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10.12 藁・刻み藁の回収 [土づくり]

 須賀前の田んぼは、以前休耕していたが、2010年頃からだろうか、新家(分家)の娘の嫁ぎ先に、新家もうちも耕作をお願いし、守りしていただいている。
 毎年、今頃の時期、コンバインで稲刈りし、藁と刻み藁が田んぼに残っている。それを、新家とそのまた新家とうちがもらっている。
 藁・刻み藁ともに、使い道が多い。特に、2017年から取り組み始めた自然農法「たんじゅん農」に切り替えるには、炭素素材として貴重なものとなる。
<2017年>
(10月12日)
 新屋の老主人が今朝、昨日稲刈りして藁ができているから、いるだけ持っていっていいよ、と話してくれた。
 明日からずっと雨模様となるから、今日、回収せねばならぬ。そこで、開店準備を終えてから田んぼへ行くことに。
 先ずは、刻み藁をダンボール箱(たばこの梱を2分割したもの)に詰め込む。穂先のフワフワした部分はかさばるから退けて詰め込む。
 終わりがけに、穂先を中心にダンボール箱に詰め込み、畑に撒く。終わりかけている白ナス2畝、山芋栽培増設予定畝、東区画3畝に撒くことができた。
 最後に持っていった14個のダンボール箱全部を満杯にする。これだけあっても足りないかもしれないが、箱詰めするのは、これまでとする。
 田んぼには、まだ刻み藁が残っているから、後日、来夏のカボチャ畝、エンドウの隣畝(1年休ませる)に入れ込むこととしようか。
 次に、藁を順次集めて束にする。以前は1把1把藁で縛って10数把を1束にしていたが、面倒だからバラで束ねる。以前は藁で束ねていたが、これも面倒で、肥料袋を裂いた帯で絡げる。小さめの束にすれば、これでも、藁がす抜けることはない。10数束作ったところで、十分に足りると思われ、終了。
 軽トラに全部がうまく乗り、東納屋に入れ込む。空き瓶置場のスペースの奥に、藁がちょうどいっぱいに並んだ。刻み藁は、大昔に苗場の枠に使っていた板を積み重ねて一段高くなっている所に2段積して、これもうまく収まった。
 以上、4時間の労働で少々くたびれました。

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2017年 2年ぶりに堆肥場の更新 [土づくり]

<2017年>
(9月15日)
 冬野菜の畝立てをするにあたり、納屋前の堆肥場の堆肥化した土を冬野菜の畝に入れ込むこととした。
 乗っかっているトマトの残骸を除け、草箕(くさみ)に小型ビッチュウで堆肥化した土をはつりながら入れ、木の枝は放り出して甘夏の株周りに放置。
 ちょうど2年分の堆肥だが、ほとんどが完全な土の状態になっていた。5畝分に使って、底をついた。
 トマトの残骸を戻し、今日できた十六豆Ⅰの残骸を入れ込む。今後、野菜の残骸を入れることにする。
 なお、柿の木の際にある2箇所の堆肥場は、前回同様に手を付けず、野菜の残骸置き場とし、時機を見て堆肥化しそうにないものは休耕田で野焼きすることにしている。

<2015年>
(9月12日)
 2014年2月17日に、自宅前の畑に3箇所ある堆肥場の更新を3年ぶりに行った。
 穴を掘って野菜屑や引いた雑草を積んでいくだけのものであり、適当に腐って沈んでいくから、山になることはない。それでも土が入り込むから少しずつ盛り上がっていき、何年かに一度は全部を掘り出さねばならない。3箇所とも果樹(甘夏、柿2本)が根を伸ばしてきている場所であり、どれだけかは根っこを切ってしまうから、あまり好ましくない位置にある。
 加えて、この作業は重労働であり、何時間もかかる。67歳の身には少々こたえる。
<メイン堆肥場の新設>
 よって、いままでの堆肥場はそのままにしておき、1箇所新設することにした。
 甘夏の隣の堆肥場の東側である。ここは10年以上前に堆肥場にしていた所であり、その後は草花がゴチャゴチャに植えてあり、毎年一人生えしている。
 どれもおふくろが植えたものであり、おふくろが死んだ今は不用の草花であるから、その球根や根っこを全部掘り出し、隣の堆肥場に積み上げる。
 その堆肥場は甘夏の根っこが伸びてきているから、施肥をした。種粕と鶏糞をたっぷり振りかけ、新設堆肥場から掘り出した土を掛ける。
 まだまだ土を掘り出さねばならず、これをどこへ持っていくかであるが、ネギを本伏せした一番端は寄せ用の土が足りないから、まずここへ運び込む。まだまだ土を掘り出さねばならず、その土は昨日作ったニンニクの畝が低いので、とりあえずその畝の畝間(南側)に置くことにした。
 これで、深さ60cmほど、120cm×60cmの広さの堆肥場ができた。なお、雨が流れ込まないよう、縁に軽く土盛りした。土に湿り気があるから、手でパンパンと押さえるだけで土盛り完成。
 これを行うのに2時間半を要した。
 ところで、この堆肥場は、たぶん更新することはないだろう。4年は持つだろうし、そのときは70歳を超えており、今日のような重労働はやる気がしないだろうからだ。
<柿の木の淵2か所の堆肥場>
 ここはそのままにしておき、積みあがった野菜の残骸は野焼きすることとし、堆肥化した土が盛り上がった状態になったら、その盛り上がり部分だけ、適当に畑に撒くこととする。その下は柿の木の肥料とし、掘り起こさないでいく。
 
