の提唱する「不起耕」「雑草との共生」の真似をして一部は成功したものの多くは失敗した。
 その教訓を踏まえて、ここはボツボツいくことにした。
 そうした訳は、2つの理由がある。

 一つは、須賀前の畑はネコブセンチュウが全体にけっこういるようであり、サツマイモとニンジンの被害が苦になっていたから、昨秋からネコブセンチュウを絶やすための土壌改良に取り組み、概ね終了したところであるが、今年作付けのヤーコンの畝間はまだであり、これは今年の晩秋から来年の早春までかかる。なお、自宅前の畑のサツマイモ栽培エリア(南区画の東半分)も同様に処置した。
 その方策は、2種類の土壌改良剤(いずれも菌剤)とそれらの菌が増殖するための刻み藁(刻み藁が不足し、長いままの藁や籾殻も使う)&米糠を入れ込み、ビッチュウで畑起こしして混ぜ込むというものである。
 これの詳細は次の記事で記した。
  http://miyakekazutoyo.blog.so-net.ne.jp/2016-10-20
 これによって畑がどう変わるかを見てみたいのである。
 これに関連することとなろうが、「百姓モドキの有機農法講座」においても、“EM菌を1回だけ使う方法もあるが、よく知って使わないと逆効果となり、素人は手を出さないほうがいい”旨書かれている。

 もう一つは、うちの畑は有機肥料を多投していることである。小生は有機肥料を妄信しており、土壌が過栄養状態にあるのは間違いなかろう。
 今年は種蒔きから栽培に取り組んだトマトであるが、過去に時差栽培するために同様に実施したら草ボケしてしまった。肥料過剰であった。そこで、今年は施肥せずに栽培に取り組んでいるが、葉が青々としており、十分過ぎるほどの肥料が残っているに違いないと思われるのである。
 これでは、土壌菌もそうそう正常な姿にはなれないだろう。
 よって、まずは土壌の肥料過剰を解消することを優先し、「土を綺麗にする」ことをここ1年取り組んでみたい。

 ところで、「百姓モドキの有機農法講座」によると、「土壌菌は窒素を嫌い、炭素を求める」とあり、「C/N比の高いものを投入する」と土壌改良になると書かれている。
 うちで容易に手に入る「刻み藁」はそれに合格する数少ない炭素資材である。これはネコブセンチュウ対策で使った。今秋にもたっぷり手に入るから、来春まで「施肥なし、藁入れ」で当面野菜栽培できないかと思っているところである。

 なお、果樹栽培も10本以上行っているが、甘夏は有機肥料を多投入して甘味が出て成功したが、他は効果なしなり枯らしたりで失敗している。これらは今後施肥なしとし、枯れたイチジク跡の表層に残っているであろう有機肥料や堆肥を除け、少しでも過剰肥料を取り除くこととする。

 いずれにしても、土壌中で有機物や無機物の分解合成を行う生物は、「大きく分けて3つのドメインに分類され、菌類(糸状菌など)・細菌・古細菌(好熱菌、好塩菌、メタン菌など)に分かれ、これら3つのドメイン間でも共生関係が生まれ、糸状菌叢の正常化だけでは本来あるべき姿の土壌とはならず、細菌叢、古細菌叢が整い、かつ3つのドメイン間のバランスも整わねばならないのである。」ということであり、土壌中の微生物群が理想的な土づくりをしてくれるのであるからして、これを肝に銘じてボツボツ対処していくこととしよう。

(書きかけ 以下後日)

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「たんじゅん農」=炭素循環農法を理解するにあたって思ったこと(土づくりその2) [土づくり]

 「たんじゅん農」については驚かされることがあまりにも多く、このことについては、「たんじゅん農」に興味湧く と題して先に記事にしたところである。
 先の記事でも紹介したが、「たんじゅん農」とは、炭素循環農法のことで、2001年にブラジル在住の林幸美氏(Sr.百姓モドキ?)がホームページで公開され、頻繁に補追、訂正が行われている。これには先駆者がおられ、同じくブラジル在住の「Sr.アヒル殺し」(日本人?日系人?)がおられ、その方の実践や理論を引き継いでおられるようだ。
 そのホームページは次のとおり。
 百姓モドキの有機農法講座
 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html
 なお、Sr.とはセニョール(ポルトガル語: senhor)で、英語のミスターに相当する語
 そして、日本において、それを普及させるべく、「しろ ゆうじ」氏が2009年にホームページを公開されている。
 たんじゅん農を楽しむ広場
 http://tanjun0.net/

 さて、炭素循環農法に入る前に、「土」の性状について広く知られている今までの知見で大いに参考になる事例をあげておこう。
 まず誰でも知っている森林限界という言葉。
 富士山や北アルプスの山岳地帯では概ね2500mで植物は生えなくなる。気温が低くなるから木が生えないというのではない。糸状菌(カビや茸)、これは通常の土壌微生物の中で最も多いものであるが、糸状菌は高山では繁殖できず、糸状菌が全くいないから木は生育できないのである。つまり、樹木は糸状菌との共生なくして生きていけないのである。
 砂漠でも同様であり、砂漠に植樹して水やりしても糸状菌がいない土壌であるがゆえに、苗木にくっ付いている糸状菌だけではおぼつかなく、樹木は全くといっていいほど生育しない。
 糸状菌の種類は非常に多く、なかには害になるものかあったり役に立たないものがあったりするが、菌から伸びた糸が複雑に植物の根と絡み合って糸状菌が作り出した様々な物質が植物の根に供給され、植物は生育できるのであり、糸状菌によってはまれに毒を入れて木を枯らすのである。
 植物の根と糸状菌の関係は、ヒトと腸内細菌の関係に酷似していると言ってよいであろう。
 ヒトの食性は、本来は完全な植食性であって、それも野草の生食で、芋も穀類も食べないのである。そして、それに適した腸内細菌が宿主のヒトとの共生関係でもって大繁殖し、後腸発酵によって各種アミノ酸、有機酸、ビタミンB群などを産生し、ヒトの栄養となっていたのであるから、でんぷん質もたんぱく質も一切摂取不要だったのである。
 ヒトの場合、今日では本来の食から大きく離れて穀類や肉・魚を多食するようになり、その結果、腸内細菌叢は様変わりしてしまい、後腸発酵によって産生される各種アミノ酸、有機酸、ビタミンB群などはほとんど作れなくなってしまっている。
 土壌とて植物を育てるために人が手を加えると同様なことになる。苦土石灰や化成肥料などの化学肥料に止まらず有機肥料(本来は土壌中で枯れた植物を糸状菌が分解すべきもの)を投与して、それを植物に直接吸収させるのだから、糸状菌の出番はなくなる。糸状菌が働こうとしても、これらの肥料が糸状菌の成育を妨げ殺すことになるから、慣行農法が行われている土壌の糸状菌叢は本来の姿とは全く異なった貧弱なものに変わってしまっているのである。
 よって、ヒトの場合、難病を克服するには生菜食しかなく、そうした食事療法を取ろうと、いきなり穀類や肉・魚を断って生野菜だけを食べ始めると栄養失調になって体を壊していまうから、腸内環境が整うまで玄米食を少量とるなど代替療法を取り入れたりする。
 植物を病害虫被害なしで元気よく育てる場合も、ヒトのこの例と同様に、土壌を本来あるべき姿の糸状菌叢にもっていくために何かの臨時措置を施し、それが成功したら、一切の肥料なし(ただし枯草などが必要)で素晴らしい野菜が取れるようになるというものである。
 このように、土づくりは、土壌の糸状菌叢を正常化させるのが第一に重要な方策として考えねばならぬ事項となる。
 ところで、土壌は糸状菌叢だけで出来上がっているものではないから、ややこしくなる。
 土壌中で有機物や無機物の分解合成を行う生物は、大きく分けて3つのドメインに分類され、菌類(糸状菌など)・細菌・古細菌(好熱菌、好塩菌、メタン菌など)に分かれる。
 これら3つのドメイン間でも共生関係が生まれ、糸状菌叢の正常化だけでは本来あるべき姿の土壌とはならず、細菌叢、古細菌叢が整い、かつ3つのドメイン間のバランスも整わねばならないのである。
 こうなると、理想的な土づくりをするのが至難の技となってしまうが、何もかも人の手でバランスを取らせたり、正常な叢づくりに手を出したりしなくても、一定の条件を与えてやれば、その後は彼らが思いのままに働いてくれ、うまくバランスを取り、正常な叢に近づけてくれようというものである。

 基本はこれでだいたい理解できた。
 じゃあ、理想的な土壌にもっていくにはどんな手立てをしたらいいのか、この先がまだ十分には分からない。
(書きかけ 以下後日)→ 「たんじゅん農」=炭素循環農法を半分理解したところで準備作業に着手(土づくりその3)
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「たんじゅん農」に興味湧く(土づくりその1) [土づくり]

 ヤーコンの普及活動を通じて、ある方から「たんじゅん農」に関する情報をいただいた。この類の農法には興味を抱いており、3年前には別の方から情報をいただき、本も買い、ほんのさわりだけを実践し、成功もし失敗もした。
 さて、「たんじゅん農」については、驚かされることがあまりにも多い。これについては本を買わなくてもネット上でその詳細が公開されている。
 「たんじゅん農」とは、炭素循環農法のことで、2001年にブラジル在住の林幸美氏(Sr.百姓モドキ?)がホームページで公開され、頻繁に補追、訂正が行われている。これには先駆者がおられ、同じくブラジル在住の「Sr.アヒル殺し」(日本人?日系人?)がおられ、その方の実践や理論を引き継いでおられるようだ。
 そのホームページは次のとおり。
 百姓モドキの有機農法講座
 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html
 なお、Sr.とはセニョール(ポルトガル語: senhor)で、英語のミスターに相当する語
 そして、日本において、それを普及させるべく、「しろ ゆうじ」氏が2009年にホームページを公開されている。
 たんじゅん農を楽しむ広場
 http://tanjun0.net/

 以上、ざっと検索した結果、分かった状況である。
<2017年>(4月5日)
 そして、「百姓モドキの有機農法講座」を所々読んでみて、ビックリしたのは次の部分である。以下、引用する。

自然農法の理念と原理
神様の意地悪(誰がやっても自然農)
 元大本教信者であった、岡田茂吉は天(神)の啓示により「自然農法」の理念と原理を知ったと述べています。島本覚也は、出口王仁三郎(二代目大本教教祖)の指示で酵素を研究、後に高炭素資材を微生物の餌に最大限活用する「微生物農法」を創始します。やはり、彼も天の啓示と語っています。つまり自然の代弁者です。ところが面白いことに、両者とも農業者ではありません。
 前者は自然農法の「理念と原理」。後者(自然農法とは無関係と思われているようだが)は、その「技術」を天から授かりました。そのためか、一方は技術が伴わず宗教的に、もう一方は、高い生産性を誇りますが「肥」の概念から抜けきることができていません。

 天が二人に分けて授けたため、少々ややこしいことに。それを更にややこしくしたのが、何も授からなかった?福岡正信です。自身の体験と思考から、農を哲学(自然農)にまで押し上げて(追いやって ^^ )しまいました。泥(哲学)団子は条件(各人)次第で出る芽が違います(解釈の自由度が高い)。その分、精神的な満足感も得られやすく一般受けします。
 前二者とは対照的で自分自身が農業者です。しかし、原理や技術など実効・実利面では、何も見るべきものはなく「自然農法=猿真似」と人々に信じ込ませた張本人。でも、自然農法の名を世に知ら示した啓蒙者としては最大の功労者(現在では教祖的存在)です。彼なくして自然農法の歴史は語れません。
 哲学(あくまでも私的定義 ^^; ):
 人(地)中心の典型的な天動説思考体系。自然農法とは相容れない自然から最も遠いもの。明らかな答えなど出してはいけない奥ゆかしい学問。自然農法は小学生の算数並、哲学など無用の長物。
 福岡正信: 曰く、「この世の歓びも幸せも、真、善、美すべての物も人間が探求する方向にはなく、もとの道、自然の中に完備していたのであり、人間の希求する健全な肉体、自由な心、豊かな物など一切は人間の手中に自ずから存在していたのである。それに気づかず、人智に驕って、自然のふところから逸脱したときからすべてを見失い、それらの幻影を求めて狂奔するようになったにすぎない」。曰く、「自然は解らない」。