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土壌改良菌剤+稲藁で土づくりができた? [土づくり]

 今年、須賀前の畑に、サツマイモのネコブセンチュウ対策のため、次の2種類の土壌改良菌剤を入れ込み、その説明書に「粒状YKDは、稲藁をも分解し、一緒にすき込むとよい」とあり、そうした。なお、サツマイモも輪作しており、畑全面にこれを行ったところである。
  「粒状YKD」 線虫捕食菌、繊維分解菌を含有。
  「バイオS5」 繊維分解菌、病原菌抑制菌を大量に含有

 サツマイモは晩秋に掘ってみないことには効果のほどは分からないが、この土壌改良で、ネコブセンチュウとは関わりなく、他の野菜にも効果が出たのではないかと思われるので、それを記しておこう。
 総じて言えることは、何もかも高成績であり、これは稲藁を敷きこんだことが大きく影響しているように思える。と言うのは、非常に興味を持って取り組んでいきたいと考えている「たんじゅん農」は「炭素循環農法」であり、高炭素素材(稲藁もその一つ)を入れ込むことがポイントで、それにより無施肥・無農薬栽培が可能とあるからだ。
 昨年晩秋から順次入れ込んできた土壌改良菌剤+稲藁が一歩「たんじゅん農」に近づいたのではないかと思うとドキドキして楽しくなる。
<白ナス>
 例年、苗作りはハウスで行っていたが、今年から露地での冷床育苗となり、ほぼ1か月遅れでの定植となり、成育も1か月遅れとなったが、ものすごく調子がいい。例年、葉の所々が黄色くなり、初期の高収穫のあと、ガクンと収穫が落ちるのだが、今年はそうしたことは一切ない。ずっとイキイキ元気である。
<トマト>
 トマトも白ナス同様に冷床育苗となり、ほぼ1か月遅れでの定植となり、成育も1か月遅れとなった。2、3年前に同一品種について時差収穫しようと、そうしたことがあったが、そのときはツルボケし、ほとんど無収穫であったが、今年は昨年に比べて若干背丈が低く、虫食いもけっこうあって収穫量は半減した感がするが、期待した以上の出来である。なお、トマトは肥料過乗だとツルボケの原因となるから無施肥栽培にしたところである。よって、期待以上となった原因は施肥量に関係しているかもしれない。
<メロン>
 実が熟す前に枯れてしまうことがしばしばで、ここ2、3年はほとんど無収穫であったが、今年はほとんど枯れず、十分な収穫が得られ、晩生の品種は今、順調に収穫中である。ただし、例年より早めに定植したことが功を奏したのかもしれないし、雨の量が極端に多くはなかったから根腐れしなかったのかもしれない。
<ニンジン>
 3月末に種蒔きしたニンジンを収穫中であるが、良品が採れ続けている。これは単にネコブセンチュウ被害が大きく減じただけかもしれないが、過去最高の出来具合である。
<紫ナス・オクラ>
 例年どおりのよい出来具合であり、効果のほどは不明。
<カボチャ>
 今年初めての作付けであり、けっこう成績はいいようだが、比較不能。
<山芋・ヤーコン芋>
 順調に生育中だが、晩秋に収穫してみないことには分からない。

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1.25 果樹園にラジノクローバーの種を蒔いて雑草防止&土づくり [土づくり]