 日本ではこの三師が自然農法の代表的な先駆者でしょう(それぞれ原理、技術、広報担当)。それ以前に、ルドルフ・シュタイナーがバイオダイナミック農法を説き「基点と捉え方」を示しています。彼もまた、農業者ではありません(霊能者=心の世界をカンニングしている違反者であり、神秘思想家・人智学の創始者)。
 しかし、これらのことは“アヒル殺し”の農法の実際を先に知り、関係ありそうだと後から調べている内に分かってきたこと(“アヒル殺し”はシュタイナーや島本覚也、福岡正信の存在すら知らない)。
 偉大な先駆者達が部分的に得たものを、プロの農業者としての日々の生産活動を通し、一まとめに得たのが炭素循環農法だと言えます。そのため、巷の自然農法(人の頭が作り出したバラバラの既成概念)とは全く関係ありません。でも、分かってみれば何のことはない、真の自然農法以外の何ものでもなかったのです。

 神様が一人に全てを授けなかった理由が、何となく分かるような気がします。入り口はどこからでも構いません。誰でも、普段の生活・営農活動の中から、当たり前のことに気付く。ただ、それだけでよいのです。
  実際には何も知らずに、自然農法の原理に則り営農している者は、かなりの数になるものと思われます。その証拠の一例を上げれば通常の施肥栽培では、絶対に得られない低硝酸の農産物(原理を知って言えること)が、普通の市場に入荷されているという事実です。自然農法は、ことさら特別なものではありません。

指導者はいない(新しい者が先生)
 土や作物は「作る」ものではなく「できる」もの。バランスは「取る」ものではなく「取れる」もの、自然の側が決めます。ですから、人ではなく相手(自然=仕組み=法則性)が指導者(基準)です。土、作物、虫、微生物などや、自然農法を知らない者、新しい者(後輩)、より若い者が実際に教えてくれる先生となります。

 基点(視点)の逆転により当然、上下関係も逆転。「自分は誰の言うことも聞かない。誰からも教わらない」これが本物(自然農法の本質を理解した者)の言葉です。
 だからといって、別段難しいことではなく実践すれば、伝えさえすれば、“あちら”(自然=下位者)から教えてもらえる仕組みになっています。もちろん、“あちら”が代価を求めることはありません。伝えるのも当然、無償でなければなりません(必要経費を除く)。

 自然農法の先輩(実践者など)から教わることは何もありません。先に知った者は、それを伝えるだけで何一つ教えることができないのです。自然農法の創始者(岡田茂吉)は、自然農法に指導者は「要らない」と言いましたが、正確には「できない」。指導しては「いけない」です。
 先輩からも貰えますが、それは「問い」。これも逆転し、何らかの「答え」を出すと、後からその「問い」が出てきます。人が指導しようとした途端、自然農法ではなくなります。人から教わろうとしたその瞬間、学ぶことを放棄したのです。視点=基点=教えが、自然の側(天)ではなく、人(地)=己の側(既成概念)になってしまうからです。

 故に、先導者=出題者(煽動者?^^;)はいても、指導者はいません。師弟関係も存在しません。あるのは無条件で子を育む、親子のような関係でしょうか。これも本物を見分ける重要なポイントです。
 指導者がいたら“おかしい”と断定して構いません。巷の自然農法の指導者然とした者の教えや、そのグループが似非自然農法になってしまうのも、自然農法自体が未だに、あまり知られていないのも同じ理由でしょう。

 人(先輩)の言葉ではない、自然農法の実践現場や生産物からは、直接教わることができます。栽培・飼育記録などの“生の”データは生き物の“ことば”。たとえ他人のデータでも貴重な自然の教えです。ただし人知・感情を捨て、あら探し、疑う姿勢を忘れないように。
 言うまでもありませんが作物に対する基礎的な知識(性質や生理作用、応用技術など)は、一般的農法と同じように、先輩や書籍その道の指導者などから教わることができます。また単に、理論面だけなら既成概念同様、教えることも教えられることも可能です(このhpのように)。  

精神論は逆走の元(拘り障害)
 自然の有り様(ありよう)を基準にするのが自然農法です。しかし、その自然自体が物理空間という鏡に、映し出された虚像。実像=“実体”は見えない世界(意識世界)に存在します。
 啓示の発信元でもあり、岡田茂吉や島本覚也が理念・原理や技術を授かることができたのも、“もと”が「在る」からに他なりません。この関係が混乱を招いています。

 “実体”: 全て(物質、非物質に限らず)を構成している“もの”。その“もの(光の珠)”を誰でも“みる”ことができる。見え方は次第に変化し最終的に、王冠のチャクラ(サハスラーラ)と呼ばれる“光の輪”となる。

 実際面で、このようなことは知らなくても特に支障ありません。ただ「認識できないことは存在しない」と否定したら「おわり」。囚われるのは否定するより更に困りもの。
1.人(表面意識) → 事象・・・[慣行農法]。
 人の考えを基準に事象を捉え、人の都合に合わせて対抗策をとる。
2.人(表面意識) ← 事象・・・[自然農法]。
 事象をあるがままに受け入れ、起因や因果関係を基に「生き物を生かしている仕組み」を円滑化するための対応策を講ずる。
3.人(表面意識) ← 事象 ← 意識世界(実在世界)・・・[精神農法?]。
 代表的なものがシュタイナーのバイオダイナミック農法。
 意識世界=言葉のない世界(未来、潜在意識もこの世界に属す)との関わりは、表現が多様・複雑・難解化する。

 事象 ← 意識世界(実在世界): 同じ種を同じように蒔いても常に発芽率が良い者がいる「種が蒔き手を選ぶ?」「種に好かれている?」などという現象が昔から知られている。無条件で動物が「言うことを聞く、好かれる」なども同じ。
 言葉: 物質に限らず科学、文学・芸術や言語、文化なども、言葉(虚像)の世界に属している。言葉を超えたところ(実像の世界)の“ことば”の応用がバイオダイナミック農法の調合材。
 「自然という二文字を頭に冠したものは実体の存在に気付いたとき、本当の理解が始まった」と言ってよいとは思います。しかし、誰でも見える世界と、“みえる”(分かる)者だけに、“みえる”世界を、ごちゃ混ぜに語るのは危険。農法としては 2. で十分。3. は分かる者だけのものと言ってよいでしょう。

 自然の仕組みに沿う → 省力・省エネ・省資源 → 環境負荷軽減(浄化・保全) → 生産性向上 → 生活の向上(質、量とも) → 精神的向上・満足 → 自然に感謝。
 これが自然の摂理に従うということ。従った結果現れる一連の現象。しかし、
 自然に感謝しろ → 我慢し精神的向上をはかれ → スローライフ・スローフードに徹しろ → 低生産に甘んじなければならない → 自然を大切にしろ → 資源の無駄遣いをやめろ → 自然の仕組みを壊すな。
 というのが一般的。でも、これ逆走なんです。いたるところで見られる因果取り違え現象。結果(事象)を「自然と調和し生きる方法」なのだと思い違している典型例です。
 精神論による混乱は、無意識の内に“実体”の存在に、気付いたゆえの歓迎すべき現象?。でも意識世界の知識を、無理矢理こちらの世界の言葉に変換したものを、“みえない”者が安易に使うのは考えものです。天動説に嵌ります。

 この世は、あくまでも物質世界。農業は「生きている」「物」を扱う仕事。精神面の偏重は意識の硬直化(精神世界病?)を招き、実際の栽培・技術面にも障害となって表れます。「拘り障害=自然農法症候群」とでも呼べば良いのでしょうか(笑)。施肥障害並みの重大な障害で、施肥農法と同様な結果をもたらします。
(引用ここまで)

 いやーあ、恐れ入りました。
 これから、時折2つのHPを覗いて知見を広め、自分なりに「たんじゅん農」を進めていきたいと思ったところです。
 引用の文末ででてきた「施肥農法」に関して小生が驚いたのは次の件(くだり)です。(以下、引用)
 
 有機農法=堆肥農法ではありません。有機物(炭素資材)を堆肥化すると、原料にもよりますが微生物の働きにより、半分から十数分の一の量になります。大量の資材を使うということは、それだけ環境に負荷をかけることを意味し環境破壊に繋がります。
 即ち堆肥は微生物が食べ残した残り滓(ボカシも同様)。残り滓で最大の効果を期待するのは無理というものでしょう。

 堆肥は作物の肥料にはなっても微生物の餌にはなりません。食べ滓ですから土を団粒化する力が僅かしか残っていないのです。最小限の有機物で最大限の効果を上げるためには、土の外ではなく土の中で微生物を働かせます。
 土壌物理性の改善(団粒化など)は微生物が土壌中で働いてこそ可能であり、これが実際の土の作り方。すると土は進化、階層化します。これが土を作るという真の意味です。

 団粒化に貢献するといわれる、ミミズや有用センチュウ等の微小生物は、微生物がいて初めてその力を発揮します。尤も土がフカフカでミミズが沢山いるようではまだ、土ができていない証拠。現行の有機(堆肥)農法を見れば明らかなように、菌害や虫害が出ます。
 炭素循環農法では糸状菌が先に有機物を食べてしまい、細菌類や昆虫、ミミズは消えてしまいます。微生物が有機物を分解し微小生物の餌とし、微生物自身も彼らの餌となり土壌中の食物連鎖ができ上がります。実際には、肉眼で確認できる虫はほぼ全て消えます。

 いかがでしたでしょうか。興味が湧いた方は、先に掲げたHPを覗いてみてください。

(5月10日)
 なかなか忙しくて、膨大なページの「百姓モドキの有機農法講座」がまだ全部読みきれていないが、ポイントが理解できたような気がする。
 野菜の肥料と、ヒトの食べ物と、これを比較してみて、基本は同じであることに気がついたのである。
 ヒトの食性は、本来は完全な植食性であって、それも野草の生食で、芋も穀類も食べないのである。そして、それに適した腸内細菌が宿主のヒトとの共生関係でもって大繁殖し、後腸発酵によって各種アミノ酸、有機酸、ビタミンB群などを産生し、ヒトの栄養となっているのであり、これで全てを賄ってきた。ゴリラがそうである。
 ところが、ヒトはまず原始時代に芋を常食するようになり、自前の消化酵素でデンプンを分解してブドウ糖をつくりエネルギー源とした。次に、一部地域では1万年前には芋に代わって穀類(たんぱく質を高含有)を常食するようになり、また、それ以前から一部地域で動物食を始め、アミノ酸も自前でたんぱく質を分解して調達するようになった。
 これにより、ヒトの腸内環境は激変し、加えて、穀類と動物食はあまりの脂肪過剰で腸内環境をさらに大きく変化させてしまったのである。
 ヒトの食性の基本的変化は、野草→野草と芋→野草と穀類→野草と穀類と肉というものであり、これによって、現代人は大腸内での後腸発酵はしなくなり、全ての栄養素を自前の消化酵素で調達するようになっていると言っても過言でない。
 ヒトはまだこの食性の変化に対応できておらず、虚弱であり、生活習慣病を多発し、けっして健康体ではない。客観的に申せば、現代人は皆、できそこないの生き物なのである。
 一方、野草を品種改良した野菜、これはまだまだ原始性を備えており、本来の育て方をすれば非常に丈夫な植物であるが、人類がその昔から行ってきた野菜栽培は、ヒトの食性同様に、本来の姿から大きく逸脱し、か弱い野菜しか育たなくなってしまっているのである。
 慣行農法は、化成肥料と苦土石灰で野菜に必要な主要栄養素(窒素、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウム)をダイレクトに賄おうというものであり、有機農法とて主要栄養素を吸収しやすくした有機肥料を与えるものである。これらは、ヒトの場合の芋・穀類・肉に相当するものであって、本来の野菜の栄養とはなっていないと考えられる。
 本来の野菜の必要とする栄養は、土壌中の菌類や細菌などの働きによって地表・地中の生の有機物や無機物が分解された理にかなったものであったはずである。つまり、ヒトがヒトに適した腸内細菌の大繁殖により後腸発酵によって各種栄養素が産生されてヒトの栄養となっていたのと同様なことが、土壌中で行われていたのである。
 それが、化学肥料や有機肥料が耕土に入り込むことによって、土壌中生物相がかき乱され、あたかも現代人の腸内環境のごとく本来の姿と極端にかけ離れた性状に変化してしまっているのである。
 これでは、野菜が本来必要とする理想的な栄養が得られなくなっているのは必然であり、現代人と同様に虚弱であり、病虫害を多発し、けっして健康体ではなく、皆できそこないの野菜ばかりになってしまうのである。
 さて、ヒトの食性を本来の姿に戻すのは至難の技であり、容易なことではないが、完全生菜食を実行しておられる方は現に何人もおられ、難病を克服しておられる。
 それと同様に、野菜作りも本来の土壌中生物相に戻すのは容易なことではないが、やってやれないことではない。ただし、一筋縄ではできっこない。野菜はヒトと違って生物種が多様であり、個々の野菜の種と土壌中生物相との共生関係は一様ではなかろうし、土質の違いにも左右されよう。
 そうしたなかで、「たんじゅん農」は、野菜本来の土壌中生物相に戻す手助けをする様々な手法を提示していると考えられる。

(本稿の続き)
 「たんじゅん農」=炭素循環農法を理解するにあたって思ったこと(土づくりその2)
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1.25 果樹園にラジノクローバーの種を蒔いて雑草防止&土づくり [土づくり]

 自宅前の畑の西区画は約0.5アールしかないが、晩秋に果樹園にすることに決めた。
 現在植わっているのは柑橘類2本、イチジク3本であり、タラの群生地とウドの畝もこの区画にある。そこに新たに桑の木を晩秋に植えた。その桑の木と幼木のイチジク2本が生長すれば、この区画はほぼ埋まる。
 なお、隣接して細長く柿の木2本とビワの幼木が植わっている場所があり、これを含めると、果樹園は1アールを越えようか。
 今のところ、柑橘類2本の周りは大した雑草は生えず、草刈の必要はほとんどない。しかし、桑の木やイチジク3本の周りとタラの群生地そしてウドの畝は激しく雑草が繁茂し、定期的に草刈せねばならない。ビワの周りも同様だ。一方、柿の木の下にはけっこう背が高い雑草が生えるが、柿の木にダメージを与えることはなさそうで、草刈の必要はほとんどない。
 さて、この果樹園を自然に放置しておいても草刈りをせずに済み、見た目にもよくする何かいい方法はないかと思い、福岡正信氏の著「自然農法」に、たしかいい方法が書いてあったのを思い出し、久し振りにその本をめくって見た。そしたら、ラジノクローバーが一番のおすすめと紹介されていた。
 早速ネット検索したところ、その種が500gで1500円ほどで手に入ることが分かった。10アールで2、3kg蒔くのが標準とのこと。うちの果樹園は柿の木を含めて1アールほどだから、種が多すぎるが、休耕田の土手に蒔けば雑草抑えにもなるとのことだから、ラジノクローバーの種500gをネット注文した次第。送料込みで2150円となった。
 秋蒔きがベストだが春蒔きでもいいとのことだから、春には種蒔きしよう。うまくいけば、果樹園全体そして休耕田の土手がクローバの絨毯で埋め尽くされるのではないか。今から楽しみだ。そして、果樹園でクローバーの花が咲いたら、そこでゴロンと寝そべってみたい。きっといい気分を味わえることだろう。
 こんな取らぬ狸の皮算用をしているのだが、ラジノクローバーの栽培法などについて、福岡正信氏の著「自然農法」に詳しく書かれているから、小生の勉強のためにも、それを抜粋して紹介しよう。
 ところで、ラジノクローバーとはどんなクローバーかというと、これは同書には書いてないが、普通のクローバーより随分と大きく生長する品種のようだ。主として飼料用に用いられ、シロクローバーの巨大化した変種で、葉や花は普通のシロクローバーと同じような形だが、大きさは2~4倍になるとのこと。
 同著を読んで得た結論として、「ラジノクローバーの寿命は長くて10年。やはり雑草との共生が一番いいようだが、雑草の一部に代わって野菜の種を捨て播きすれば、野菜の収穫も楽しむことができる。」ということが分かった。
 ここは、急がず、先ずはこの春にラジノクローバーの種播きだけをやって、それが繁茂するように何か手助けをすることにしよう。

(以下、福岡正信氏の著「自然農法」を引用)
 自然に復帰した立体的果樹園の姿を、私は次のように描いている。適地適作、山は山、谷は谷を生かし、果樹の単樹種栽培をやめ、落葉果樹と常緑果樹に、かならず肥料木も混植する。その肥料木も窒素肥料を作る豆科のアカシア類はもちろん、燐酸やカリなどの養分を作ると思われる山桃やハンノキ、マキなどを混生させてみる。
 さらにこれら喬木、灌木には、蔓性のブドウやアケビ、キウイなどの果樹をからませて作るのも面白い方法になる。
 果樹の下草には、緑肥の豆科はもちろん、土の肥沃化に役立つ各種の雑草を植える。また牧草や野草化の野菜を繁茂させ、家禽や家畜を放し飼いにするのは当然である。
 このように立体的に空間を生かした自然果樹園は、従来の画一的多量生産方式の果樹園と趣を一変し、自然とともに生きようとする自然人にとっては、地上の楽園になるであろうと考えている。…
 果樹園においても、無肥料栽培論が通用することは前述した。ここでは土づくりのための草生栽培について述べておく。
 土壌管理の目的は、岩石が風化され、その風化物が作物の生育に適する土壌となり、肥沃化する、ということにある。土を死物の無機物から有機物化(生物化)せしめる、すなわち土を生かして無肥料栽培にするための第一の方法が草生栽培である。…
…荒廃した老木園の…死滅した土を生きかえらせるには何がよいか。私は、…30種類ばかり園に種を播いていろいろと観察した。その結果を総合的に判断して、ラジノクローバーを主として用い、ルーサン、ルーピン、ウマゴヤシ等を副とした草生を行うようになった。…
 ラジノクローバー
・特徴
(1)本種を草生に用いると雑草がなくなる。…畑の雑草のほとんどは2~3年で絶滅し、クローバ一色となる。
(2)土壌が40~45センチくらいまでは改良できる。
(3)6年から10年間以上も種を播きなおす必要がない。
(4)果樹と肥料の競合、水分争奪が少ない。
(5)刈り取り後に再生しやすく、健全になり、ふみつけても強靭である。
(6)農作業に支障がすくない。
 ただ夏の高温、過干で菌核病を併発し、夏枯れを起こしやすいこと、日陰、樹下で成育が劣るのが欠点である。
・播種法
 初秋に条播きするのがよい。遅れると虫害を受けやすい。覆土して失敗することが多いから鎮圧程度にするほうがよい。土手や道端などは晩秋期の雑草が枯死を始めたころ、その中にふり播いておけば徐々に繁茂してくる。春播は初め雑草に負けやすい。いずれにしても1カ年は、草刈りをして繁殖を助けねばならない。春に甘藷ヅルを植えるようにツルを植えるのもよい方法で、こうすると夏までに畑全体の草生ができる。
ラジノ栽培はこうやる
 クローバーは、強力に繁茂して雑草を圧倒し、駆逐していくという力は少ない。繁茂が密なのでほかの雑草の発芽を防ぎ、初期の生育を阻害し、次第に雑草が消滅していくのである。また、ふみつけられたり刈り取られると、かえって強靭に育つが、ほかの草は衰弱してゆくため、雑草が次第になくなるのである。この性質をつかんで管理しないと失敗する。初めは雑草と共生状態になるが、このとき無用の心配をして、草けずりをしたり、あきらめてしまってはいけない。だが、繁茂後安心して放任すると、過繁茂のために斑点病や白絹病が発生して雑草も再発し、5~6年でまた雑草園になってしまう。長年月保つためには、芝生の手入れのように周到な管理が必要である。…
 クローバーは横に繁茂してゆく速度は遅いから、初め畑のすみずみまで播いて、管理をよくすれば、雑草対策は必要でなくなり、刈り取りの手間も雑草園とは比較にならない。あらゆる点でミカン、落葉果樹園ともにラジノは播かれるべきものと思われる。
乾燥地にはルーサンも適している
 雑草対策としてラジノに勝るものはないが、暖地で夏枯れしやすいところや乾燥地はルーサン(アルファルファ)を混播しておくのがよい。特に土手などにはよい。
 ルーサンはたいへん深根性で、根が2メートルにもなるので、土地の深層改良にはもっとも優れている。多年生で強靭、耐干性、耐寒性とも強く、高温にも強いので実用価値は高い。クローバーと混播すればほかの雑草もなくなる。…
草生栽培の実際
 草生による実際の状況について、つけ加えておこう。
 クローバー草生は、一度種播すると6~7年ごろまでが最盛期で、次第に成育が衰えてくる。管理にもよるが、10年もするとその衰微につれて、雑草が再び発生してくる。…
 とにかくクローバー草生も10年も経つと、もとの雑草園に戻るが、畑作業に支障がない程度であれば、雑草園でもなんらさしつかえない。事実、一つの植物が永年続いて群生しているということは、かえって土壌の性状を偏ったものにするはずであり、その点から考えると、雑草が次々と発生、消えていく姿がむしろ自然であり、土壌の肥沃化、発達にもなると思われるのである。
 今私は、クローバー草生に固執する考えはない。雑草になれば雑草でよいが、あまり雑草が繁茂しすぎると、草刈作業にも困るようになる。このときはまた新しいクローバーの種を播くか、野菜草生をして、草刈の手間を省けばよい。
 土作りのための草生栽培という点では、今はあれがよい、これは悪いと断定することは避けたい。ということは極端に言えば、時と場合で変わってくるからである。どの草にもそこに発生したのには意味がある。自然の土が肥沃化するに従って生えてくる雑草も年々変わってくる。その雑草と同じ科の野菜を草の中に播きこんでおけば、雑草が同科の野菜に変わってゆくのである。このような野草化野菜は、供給ということのみでなく、雑木の強力な防止策になり、土地改良上重要な役目を果たす。
…秋は十字科の野菜を、春はナス科、初夏はマメ科の野菜などの種を、雑草の中に捨て播きしておくやり方で、十分強力な野菜を作ることができる。…とにかく雑草の中に野菜を播いて、雑草対策とするこのやり方が、十分、果樹園の土壌改善の一手段になっているのである。
 土のことは、土を見るより、草を見て知るほうが早い。草のことは草によって、また土は草によって解決できるものである。
 荒地や、科学農法の継続によって寿命の来た園の木と土の回復を図る手段に、この考え方を適用したわけである。私がこの30数年かかってわずかに知りえたことは、自然農法で、自然に土を若返らすことができたということ…くらいのものである。
土壌管理について
 しかし、自然農法による土壌改善は、長い年月がかかる。…
草生栽培による土地改良は、表層の土15センチを作るだけでも5年や10年はかかる。…年数がかかるということが、自然農法の一つの欠点である。…劣るとしても、農地を世襲的なものと見れば、その評価はおのずから異なってくる。無耕鋤、無中耕、無化学肥料で、いつの間にか土が自然に肥えていくということは、…無形の財産が増加しているはずである。

 ここからは2016年のクローバ栽培について記す。
(4月15日)
 種蒔きに先立ち、果樹園全体の草叩きをしておいた。
(4月25日)
 種蒔きの準備を行う。まず東区画(柿の木・ビワ)に取り掛かる。枯草などを除け、テンワで草叩きしながら整地。簡単に終わる。次に、ブルーベリー区画。これも簡単に終わる。
 手こずったのは中区画(柿の木)。西際に球根がびっしし残っており、これをツルハシで掘り出す。随分とたくさんあり、小1時間要す。併せて、西区画との境の排水溝の位置を少し東にずらし、真っ直ぐにする。
 最後に、西区画(柑橘類2本、イチジク3本、桑1本、タラ群生)である。同様に整地するのだが、本数が多いからけっこう時間がかかった。
(4月26日)
 本日、ラジノクローバーの種蒔き。10アールに2~3kg種蒔きせよとのことで、1アール強だから、500gの種袋の半分をばら撒く。甘夏、ユズ、金柑そして西の柿の木の周りは蒔かなかった。
 種を蒔いた後、乾燥防止のため、除けておいた枯草を一部はほぐしながら、万遍にばら撒く。
 そのあと、果樹周りに施肥。混合肥料には種粕を混ぜてあるので、これは種蒔きしなかった甘夏、ユズ、金柑そして西の柿の木の周りにばら撒き、ラジノクローバーを種蒔きした樹木周りには鶏糞だけをばら撒いておいた。
 明日明後日は雨模様とのことであったが、明日は曇で雨はない予報。その後は晴天が続くようだ。これでは芽吹きに支障がありはしないか。
(4月30日)
 28日にたっぷりの雨。29日、30日と晴天で果樹園の一部が乾き気味。そこで、14時からホースを最大に延長して30分以上散水。(採水継続:5/1、2)
(5月1日)
 何やら同じものがいたる所で芽吹いてきた。これはきっとクローバだろう。
(5月14日)
 芽吹き観測から2週間経つがいっこうに大きくならない感がする。大丈夫か?
(5月30日)
 雑草に負けそうな感がする。10日ほど前にも主だった草を引いたが、本日、なるべく丁寧に大きな草を引く。
(6月10日)
 日が当たる箇所は雑草に勝って順調に生育しだした感がする。樹木の陰になるところはか弱いままで、少々心配。
(6月17日)
 生え損なった箇所に追加種蒔き。
(6月18日=写真撮影)
DSCN0471.JPG

(7月15日、18日、20日、23日)
 全般に雑草が優勢で、クローバには日が当たらない所がほとんど。
 6月下旬から勢いが強い雑草を引いたり上部を千切りとったりしているが、どでだけもできないし、直ぐに雑草が勢いを増す。
 クローバはか弱く何とか生きているといった感じだ。
 もうダメかもしれないが、7月15日から順次、可能な限り丁寧に草引きをすることとしたが、たいした効果はなさそうな感がする。
(8月23日)
 雑草は1か月前に手を入れたせいか、思いのほか生長が鈍い。クローバは疎らだが、絶えることなく何とか生き残っている。
(8月29日)
 その後に雨があったせいか、雑草がグーンと伸びた。草刈機で上部を刈り取ったが、クローバはまたまた減った感がする。
(11月7日:種蒔き)
 桑の木周りに若干生き残り、青々としている。
 残り種が十分にはないが、果樹園のほぼ全体に種をばら蒔く。ただし、柿の木エリアは淵しか蒔けなかった。
<2017年>
(5月10日)
 秋蒔きがうまくいったようで、全部ではないが、けっこう広い範囲にクローバが繁茂している。
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2015.9.12 堆肥場の新設 [土づくり]

 2014年2月17日に、自宅前の畑に3箇所ある堆肥場の更新を3年ぶりに行った。
 穴を掘って野菜屑や引いた雑草を積んでいくだけのものであり、適当に腐って沈んでいくから、山になることはない。それでも土が入り込むから少しずつ盛り上がっていき、何年かに一度は全部を掘り出さねばならない。3箇所とも果樹(甘夏、柿2本)が根を伸ばしてきている場所であり、どれだけかは根っこを切ってしまうから、あまり好ましくない位置にある。
 加えて、この作業は重労働であり、何時間もかかる。67歳の身には少々こたえる。
 よって、いままでの堆肥場はそのままにしておき、1箇所新設することにした。
 甘夏の隣の堆肥場の東側である。ここは10年以上前に堆肥場にしていた所であり、その後は草花がゴチャゴチャに植えてあり、毎年一人生えしている。
 どれもおふくろが植えたものであり、おふくろが死んだ今は不用の草花であるから、その球根や根っこを全部掘り出し、隣の堆肥場に積み上げる。
 その堆肥場は甘夏の根っこが伸びてきているから、施肥をした。種粕と鶏糞をたっぷり振りかけ、新設堆肥場から掘り出した土を掛ける。
 まだまだ土を掘り出さねばならず、これをどこへ持っていくかであるが、ネギを本伏せした一番端は寄せ用の土が足りないから、まずここへ運び込む。まだまだ土を掘り出さねばならず、その土は昨日作ったニンニクの畝が低いので、とりあえずその畝の畝間(南側)に置くことにした。
 これで、深さ60cmほど、120cm×60cmの広さの堆肥場ができた。なお、雨が流れ込まないよう、縁に軽く土盛りした。土に湿り気があるから、手でパンパンと押さえるだけで土盛り完成。
 これを行うのに2時間半を要した。
 ところで、この堆肥場は、たぶん更新することはないだろう。4年は持つだろうし、そのときは70歳を超えており、今日のような重労働はやる気がしないだろうからだ。
 堆肥場ならぬゴミ捨て場の新設である。
(9月16日)
 盆栽棚の跡を整備した際に多量の草花と雑草などが出て、この堆肥場の寿命が案じられる。
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6.18 どんな肥料をどの程度撒けばいいか、これは難問。試行錯誤するしかしかなさそう。 [土づくり]

 2013.9.6 「適正な施肥量を決めるのは難しい」と題して記事にした。そのときの記事を踏まえ、今現在の思いを綴ることにする。
 2013年9月からは化学肥料を使わないことにしたものの、化成肥料の残りが1袋半あり、これはおふくろが自宅前の畑で気紛れ的に追肥に使い、そのうちなくなるだろうと思っていたが、おふくろは今年から全く農作業をやらなくなり1袋が残ったままだ。また、30年以上前のものと思われる化成肥料(窒素、カリのみ)が2袋も納屋の奥から昨年出てきたのだが、これはヤーコンを中心に使うことにし、今では半袋の残である。
 なお、その不思議な化成肥料をヤーコンに使ったら、施肥過剰になったようで、樹体が例年以上に育ち、いつまでも青々としており、反面、芋の成長は例年より落ちた。
 各種野菜全般に、ここ10年ほどは、化成1:種粕3に混ぜた肥料をメインに施肥し、商品名「ようこん」(動物残渣)を堆肥代わりに下ごしらえに多用してきた。しかし、2年ほど前から、これが農協の注文書から外されてしまったので、「ふりかけ堆肥eco」(原料は不明)に切り替えたところである。
 この2つの有機肥料は値段が高いが、それなりの効果は出ていた感がするものの、それは単なる過剰肥料効果かもしれない。そこで、今年は購入せず、残りもの2袋を細々と使っている。
 うちの特徴としては、「草木灰」の利用であり、これがけっこうな量になっていると思う。自宅の堆肥場に積み上げたもので、堆肥にならないものを冬に休耕田の隅に持って行き、燃やすのである。これは、ついでのことであって、主体は庭木や果樹の剪定で生じた木の枝であり、次が休耕田で刈り取った雑草である。ただし、近年、野焼きがやかましくなり、通報されもしたが、それに懲りずやっているものの近年は休耕田の雑草を全体までは燃やすことができない。
 なお、苦土石灰は、作付け前に十分に振ることにしている。
 さて、ここ1年、主力としている肥料は、牛糞、鶏糞、種粕であり、それの組成、施肥目安量を調べたら、次のようであった。参考までに化成なども掲げる。
                                       
                 窒素(%)  リン(%)  カリ(%)   
 <10a当たり目安量>  葉肥え   実肥え   根肥え
 従前使用の化成肥料    8       8       8   
 ふりかけ堆肥eco      1.9      2.1     1.0
  <5~10袋>
 ようこん(動物残渣)     3       5       3
  <10~30袋>
 牛糞(乾燥物換算)     1.4      2.1     2.7  
 発酵鶏糞           3.8      6.6     3.1 
  <10~12袋>
 種粕              5.3      2.0     1.0
 草木灰             ?       ?  (カリが多い)

 素人考えではあるが、草木灰は微量ミネラルが植物に吸収されやすい状態になっており、何にも増して重要な肥料ではないかと思っている。焼き畑農法がいい例ではなかろうか。そうしたことから、野焼きを再度当局に通報されても止めないつもりでいる。ダイオキシンがどうのこうのと一時騒がれたが、草木から発生する量はたかが知れているし、ダイオキシンの有毒性は考えられていたほど高くないことも判明しているから、煙が常時民家にたなびかなければ一向にかまわないとしてよいであろう。良く乾いているのを確認して燃やせば良いのである。
 なお、米国の土壌はミネラルたっぷりで、日本から持っていった種で栽培すると、日本より大きな実が付くという。
 うちでは、この草木灰がけっこうな比重を占めるのではなかろうかと思われるが、実が大きくなるまでのことはない。そして、2年ほど前から少々取り入れ始めた自然農法(雑草との共生:雑草をなるべく叩かず、その堆肥化を待つ)によって、土壌が肥沃にならないかと期待している。

 2年前にも記事にしたのだが、須賀前の畑でサツマイモの栽培を始めたら、かなりの肥料が残留していたようで、2品種のうち1品種は完全なツルボケで、ほとんど収穫できなかった。同じ場所で無肥料にもかかわらず、2年目もひどいツルボケとなった。引き続き無肥料でいく今年はツルボケしてほしくないものである。
 過剰肥料を嫌うトマトや豆類の作付けに当たっては、施肥量を少なくしているが、やはり肥料過剰のようである。それは、トマトで分かる。実が付いた房の先端から葉が出るものがちょこちょこあり、それが肥料過剰の証拠であるとのこと。
 それが、今回の作付けでの肥料過剰なのか、累年過剰なのか、ということになると、サツマイモの例からして累年過剰と言えよう。
 ところが、自宅前の畑も同様に肥料過剰と思われるのだが、今年、十六豆の苗を植え付け、それがだんだん大きくなっていく過程で、葉の色がやけに薄いのに気が付いた。このブログ日記を見てみたら、無肥料であった。豆類だから肥料は少なくてよいのだが、無肥料だったから、こんな姿になったのであろうと、あわてて施肥したところ、葉の色が濃くなった。
 たまたまこの箇所は残留肥料が少なかったのかもしれないが、分からないものである。

 そして、今年、余ったトマト苗を、サツキが植えっ放しになっている畝に定植したら、ヤセホセで伸びていき、葉の色も薄かった。定植穴に牛糞をかなり入れたのだが、明らかに肥料不足である。その後、2回、追肥(化成と有機肥料各種混合)したところ、どれだけか軸も太くなり、葉も青々してきたが、葉は小さく、実の付きかたも少ない。
 なお、その際に生えていたフキは葉が大きくなり軸太となり、良品のフキが収穫できた。一人生えで施肥したことがない(たぶん、おふくろも施肥していなかっただろう)から、肥料不足となっていたのであろう。
 樹木畑の空いた箇所に、今年初めてカボチャを作付けし、トマト同様に施肥しているが、まだまだツルがどれだけも伸びておらず、これはもっと追肥せねばならないだろう。

 以上が今年の状況であるが、おふくろが施肥しなくなったから、これからは小生だけの施肥となり、化成の余りを使いつつ、各種有機肥料を気持ち抑え気味に施肥して様子を見るしかなかろう。その加減が難しく、十六豆で失敗したが当初は無肥料として様子を見るべきかもしれない。

 この世はまさに飽食時代。あまりの栄養過多で体を壊すヒトが多いのは稼業のファーマシーの立場から重々承知している。そして、同じ生き物である植物だって同じではなかろうか。野菜君たちにも「腹八分」にしてあげたら、より美味しくより栄養価が高いものをヒトに与えてくれはしないか、と勝手に考えている素人ファーマーである。
 なお、有機肥料も、野菜にはやはり動物性のものより植物性のものが合うようで、腐りにくく日持ちするというから、鶏糞は控え目にせねばいかんだろう。
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肥料過剰は野菜が腐る、特に動物性肥料は [土づくり]

 「1931年生まれの自由気ままな白髪の自称青年」の方のブログをときどき覗いているのですが、野菜に関してびっくりする記事が出ていました。
 「肥料過剰は野菜が腐る、特に動物性肥料は問題。植物には植物性肥料が相性がいいのであって、本質的には無肥料でないと野菜は腐る。」というものです。
 それはどうしてか。下記をクリックしてご覧ください。
  お爺ちゃんの万華鏡 「腐る野菜」 
 今年の夏野菜から肥料の使い方を変えねばなりません。さて、どうしよう。有機肥料ばかり使っていますが、ほとんどが動物性のものです。牛糞堆肥ならまあいいか、とりあえず、これでいってみることにしましょう。
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4.9 夏野菜用の畑起こしを中止 [土づくり]

 2015年からは、なるべく自然農法を取り入れようと、ビッチュウでの畑起こしはせず、畝立ては冬野菜の畝をなるべく使いながら鍬で整形し直しする程度に止めた。
 それでもって、収穫が違ってくるかどうか、様子見したい。

<2014年4月9日の記録>
(須賀前の畑)
 夏野菜の苗はたいていゴールデンウイークに定植するのだが、今時の苗は早期栽培に向いたものであり、生りが早すぎるし、終わるのも早い。
 本来なら、もっと遅く定植したいのだが、多くの苗をお隣さんからいただき、一部の苗はうちで種蒔したものを管理していただいている。こうしたことから、ゴールデンウイークに入ったら直ぐにもらってこなければならない。
 よって、夏野菜用の畑起こしや畝立ては4月中旬には終わらせねばならない。
 畑起こしは、以前は人力(ビッチュウ)で少しずつやっていたが、還暦をとうに過ぎ高齢者に差し掛かった老体では体力的にも限界が来たので、一昨年から、お隣さんに耕運機を貸してもらい、空いた畝を全て耕した。
 やはり文明の利器の力はすごい! 楽ちん、楽ちん!
 これに味をしめて今年はビッチュウでの起こしを全然やっていない。
 なお、世の中には「不起耕栽培」なるものがあるようだが、枯草などでの自然堆肥づくりなど地道な努力が要りそうで、当面は今までの方法を取るしかない。これについては、ブログ友達が一宮市で挑戦を始められたから、それが軌道に乗ったら、そのノウハウをご伝授いただくことにしよう。
 さて、その畑起こしだが、今週末にお隣さんから耕運機を借りて行う予定であり、引き続いて畝立てを何日かかけて少しずつ行うことになる。
 畝立てするに当たっては、昨年から化学肥料(除く苦土石灰)を全く使わないことにしたから、あらかじめ有機肥料を敷き込んでおくことにする。
 ところで、有機肥料は色々なものがあるから、昨年の例を参考にして、作付けする野菜の種類によってどれだけか変化を付けたいと思っている。なお、作付け位置は既に決定している。
 なお、畝立て時に畝の下に敷き込む肥料(ただし苦土石灰は畝立て前)を次のとおり予定し、追肥は昨年同様原則としてなしとする。昨年の施肥量(含む冬野菜)が適正かどうか不明だが、今年から1畝増やしたサツマイモがツルボケするかどうかで判断できよう。
・大豆
 畝立て時は苦土石灰のみ。植え付け後に有機肥料粒のみ
・サツマイモ&メロン(混植)
 畝立て時は苦土石灰のみ。メロンは植え付け時に各種有機肥料を株周りに濃厚に施肥し、サツマイモはツルボケ防止のため無肥料
・オクラ
 苦土石灰、種粕、有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞
・ピーマン類
 苦土石灰、種粕(多)、有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞 
・ゴーヤ
 畝立て時は苦土石灰のみ。植え付け時に各種有機肥料を株周りに濃厚に施肥
・白ナス
 苦土石灰(多)、 種粕(多)、 有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞、 石膏
・トマト
 苦土石灰(多)、種粕、有機肥料粒、牛糞、鶏糞、石膏(多)
・ネギ苗
 畝立て時は苦土石灰のみ。植え付け時に溝に種粕と有機肥料粒
・丸芋(畝立て・施肥済み)
  苦土石灰、種粕(多)、有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞
・ニンジン(畝立て・施肥済み、一部種蒔き済)
 苦土石灰、種粕、有機肥料粒、牛糞、鶏糞、鉄
・ヤーコン(専用の畑で連作)
 苦土石灰、牛糞、20年以上前の化学肥料(納屋の奥から発見)2種類を在庫整理のため、当分の間使用する。
 備考:石膏は「畑のカルシウム」(硫酸カルシウムを粒状に固めたもの)、鉄は使用済み使い捨てカイロを砕いて粉末にしたもの
(4月11日追記)
 お隣さんから耕運機を借りて空いた畝を耕運。明日から順次畝立て。
(4月12日追記)
 ヤーコン以外は予定どおり肥料を入れて畝立て。
(5月4日追記)
 ヤーコン7畝、肥料を敷き込み、畝立て。

(自宅前の畑)
夏野菜の作付けは須賀前の畑がメインだが、自宅前の畑でも一部行っている。自宅前は、時期が来たら毎日収穫する必要があるキュウリと十六豆とし、空いた畝に須賀前と同じものを少し作付けしている。そして、須賀前で白ナスを栽培して種取をしており、これと交雑してしまう紫ナスを自宅前で栽培するのが常で、今年もそのようになる。また、里芋は夏に日照りが続くと収穫が激減するので、今年から水やりしやすい自宅前での栽培だけにすることにした。
 さて、自宅前の畑起こし&畝立てであるが、まだ全く手を付けていない。今週末に、お隣さんに耕運機を貸してもらい、空いた畝を全て耕すことにし、引き続いて畝立てを行うことにする。
 須賀前の畑へは一昨年からおふくろが行かなくなったので、昨年から化学肥料(除く苦土石灰)を全く使わないことにし、あらかじめ有機肥料を敷き込んでから畝立てをすることにしたが、自宅前の畑は、昨年もおふくろが過剰と思えるほどに化成肥料(種粕を3倍量混合)を撒いているから、有機肥料を敷き込まずに畝立てすることにする。
 ただし、昨年、母屋から離れた南区画には、おふくろは施肥しに行かなかったので、ここだけは有機肥料を敷き込んで畝立てし、化成肥料は使わずに栽培しようと思っている。なお、今年おふくろが行かないかもしれない北東区画の南側は控え目に有機肥料を入れよう。
 有機肥料は色々なものがあるから、昨年の須賀前の例を参考にして、作付けする野菜の種類によってどれだけか変化を付けたいと思っている。なお、作付け位置は既に決定している。
<南区画>
・接木苗のトマト
 苦土石灰(多)  種粕  有機肥料(粒) 牛糞 鶏糞(少)  
・紫ナス(八ちゃんナス)
 苦土石灰(多) 種粕(多) 有機肥料(粒)(多) 牛糞(多) 鶏糞
・キュウリ第2弾
 苦土石灰  種粕  有機肥料(粒)  牛糞 鶏糞
・十六豆第2弾
 苦土石灰  種粕  有機肥料(粒)  牛糞 鶏糞
<北西区画>
・キュウリ第1弾
 苦土石灰のみ
(後日、キュウリ第3弾作付け)
・十六豆第2弾
 苦土石灰のみ
<北東区画>
・里芋(3畝)
 苦土石灰のみ
<北東区画の南側>
・オクラ
 苦土石灰  鶏糞  有機肥料(粒)
・オクラ&ピーマン
 苦土石灰  鶏糞  有機肥料(粒)
<西区画>
・ネギ(8月本伏せ)
 苦土石灰のみ
・ニラ(ウドの北側)
 荒れた場所につき、苦土石灰(多)、有機ペレット、牛糞 
(4月11日追記)
 お隣さんから耕運機を借りて耕運。
(4月12日追記)
 北東区画の南側2畝の畝立てを計画どおり実施。ニラの場所を起こし
(4月14日追記)
 北西区画2畝、南区画4畝の畝立てを計画どおり実施。ただし、南区画のキュウリ第2弾・十六豆第2弾は肥料の敷き込みのみ。

<2013年の記録>
 例年、夏野菜を定植(あるいは直播き)するための畝立てを4月下旬に行っているのだが、最近は、間もなく95歳になるおふくろが、まだかまだか、と口うるさい。そんなわけで、最近は4月半ばには畝立てを完成させていた。
 今年も昨年と同様に、お隣さんの耕運機を借りて空いた畝を全て4月12日に耕し、4月15日に須賀前の畑の畝立てを行なった。前日に、各種野菜の作付け予定位置に立て札を立てておいたので、それに基づいて畝立て。
 まずは、小型ビッチュウで均し。西隣に使わない用水路(U字溝)があり、そこから官民境界まで数十センチあるが、畑との高低差がけっこうあって土が流れやすい。そこで、官民境界に近い方を低くするための土移動を行なった。ここのところの晴天で土が乾いており、楽ではあるものの、けっこう力がいる。
 これが済んで、苦土石灰を撒きにかかったが、風が強く、西の方の大豆とサツマイモの予定位置だけ撒いて、あとは畝立て位置に濃く撒くことにした。
 次に、施肥。これは、作付け品種によって変えることにした。 
 なお、今年から化学肥料は一切使わずに有機肥料だけで栽培することにしており、下ごしらえとして、次のとおり施肥しつつ、順々に畝立てした。

大豆      (後日施肥のみ)
サツマイモ  (植え付け後に様子を見て施肥・畝立ては均しのみ)
いんげん豆 苦土石灰  種粕    有機ペレット    牛糞
オクラ     苦土石灰  種粕    有機ペレット(多) 牛糞(多)
ピーマン   苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏 
ゴーヤ    苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏
里芋・丸芋  苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多)
白ナス    苦土石灰(多) 種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏 鉄
トマト     苦土石灰(多) 種粕  有機ペレット    牛糞   石膏(多) 鉄
メロン     苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏 鉄
ネギ苗    苦土石灰  種粕   有機ペレット

 備考:石膏は「畑のカルシウム」(硫酸カルシウムを粒状に固めたもの)、鉄は使用済み使い捨てカイロを砕いて粉末にしたもの
 なお、トマトは3畝予定しているが、2畝はホウレンソウが未収穫だし、ネギ苗がまだそのままだから、それらが終わってからとする。第2弾、第3弾用だから、十分に間に合う。
(翌日追記)
 ヤーコンの畝立てを行なう。施肥は次のとおり。
 西の5列 苦土石灰 種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(各畝1袋) 
 東の2列 苦土石灰 種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(各畝1袋) 鉄
(4月28日追記)
 白ナス2畝のうち1畝は春キャベツが収穫中で、前日収穫を終え、本日急きょ、起こし・施肥・畝立てを行い、早速定植。 
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日本列島の土壌は痩せているから野菜のビタミン・ミネラルも少ない [土づくり]

 日本列島の土壌は痩せているから野菜のビタミン・ミネラルも少ない、と言われています。では、諸外国とどの程度の違いがあるのか、これについてはなかなか情報が入ってきません。
 やっと一つたまたま入った情報が次のものです。ご紹介しましょう。(2005年:新谷弘美著「病気にならない生き方 ミラクル・エンザイムが寿命を決める」より引用)

 もうずいぶん昔の話ですが、アメリカで売られている野菜を初めて見たとき、私はその大きさにビックリしました。日本の野菜とはナスでもキュウリでも明らかにサイズが違うのです。ですから、きっとこれは同じナスでも種類が違うのだろうと思っていたのですが、じつは、日本の野菜も種をアメリカにもっていって蒔くと、日本で育てるよりずっと大きな実がなるのです。これは、アメリカの土壌に含まれるカルシウムやミネラル、ビタミンなどの量が、日本の土壌よりはるかに多いからです。たとえば、アメリカで育ったほうれん草に含まれるカルシウムの量は、日本で育ったものの3~5倍もあるといいます。
 一例をあげると、ブロッコリーのカルシウム含有量は、アメリカでは100グラム中178ミリグラムなのに対し、日本のものは同じ100グラムに57ミリグラムしかないというデータを読んだことがあります。(引用者注:日本食品標準成分表2010年版によると38ミリグラム)
 …土壌の豊かさというものは、その土壌に生息する微生物や小動物の数で決まるといっても過言ではないのですが、火山灰地の多い日本の土壌には、土壌菌のエサとなるものが少ないのです。
 …日本の土壌はもともとそれほど豊かではありません。…農薬は…農作物のエネルギーの根源である土壌生物たちの命をも奪ってしまいます。農薬を定期的にまいている農地には、ミミズもよい土壌菌もいません。そんなやせて生命エネルギーを失った土地では作物が育たないので、そこに化学肥料がまかれます。化学薬品の力で作物はできますが、それは形だけのエネルギーのないものになってしまいます。日本の農作物に含まれる栄養素の量が年々減っているのもこのためです。

 医師になってから長くニューヨークに在住し、毎年行ったり来たりして日本に4か月ほど滞在され、両国の実情をよく知っておられる新谷氏ならではの情報です。
 ところで、引用文中に「日本の農作物に含まれる栄養素の量が年々減っている」とありますが、過去にネット検索して見つけた表をグラフにしてみましたので参考までに示します。なお、日本食品標準成分表2010年版で例示品目のデータに変化はないかチェックしてみましたが、変わりありませんでした。
 
食品中の鉄・ビタミンC.jpeg

 ところで、アメリカにおける化学肥料の使用状況はどんなものでしょうか。アメリカでは既に戦前において化学肥料の多用による野菜の栄養素の減少が指摘されたことがあるのですが、今はどうなのか。この情報が入ってこないのが残念です。なお、ヨーロッパでは家畜の糞尿などを堆肥化し、化学肥料は滅多に使わない農法が定着しているとの、視察者からの報告を聞いています。

 さて、うちでは痩せた土壌の肥沃化ために、第一に焼畑農法(休耕田の刈り取った草や庭木の剪定ゴミなどの野焼きでできた灰を畑に撒く)を取り入れ、第2に有機肥料だけの使用に心がけています。加えて、使い捨てカイロから苦労して取り出した大量の酸化鉄もばら撒いています。
 となれば、アメリカ並みに肥沃な土壌になっていてしかるべき。
 しかし、大きな野菜にはなりません。もっとも、ナスやキュウリは収穫を1日延ばせば大きくなりますが、トマトは熟しても大きくなりませんし、冬野菜も皆、並みの大きさにしか育ちません。
 まだまだうちの畑はやせているのか? ここは、アメリカへ行って現地の土と野菜の育ち具合を実際に見て、かつ、野菜を食べてみないことには判定できないのですが、車でちょっと出かけてくるかとは参りませんので弱ったものです。

(2月22日追記)
 昨日テレビで米国の首都ワシントンの桜並木が映し出されました。今までテレビで何度か見たことがある花をポンポンに付けた元気で巨大な桜の木です。これはたしか100年以上前に日本から寄贈したもの。日本では100年もすると老木になり、こんなに大きくもならないでしょうね。米国の土壌は、やはり日本よりいいからでしょうか。
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2014.8.24 冬野菜用の畑起こし<2015年からは極力省略> [土づくり]

 自然農法をなるべく導入することとしたので、2015年からは冬野菜用の畑起こしを止めた。
 過去記事を残しておく。
<2014年>
(8月24日)
 お盆を過ぎたら、冬野菜の作付け準備のために畑起こしを始めねばならない。
 専業農家の方はお盆過ぎには早生物の種蒔きしておられるが、そんなに早くすると、虫の総攻撃を受け、農薬を何度も使わねばならないし、そして、収穫がまだまだ暖かい時期に始まり、そんな頃はまだ冬野菜を食べたいとも思わない。
 よって、極力遅蒔きすることにしているが、ために遅過ぎて失敗することも多い。もっとも、3年前までは、おふくろが種蒔きや苗作りをしていたから、顔を合わせれば、「畑を早よう起こせ、お隣さんが耕運機を貸してくれる。」と何度も言い、せかされていた。でも、おふくろ(現在96歳)が3年前の秋に体調を壊し、以来300m離れた須賀前の畑に行かなくなったので、マイペースで小生独自で段取りでき、助かっている。
 ところで、お隣さんの耕運機だが、“小生(間もなく66歳)はまだまだ若い、日頃の運動不足解消のためビッチュウで畑起こしだ”と、約400㎡の須賀前の畑(畑の隣の方に家庭菜園として貸している約40㎡を除く)と、その3分の1程度の自宅前の畑をいまだ人力で頑張っていて、耕運機の手助けを受けていない。もっとも、2年前から、春は耕運機の力を順次借りることにしている。休耕田のコスモスの畝起こしは耕運機でなくては不可能になったし、昨年はヤーコン畑を中心に耕運機を借りて畑起こしをした。耕運機は実に楽だ。これにはまりそうだが、楽をしちゃいかん。少しずつならビッチュウで十分こなせる。ということで、冬野菜用の畑起こしは当面、耕運機を借りずにいこうと考えている。

 冬野菜作付けのための畑起こしは、あまり早くすると2度手間になる。何事にも頃合というものがある。
 須賀前の畑について過去の実績は次のとおり。
 2011年 7月末から8月初め(早くやり過ぎたので、その後の雨で少々硬くなり、小型ビッチュウではつり直さねばならなかった。)
 2012年 8月19、21、23日
 2013年 8月17、18、21、22、27日
 さて、今年だが、長雨で大幅に遅れが生じている。24日(日)に着手したいと思っているが、土がじっとりと湿っているし、雨模様だからどうなるか分からない。これからの1週間もすっきりしない天気だから、先が思いやられる。
(8月24日追記)
 9月初めに作付け予定の4畝分を一気に畑起こし。ゴーヤ、シシトウの後は9月下旬に処分して直ぐ起こして2畝作付けすることになる。
(8月31日追記)
 24日に起こした場所で、4畝の畝立てを実施。

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2014.2.17 3年ぶりに堆肥場の更新 [土づくり]

 自宅前の畑に3箇所堆肥場がある。2本の柿の木の際にそれぞれ1か所ずつ、そして、母屋に一番近い所に1か所(甘夏の際)、計3か所である。
 従前は、2年毎ぐらいに堆肥を取り出し、同じ場所で堆肥場を更新していたが、前回行ったのは、3年前で、できていた堆肥をほぼ全部除けて畑に撒いた。そのときは、地面から数十cm削り取り、けっこう果樹の根っこを切ってしまった。
 あれから3年も経つのだから、今冬は堆肥場を更新せねばならない。
 そこで、今日、実行することにした。
 先ずは、母屋に一番近い所にある甘夏の際の堆肥場。
 まだ堆肥化していない野菜クズなどを跳ね出した後、甘夏の根を切らないようにしつつ、幹から離れている所は底部の地面が現れる所まで堆肥を少しずつ削り取る。これを一輪車で運び、主に果樹用に使い、一部を畑に入れる。
 深いところで60cmほど削っただろうか。1平方メートルほどの堆肥場であるが、これだけの作業でもけっこう時間がかかる。
 最後に、跳ね出しておいた野菜クズなどを放り込んで終了。
 次に、柿の木の際の堆肥場の更新にとりかかる。
 甘夏の際の堆肥場と同じようにやろうと思っても、柿の木の根がけっこう伸びてきているに違いないし、わざわざ穴を掘るような面倒なことはしたくない。
 よって、盛り上がっている部分だけを削り取り、ビワの木の施肥や畑に入れるだけにした。こうなると、たいして堆肥は取れなかったが、柿の木の肥料になるから、これでよしとする。

 ところで、堆肥がどんな姿をしているかというと、表層は別として、その下は全部が完全な土である。野菜クズなどに付いていた土だけが残っているだけという感じだ。
 これは、有機質が完全に微生物分解されてしまっているからであろう。これでは堆肥と言えないのだが、微量ミネラルはしっかり残っているから、よしとしよう。

 年に1回は堆肥場を更新し、見た目にも堆肥と言えるものを取り出すと良いのだが、実に面倒な作業であり、躊躇してしまう。それが分かっているから、ここ3年ほどは堆肥場がなるべく溜まらないよう、枯草などは入れないで燃やしていた。
 歳を食うとともに年々何かと楽をするようになったのだが、これは致し方ないであろう。次回はまた3年先か。そして、甘夏の際の堆肥場も掘ることなく、盛り上がった部分だけを削り取ることになるだろうなあ。これもやむなしである。
 おん年65歳の高齢者だから、許されよ。

 
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近代農業の最大の問題点は大型トラクターによる土壌耕盤の形成か? [土づくり]

 川口薫という一風変わった科学者がいる。
 「岩石を構成するミネラルの構造がそもそも重要なものであって、岩石から溶出するミネラルの性質はその構造によって違ったものになる」というものであるから、これは現在の科学の常識を根本から覆してしまう論である。
 それに止まらず、そのミネラルによって水の性質も変わるという。
 ここまでなら小生も何とか着いていけるのだが、水と言うものは、“人の心に反応する”とまで言われるから、ここから先は小生も着いていけない。
 もっとも、水の不思議は現在の科学では説明できないことが多々あって、“水が人の心に反応する”という現象を発見されている方は他にもあり、大変興味を持たされるところではあるが、そう簡単には解明されそうになく、ここでは場違いのことであるから、ここらで止めておく。
 こうしたことから、氏には失礼であるが、冒頭の表現をさせていただいた。

 さて、氏の小論をたまたま入手し、畑の土壌について驚きの事実を知った。
 それは、「農業の実践ー現在の土壌の問題点と解決策ー」と題した6ページほどの短い小論であるが、素人向けに分かりやすく説明されたものである。
 3つの問題点を挙げておられ、化学性、生物性の問題点については概ね既知のことだが、物理性の問題点は初耳であり、一言で言えば、表題に示したとおりである。
 さほど長くないものであるから、その全文を以下に紹介する。なお、その中に出てくる「農業用のミネラル抽出液」なるものは、氏が研究開発中のもので、様々な岩石の組み合わせの中から適正なミネラル抽出(最初のところで紹介したミネラル構造を持ったもの)を行ったものであり、一部試験的に使われているものの、まだ発売はされていないようだ。

 物理性の問題点
 近年の農業は、生産性の向上や年間を通した出荷体制の確立などの要請から、機械の大型化や大型施設栽培などにより、工業型農業経営をしなければ生産者は生き残れない環境になっている。
 土壌は大型のトラクターに踏み固められ、耕運すればするほど表層から15~20cmのところに耕盤が形成される。耕盤は土壌の通気性や排水性を低下させ、作物の根の伸張を妨げるだけでなく、旱魃や長雨の影響を非常に受けやすくする。
 農業用のミネラル抽出液を使用すると、土のソフト化が進み、土壌がサラサラ・フカフカになって棒が2m以上も入るようになる。
 耕盤がなくなることによるメリットは計り知れない。根が伸張する、養分をより吸収できる、水分や温度の変化に強くなるなど、数えればいくらでもある。
 実際にイチゴ栽培農家でミネラル液と良質な堆肥を組み合わせて行った結果、栽培終了後に土を掘ったら驚くべきことに2年目には240cm(1年目は140cm)もの深さまで根が確認できた。
 それまでは水の管理が大変で毎日土壌水分計とのにらめっこだったのが、ミネラル使用後は根が深くまで伸びたために土壌水分が安定し、水をやっても水分土壌計のメーターはそれほど動かなくなった。イチゴの味も抜群で、大手百貨店や料理店などにも並ぶ価値の高い農産物になっている。
 別の例では、粘土質で雨が降ればドロドロになり、乾けばカチカチになるような土壌に、堆肥とミネラル抽出液を入れて約半年で棒が70cmほど入るようになったところも出てきている。
 これら2つの例に共通しているのは、堆肥などの有機物を適切に投入していることである。土壌耕盤が破壊されるメカニズムはおそらく土のソフト化によるものと考えられるが、有機物の施肥量やミネラル抽出液の投入量の目安を見つけることが現状では難しい。
 それは土のタイプや残留成分などの関わりが解明できていないためで、今後の課題として残っている。
(以上)

 この小論では、ミネラル抽出液の効果が強調されているが、文末で、「土壌耕盤が破壊されるメカニズムはおそらく土のソフト化によるものと考えられ…堆肥などの有機物を適切に投入していることである。」とあるから、十分な有機肥料の使用が重要なものになり、大型のトラクターなどを入れなければ、有機肥料だけでも、ひょっとしたら土壌耕盤をなくすことが可能かもしれない。
 ちなみに、リンゴの自然農法で有名な木村秋則さんは、リンゴ園の大きな問題点として「大型機械がリンゴ園に入り込み、それによって土壌が踏み固められている」ことを挙げておられた。そして、リンゴ園を機械で踏み荒らさないようにし、雑草を放置してリンゴの木を蘇らせられたのだから、出来ていたであろう土壌耕盤は、何もミネラル抽出液に頼らなくても解消したと思われるのである。
 ところで、うちの畑はせいぜい小型の耕運機をまれに使ってるだけで、大型のトラクターに踏み固められているものではないが、土壌耕盤らしきものがしっかり存在する。
 隣接する畑を耕作されている方は、数年前に地主(小型の耕運機を使用)から借り受けられ、大型のトラクターを使って耕運されているのだが、ひどい土壌耕盤らしきものが存在すると言われる。その原因は、ここは昭和30年過ぎの圃場整備で畑にされた所であって、そのときにブルドーザーでしっかり転圧され、耕土が30cmほど乗っているだけの条件の悪い畑だとのこと。これを改善するには、天地返しでもしないとダメだ、とおっしゃっておられた。
 隣の畑もうちの畑も細長くて圃場整備で作られたものだから、きっと同じ条件であろう。エンドウやトマト栽培で支柱を差しても30cmほどの所から下へは力を入れても全然入らないのであるから。
 早々に優良な畑にするには、1m程度の天地返しでもするしかなかろうが、半農半商の身にあってはそのような大それたことはできそうもない。
 よって、地道に有機肥料を入れていくなり、最近興味を持ち始めた自然農法を取り入れていけば、希望的観測ではあるものの、少しずつ土壌耕盤らしきものが下がっていくのではなかろうか。
 川口薫氏の小論を読んで、そんな思いをしたところである。
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2013.9.15 うちの野菜は減農薬・有機栽培? [土づくり]

 このブログで、うちで栽培している野菜は、無農薬なり減農薬そして有機栽培などと、時々書いてきました。売り物ではないですから、法令・ガイドラインの違反にはなりませんが、こうした言葉は使ってはならないようです。
 この記事は1年ほど前に書いたものですが、それを少し書き改めて紹介することにします。

 無農薬なり減農薬そして有機栽培について、ネット検索して、どういう場合に使っていいか調べてみました。
 まず、無農薬や減農薬ですが、平成16年4月に、この表示は既に禁止されていました。代わりに、「特別栽培農産物」(何が特別なのか、そのことわりは付かず)と謳うことができるようになったようです。
 して、その規格ですが、「農薬の使用が、当地の慣行レベルの50%以下、かつ、化学肥料の使用量が窒素成分量で50%以下」とのことです。つまり、農薬を撒く回数を半分にして、化成肥料の使用量を半分にすれば良いというもの。これでは、何だか中途半端で、いただけない感じがしますが。
 ところで、この規格にうちの野菜が適合しているかというと、農薬は白ナスを除いて大半がパスしていますし、今年から化成肥料を使うのを止めましたから、大半のものが「特別栽培農産物」には該当します。もっとも、これは須賀前の畑のことであって、自宅前の畑はおふくろが化成肥料を主体に施肥していますから、こちらは該当しません。
 ちなみに、「有機栽培」の規格に適合するには、それはそれは厳しいものがあります。平成13年に定められたようですが、国際的なガイドラインに準拠したものとして定められ、「一定の農場で3年間以上、農薬(除く天然系)や化学肥料(除く苦土石灰等)を使わずに栽培し、第三者機関の検査にパスしたもの」でなければなりません。これに合格して初めて、「有機栽培農産物」とか「有機〇〇」(〇〇は品種名)と銘打ち、「有機JASマーク」を表示させてもらえるとのこと。
 恐れ入りました。
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2013.9.6 適正な施肥量を決めるのは難しい [土づくり]

 今年から化学肥料を使わないことにした。有機栽培に取り組みたいと考えたからである。もっとも、法令上の「有機栽培」は、無農薬との絡みがあり、また、苦土石灰は例外扱いされるようで、ややこしい。
 うちが耕作している畑は果樹まで含めて2か所で10a程度であり、野菜を販売するわけではないから、法令はどうでもよい。①に美味しくて②に栄養価がある野菜が採れればよいのである。
 10aもあると全部を自家消費するのは不可能で、その多くは当店(薬屋)のお客様に差し上げている。よって、①に美味しく②に栄養価があるものを目指すことにしている。売り物ではないから形にはこだわらない。
 農薬使用については極力避けたいとは思っているが、どうしても使わざるを得ないケースがある。これについては、別途記事にすることにする。
 さて、うちが農協に注文して届けてもらっている肥料は次のとおりである。参考までに、使うのを止めた化成肥料も比較のため表に掲載した。  
                                       
                 窒素(%)  リン(%)  カリ(%)   
 <10a当たり目安量>  葉肥え   実肥え   根肥え
 従前使用の化成肥料    8       8       8   
 ふりかけ堆肥eco      1.9      2.1     1.0
  <5~10袋>
 ようこん(動物残渣)     3       5       3
  <10~30袋>
 牛糞(乾燥物換算)     1.4      2.1     2.7  
 発酵鶏糞           3.8      6.6     3.1 
  <10~12袋>
 種粕              5.3      2.0     1.0

 今まで、「ようこん(動物残渣発酵)」が何となく気に入っていて多用していたが、これが農協の注文書から外されてしまったので、「ふりかけ堆肥eco」に切り替えたところである。これがどういうものか、内容成分が表示されているが、不勉強でさっぱり分からぬものの、有機肥料に間違いはなかろう。

 ところで、これ以外にも肥料は使っている。
 一つは自宅の堆肥場で作る堆肥である。自宅で一人住まいのおふくろが出す野菜屑や畑の雑草を単に積み上げておくだけのもので、2、3年に1回掘り起こして畑に撒くという、いいかげんな堆肥作りである。これは、ほとんど自宅前の畑で使うだけである。
 もう一つは、「草木灰」である。自宅の堆肥場に積み上げたもので、堆肥にならないものを冬に休耕田の隅に持って行き、燃やすのである。これは、ついでのことであって、主体は庭木や果樹の剪定で生じた木の枝であり、次が休耕田の刈り取った雑草である。ただし、近年、野焼きがやかましくなり、通報されもしたが、それに懲りずやっているものの、休耕田の燃やす雑草は全体の2割程度に抑えている。ここで作った草木灰は、自宅前の畑と須賀前の畑の両方で使っている。
 そして、須賀前の畑では、ここで生じた野菜の残骸や柳の木の枝を畑の中央で燃やすことにしている。なお、堆肥になる野菜の残骸や雑草は、ヤーコンの畝に敷き、土寄せすることによって堆肥化させている。

 素人考えではあるが、草木灰は微量ミネラルが植物に吸収されやすい状態になっており、何にも増して重要な肥料ではないかと思っている。焼き畑農法がいい例ではなかろうか。そうしたことから、野焼きを再度当局に通報されても止めないつもりでいる。ダイオキシンがどうのこうのと一時騒がれたが、草木から発生する量はたかが知れているし、ダイオキシンの有毒性は考えられていたほど高くないことも判明しているから、煙が常時民家にたなびかなければ一向にかまわないとしてよいであろう。良く乾いているのを確認して燃やせば良いのである。 

 うちでは、この草木灰がけっこうな比重を占めるのではなかろうかと思われる。これに、適当に作った堆肥を併せると、購入した肥料の使用量は、相当落として良いのではなかろうか。
 もちろん無しで済ませるのは無理だろう。
 そこで、全く適当に購入した肥料を撒いているのだが、足りているのか不足しているのか、肥料袋に書いてある目安量からでは、判断のしようがない。なんせ4種類(夏野菜までは鶏糞を除く3種類)を撒いているのだから。

 でも、何とか適正な施肥量が求められないだろうか。
 しかし、これは、計算上からは無理であろう。
 そもそも、現状の土壌にどれだけ肥料分が残っているのか、特に、昨年まで使っていた化成肥料の残り具合である。
 昨年、初めて作付けしたサツマイモ2種類のうち1種類は完全なツルボケでほとんど収穫できなかった。全く施肥しなかったが、残っていた化成肥料が多すぎたからである。
 ということは、畑全体に化成肥料がかなり残っていると考えねばならない。
 農協勤めを定年で辞め、今は専業農家の同級生の話では、ネギ栽培は肥料過剰になりやすく、化成肥料が相当残っているとのことであった。うちも特産品の「徳田ねぎ」栽培はかなりを占め、肥料過剰になっているのである。
 化成肥料を使わなくなったことにより、今後は、それが早々に消えて行くと思われるのだが、有機肥料の残りというものも無視できない。これは、畝によって異なる。今年の場合、いんげん豆の作付けに失敗した。どれだけも樹勢が大きくならないうちに引き抜いたから、少なめに施肥していたものの、かなり残っているであろう。その畝の跡は、有機肥料も控えねばならないだろう。同じく栽培に失敗したトマト第3弾も似たようなものであるが、その跡は通常どおり施肥してしまった。
 こうして、化成肥料の残りがあるだろうし、畝によって有機肥料の残りがかなりある。耕運機でしっかり掻き混ぜれば均質化するであろうが、それを使わずにビッチュウでの人力起こしであるから、施肥した場所にそのまま残る。

 こうして、適正な施肥量が分からないまま耕作を続けていくしかないのが現状だ。 となると、うちの場合、草木灰や堆肥がまずはベースになるから、購入する有機肥料をケチって使い、肥料不足による生育不足を観察して、適正量を勘でつかむしかなかろう。
 特に、今年から尊敬する一宮市の自然農法家の方に刺激されて鶏糞も使うようになったから、肥料過多に陥りやすい。よって、今回の冬野菜からは、有機肥料は総じて少々ケチって使い始めた。
 今後は、有機肥料を少しずつケチり、どこまでケチったら生育不足になるかを観察していこうと思っている。

 どうでもいいことを長々と綴ってしまったが、この世はまさに飽食時代。あまりの栄養過多で体を壊すヒトが多いのは、稼業のファーマシーの立場から重々承知している。
 そして、同じ生き物である植物だって同じではなかろうか、と思い、野菜君たちにも「腹八分」にしてあげたら、より美味しくより栄養価が高いものをヒトに与えてくれはしないか、と勝手に考えている素人ファーマーである。
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2013.4.13 自宅前の畑の夏野菜用の畝立て&おふくろのボケ [土づくり]

 例年、夏野菜を定植(あるいは直播き)するための畝立てを4月下旬に行っているのだが、最近は、間もなく95歳になるおふくろが、まだかまだか、と口うるさい。
 昨年は、オクラの種を直播きするから早く畝立てしておけ、と何度も言われた。
 そんなわけで、最近は4月半ばには畝立てを完成させていた。

 今年は、どういうわけか、せかされることはなかったが、手が空いた昨日4月12日に、お隣さんの耕運機を借りて空いた畝を全て耕した。例年、少しずつビッチュウを使った人力でやっていたのだが、小生とて今年65歳になり、少々力仕事がきつくなってきたので、省力化することにした次第。
 やはり文明の利器の力はすごい! 楽ちん、楽ちん!

 そして、今日4月13日、自宅前の畑の畝立てを行なった。
 おふくろがあれこれ何でも植えたがるから、予定していた畝数より余分に1、2畝できると良かろうと思い、気持ち間隔をつめたところ、2ブロックで各1畝増やすことができた。
 きっと、何でもない花の種を蒔くなり苗を植えることだろう。仏花用にするものだが、いつも半分以上は使い切れず、ジャングルと化す。それでも、他に空いている場所があると、そこにも所狭しと何やかや植えるのだから往生する。
 さて、畝立てが終わり、夏野菜の苗をどこに何を植えたり、種蒔きするか、これをおふくろにはっきり分からせるため、立て札を立てておいた。
 しかし、それだけでは終わらない。畝幅を広く取りたい夏野菜には、寄せ土用に小さな畝を所々に作っておくのだが、放っておくと、おふくろがそこにも何やかや植えてしまう恐れがある。よって、そこにも立て札がいる。「寄せ土用の畝 何も植えるな」と、書いておかないと危ない。それも準備してきて立てた。

 ところで、例年、畝立て前に苦土石灰を振るのだが、これを忘れてしまった。
 しゃあない、おふくろが施肥したときにでも振って土寄せしよう。
 なお、例年、畝立て前に有機肥料も入れるのだが、これは省略した。
 というのは、一昨年から須賀前の畑に行かなくなったおふくろは、自宅前の畑の守りしかやることがないので、暇を持て余しぎみで、今冬の冬野菜に何度も化成肥料をやり、その肥料がかなり耕土に残っているに違いなく、夏野菜にも同様のことをするだろうから、肥料過剰になりそうだからである。

(翌日追記)
 午後、自宅前の畑を見たら、おふくろがトマトやナスの立て札が立ててある畝に種を蒔こうと準備をしている。そして、キュウリ第1弾の立て札の畝は既に種撒きが終わっている。
 なんたるちあ!である。
 そう言えば、昨日、キュウリの種はいつ蒔くのや、とおふくろが聞いたので、毎年お隣さんから苗をいただいているからそれを植えりゃええ、と言っておいた。
 でも、耳が遠いおふくろである。聞こえなかったのであろう。
 それにしても、ビックリさせられた。例年、苗をもらっており、キュウリの第1弾はその苗に決まっているのに。
 ボケがきたか?少々心配させられます。まして、トマトやナスの種蒔きを準備するとは。この2つは、毎年苗をもらって作付けし、種蒔きなぞしたことないのに。
 やっぱり、ボケた!弱ったことになりました。
 
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使い捨てカイロは優良な肥料となる [土づくり]

 家庭から出る一般廃棄物の処理は役場の仕事。その協力として、自治会単位で日を定めて、会員の勤労奉仕による資源回収などが行なわれているのは全国どこも同じであろう。その中で、当町では2ヶ月に1回金属類の収集日がある。
 そのとき、「使い捨てカイロ」は酸化鉄であるから、「金属類」として出される。これがけっこうな量になり、たぶん鋳物製造にでも使われることになろう。

 でも、鉄分は人の必須ミネラルであり、植物にとっても同様であろう。鉄分の少ない土壌では植物の育ちが悪いようであり、そうした土壌に鉄分を補給してやると、植物は元気に育つという。また、プランターに入れれば、草花が丈夫になり、花の咲き方も良くなるという。そして、畑の芋類は腐りにくくなるそうだ。
 当地は沖積層であり、全然赤味がないから、鉄分は不足気味と思われる。よって、「使い捨てカイロ」から取り出した酸化鉄を3年前から利用するようにしている。資源回収の「金属類」の日にもらってくるのである。只今の利用者は小生を含めて2名であり、余りがちだ。

 実を言うと、利用者のもう1名は近所に住んでおられる研究熱心な方で、偶然のことではあったがカセットテープからもつれだしたテープがグシャグシャになって畑に埋まっていて、そこに野菜の根がたくさん絡み付いていたのを発見され、野菜は鉄分を欲しがっているのだと気付かれたのである。それ以来、彼は「使い捨てカイロ」から取り出した酸化鉄を畑に撒き、いい野菜を作っておられる。
 それからしばらくして、ヤーコン栽培の第1人者、山口県の渡辺さんとお話をする機会があり、鉄分が十分ある土壌で育つヤーコンは保存性がいいことをご教示いただいたのである。

 さて、使用済みの「使い捨てカイロ」は、どれだけか固まっているものが大半であり、少々面倒だが、これを金槌で叩いて中の塊を細かくし、袋を破いて取り出さねばならない。
 ところが、昨年春に大量に出た「使い捨てカイロ」は、ご丁寧にも袋から取り出てバケツごと「金属類」として出ていた。これを何か適当な袋に再度入れて叩く必要があり、随分と手間取る。手抜きしてそのまま畑に入れる方法もあるが、これだとニンジンや大根が先割れしやすくなり、都合が良くない。よって、粉砕するしかないのである。この作業を2月3日に30分ほどやったのだが、まだ残りがあり、後日叩かねばならない。(追記:2月10日に30分かけて残りを叩き終える。)

 こうして、毎年少しずつ畑に酸化鉄を補給しているのだが、これをいつまでやったらよいのかは分からない。暇があったら毎年少しずつやり続けることにしようと思っている。(追記:2月12日の金属類資源回収に立ち会ったら、けっこうな量が出てきた。これは袋入りであり、もらってきて保存)(再追記:3月17日、これを1時間かけて叩き、ほぼ粉末の状態にする。腕が疲れる。)

 酸化鉄を重点的に撒く場所は、ニンジン、ホウレンソウ、ヤーコンの3箇所にしている。ニンジンはお隣の各務原市が主産地であり、洪積台地で赤土であるから、きっと鉄分が多いと思われ、ために良質のニンジンが収穫できると思われるからである。また、ホウレンソウは鉄分が多い代表的な野菜であるから、鉄分を欲しがっているに違いない。そして、ヤーコン芋は鉄分が多いと保存性が良くなると聞いている。

 こうして、酸化鉄を重点的に撒いて行けば、輪作で畑全体に鉄分が行き渡ろうというものである。なお、ヤーコンは連作しており、毎年入れ込んでいる。この芋は先割れしそうにないから、粉砕が完全でない粒状のものを入れ、粉末状になったものをヤーコン以外の場所に撒くことを基本としている。

 ところで、昨秋、大根の畝にもけっこうな量の酸化鉄を敷きこんだ。粒状のものも多かったことであろう。それが原因してか定かではないが、今季の大根は先割れするものが目立ったから、今後は控えることにしよう。なお、今季の大根は太いものが目立つ。これはタネの品種違いなのか、酸化鉄の影響なのか、そこら辺りは分からない。

 ニンジンも同様に先割れするものがかなり多いが、その原因は、成長点に酸化鉄粒や砂粒が当ることよりも、病原菌の悪さによるようであり、酸化鉄を加えることによって丈夫に育つだろうから、引き続き入れ込む考えだ。病原菌の名前は忘れたが、当地の畑という畑どこにも生息しているとのことである。

(2016年10月追記)
 こうして、「使い捨てカイロ」を畑に撒くようにしたのだが、本格的にやったのは2014年までで、その後は、寄る年に勝てないのか、30分間金槌を叩き続けると手首が痛くなり、それが改善に何日も要するようになったので、自家消費したわずかばかりの「使い捨てカイロ」をホウレンソウの畝に撒いたり、プランター栽培の草花用土に混ぜ込むだけにしている。
 これまでのその成果は、となると、今までに畑にどれだけも入れ込んでいないから、何とも分からない。
 でも、これからも、チョロチョロではあるが、「使い捨てカイロ」を金槌で叩いて、粉末にした酸化鉄を有効活用していこうと思っている。

(2017年3月15日追記)
 今冬に女房と2人で使った「使い捨てカイロ」(貼るタイプ)を、今回はツルハシの尻で両手を用いて叩いて粉末にし、酸化鉄を取り出した。金槌よりうんと楽であった。
 これをニンジンの畝に撒くことにしよう。残りは草花苗をプランターに入れるときに使おう。
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2012.10.16 冬野菜の追肥は化成から有機へ変更 [土づくり]

 一昨日、サツマイモの収穫で、うちの畑は肥え過ぎていることが判明。それは、ツルボケが多かったからである。
 サツマイモを作付けした箇所は昨年休耕し、一昨年はネギを栽培した場所だ。
 いつか同級生に、こう聞いたのを思い出した。“ネギの跡は、化成肥料のやり過ぎで肥料分がけっこう残っている。”と。
 こうしたことからサツマイモがツルボケしたのであり、これは、うちの全部の畑に言えることでもある。
 昨年10月までは、畝立て時には小生が有機肥料を入れ込み、おふくろが化成1:種粕3の混合を追肥していた。その後、おふくろが畑へ行かなくなって、小生が追肥もしているのだが、気持ち少なめにしているだけで、客観的に見れば、やはり化成のやり過ぎであろう。
 この化成肥料は、野菜を早く大きく育てるのに手っ取り早いし、何と言っても、メチャクチャ安いから使いたくなるのである。でも問題がある。

 今日、懇意にしていただいている豊橋のN薬局さんからDMをいただいた。毎月相互にDMを交換し、けっこう多くを使わせていただいており、重宝しているのだが、その中に化成肥料を取り上げた、次の記事があった。(要約して紹介)

 野菜は毒を含んでいる
 ほとんどの野菜に硝酸や亜硝酸がかなり含まれており、これが多すぎると「苦くなる」のです。化学肥料(化成)を多用するほどそうなり、味だけでなく、体に深刻な影響をもたらします。疲労感、不妊、ガン、脳性まひ、糖尿病との関係が強く疑われています。
 硝酸毒が多い野菜はカンタンにわかります!
 ドレッシングも何もつけずにそのまま生で2口3口と食べ続けたら、どうしてもそれ以上食べたくなくなってきます! お試しください。

 うちの野菜は、有機肥料を入れ込んでいるから、甘みがあり、美味しいし、苦味はない。しかし、有機肥料だけで栽培すると、野菜の硝酸含有量は、化成だけの場合に比べて1桁少なくなるようだ。
 そうなると、甘味も美味しさもグーと上がることだろう。
 もっとも、そのためには有機肥料を相当量入れ込まねばならないが、少しは見習わねばいかん。
 そこで、このDMを契機に、化成肥料を半減させることにした。
 冬野菜には、うちでは通常2回化成を追肥している。すでに2回追肥してしまっている箇所もあるが、まだの所は有機肥料ペレット・牛糞・種粕のいずれかに切り替えよう。
 化成肥料に比べて少々値が張る肥料だが、味覚の向上と健康のためにも、そうすることに決めた次第。

 サツマイモのツルボケとN薬局さんのDMが重なって、目が覚めた肥料の使い方です。
 
 
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2011.3.27 堆肥場の更新 [土づくり]

 自宅の敷地に畑があり、堆肥場を3箇所設けています。堆肥場と言っても、ゴミ捨て場でして、野菜くずや雑草を単に積み上げておくだけのものです。
 3箇所とも、うず高くなり、これ以上放置しておくと処理に困ります。
 そこで、3月27日に、堆肥場を更新することにしました。
 この前、その堆肥を取り出したのは何時なのか定かでありません。多分、3年くらい前のことと思います。

 上の方は、生ゴミ状態ですから、まず、それをどけます。
 すると、堆肥化した土が現れます。よく見ると、完全な土。収穫が終わった野菜を根っこに泥がたっぷり付いたまま放り込んだり、草花の枯れたものも同様にしたため、土が主成分の堆肥になっています。
 どれだけも有機肥料としての役割を果たしそうにないですが、十分に掘り出さねば、後から後から捨てざるを得ない野菜くずや雑草の置き場に困ります。
 そんな訳で、堆肥化した黒い土をほぼ完全に掘り出しました。その下には、黄色っぽい土。これは、堆肥場の底。けっこう深かったです。
 ところで、2箇所目の堆肥場の堆肥を掘り出しにかかったら、すぐにカブトムシの幼虫がゴロゴロ出てきました。堆肥化した有機物を食べて、丸々と太っています。それが約20匹。これは、1箇所目のすでに整理した堆肥場に埋め戻してやりましたが、生ゴミの間に入れるしかなかったものもあり、果たして生き延びてくれるか少々気になります。

 堆肥化した土は、一輪車で運び、冬野菜を収穫した後の畝に撒いたり、柿の木やイチジクの木の周りに撒くことにしました。
 何度か運ぶうちに、サツキ・・・おふくろがやたらとあちこちに植えています・・・に引っかかって、スッテンころり! 幸い膝を少々打っただけで大事に至りませんでしたが、小生にとっては、邪魔な雑木にしか思えないサツキですから、へし折って引き抜き、通路を広く取れるように改善しました。
 ついでに、そのほかの箇所でも、通りにくい所は、同様に改善。

 そのサツキは、証拠隠滅のため、休耕田に積んである雑草や剪定した枝の間に挟みこみ、見えなくしておきました。
 これは、後日、機会を捉えて野焼きする予定です。もっとも、たいていは、小生がやる前に、おふくろが隣に住む従兄弟に頼んで燃やしてしまうことが多いです。いつまでも放置しておくと、みっともないというのが、その理由です。
 やんちゃなおふくろですから、その従兄弟も逆らえず、まだ十分に乾いていない状態で燃やしたことがあり、煙がひどくて通報されたことがありました。でも、おふくろは、我関せずで、その後も従兄弟に早めに頼んでいます。そんな訳で、小生が燃やすことはマレになっています。今回も、従兄弟さんのお世話になりそう。

 ところで、堆肥場は柿の木と甘夏の木の近くにあり、根っこが堆肥場の中に伸びてきています。一部を残してバッサリ切ってしまいます。そして、その果樹に施肥します。化成肥料、種粕、有機肥料ペレットをたっぷり入れ込みます。肥料を少し入れて土を掛け、次に生ゴミを入れ、また肥料、そして生ゴミ、と順々に入れ込みます。
 根っこをぶった切ったり、いい加減な施肥の仕方をしていますが、堆肥場をそこに設けるしかないですし、施肥しないよりはマシと思って、今までも、こうしてきました。それであっても、その年に果物が十分収穫できますし、また、甘味も出るようですから、多分、こんな横着なやり方でも許されるのではと思っています。

 この作業は、案外重労働でして、午後に、とある製薬メーカーの勉強会に出席せねばならず、堆肥場3箇所のうち、1箇所は時間切れとなったから良かったですが、それがなかったら、全部やってしまっていたことでしょう。そうなると、ぐったり疲れ、翌日に尾を引いたかもしれません。
 実は、翌日の今日、少々体が重だるいです。やはり、農作業は休み休み行い、それも半日で切り上げるべきでしょうね、歳を考えれば。
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