 自宅前の畑の西区画は約0.5アールしかないが、晩秋に果樹園にすることに決めた。
 現在植わっているのは柑橘類2本、イチジク3本であり、タラの群生地とウドの畝もこの区画にある。そこに新たに桑の木を晩秋に植えた。その桑の木と幼木のイチジク2本が生長すれば、この区画はほぼ埋まる。
 なお、隣接して細長く柿の木2本とビワの幼木が植わっている場所があり、これを含めると、果樹園は1アールを越えようか。
 今のところ、柑橘類2本の周りは大した雑草は生えず、草刈の必要はほとんどない。しかし、桑の木やイチジク3本の周りとタラの群生地そしてウドの畝は激しく雑草が繁茂し、定期的に草刈せねばならない。ビワの周りも同様だ。一方、柿の木の下にはけっこう背が高い雑草が生えるが、柿の木にダメージを与えることはなさそうで、草刈の必要はほとんどない。
 さて、この果樹園を自然に放置しておいても草刈りをせずに済み、見た目にもよくする何かいい方法はないかと思い、福岡正信氏の著「自然農法」に、たしかいい方法が書いてあったのを思い出し、久し振りにその本をめくって見た。そしたら、ラジノクローバーが一番のおすすめと紹介されていた。
 早速ネット検索したところ、その種が500gで1500円ほどで手に入ることが分かった。10アールで2、3kg蒔くのが標準とのこと。うちの果樹園は柿の木を含めて1アールほどだから、種が多すぎるが、休耕田の土手に蒔けば雑草抑えにもなるとのことだから、ラジノクローバーの種500gをネット注文した次第。送料込みで2150円となった。
 秋蒔きがベストだが春蒔きでもいいとのことだから、春には種蒔きしよう。うまくいけば、果樹園全体そして休耕田の土手がクローバの絨毯で埋め尽くされるのではないか。今から楽しみだ。そして、果樹園でクローバーの花が咲いたら、そこでゴロンと寝そべってみたい。きっといい気分を味わえることだろう。
 こんな取らぬ狸の皮算用をしているのだが、ラジノクローバーの栽培法などについて、福岡正信氏の著「自然農法」に詳しく書かれているから、小生の勉強のためにも、それを抜粋して紹介しよう。
 ところで、ラジノクローバーとはどんなクローバーかというと、これは同書には書いてないが、普通のクローバーより随分と大きく生長する品種のようだ。主として飼料用に用いられ、シロクローバーの巨大化した変種で、葉や花は普通のシロクローバーと同じような形だが、大きさは2~4倍になるとのこと。
 同著を読んで得た結論として、「ラジノクローバーの寿命は長くて10年。やはり雑草との共生が一番いいようだが、雑草の一部に代わって野菜の種を捨て播きすれば、野菜の収穫も楽しむことができる。」ということが分かった。
 ここは、急がず、先ずはこの春にラジノクローバーの種播きだけをやって、それが繁茂するように何か手助けをすることにしよう。

(以下、福岡正信氏の著「自然農法」を引用)
 自然に復帰した立体的果樹園の姿を、私は次のように描いている。適地適作、山は山、谷は谷を生かし、果樹の単樹種栽培をやめ、落葉果樹と常緑果樹に、かならず肥料木も混植する。その肥料木も窒素肥料を作る豆科のアカシア類はもちろん、燐酸やカリなどの養分を作ると思われる山桃やハンノキ、マキなどを混生させてみる。
 さらにこれら喬木、灌木には、蔓性のブドウやアケビ、キウイなどの果樹をからませて作るのも面白い方法になる。
 果樹の下草には、緑肥の豆科はもちろん、土の肥沃化に役立つ各種の雑草を植える。また牧草や野草化の野菜を繁茂させ、家禽や家畜を放し飼いにするのは当然である。
 このように立体的に空間を生かした自然果樹園は、従来の画一的多量生産方式の果樹園と趣を一変し、自然とともに生きようとする自然人にとっては、地上の楽園になるであろうと考えている。…
 果樹園においても、無肥料栽培論が通用することは前述した。ここでは土づくりのための草生栽培について述べておく。
 土壌管理の目的は、岩石が風化され、その風化物が作物の生育に適する土壌となり、肥沃化する、ということにある。土を死物の無機物から有機物化(生物化)せしめる、すなわち土を生かして無肥料栽培にするための第一の方法が草生栽培である。…
…荒廃した老木園の…死滅した土を生きかえらせるには何がよいか。私は、…30種類ばかり園に種を播いていろいろと観察した。その結果を総合的に判断して、ラジノクローバーを主として用い、ルーサン、ルーピン、ウマゴヤシ等を副とした草生を行うようになった。…
 ラジノクローバー
・特徴
(1)本種を草生に用いると雑草がなくなる。…畑の雑草のほとんどは2~3年で絶滅し、クローバ一色となる。
(2)土壌が40~45センチくらいまでは改良できる。
(3)6年から10年間以上も種を播きなおす必要がない。
(4)果樹と肥料の競合、水分争奪が少ない。
(5)刈り取り後に再生しやすく、健全になり、ふみつけても強靭である。
(6)農作業に支障がすくない。
 ただ夏の高温、過干で菌核病を併発し、夏枯れを起こしやすいこと、日陰、樹下で成育が劣るのが欠点である。
・播種法
 初秋に条播きするのがよい。遅れると虫害を受けやすい。覆土して失敗することが多いから鎮圧程度にするほうがよい。土手や道端などは晩秋期の雑草が枯死を始めたころ、その中にふり播いておけば徐々に繁茂してくる。春播は初め雑草に負けやすい。いずれにしても1カ年は、草刈りをして繁殖を助けねばならない。春に甘藷ヅルを植えるようにツルを植えるのもよい方法で、こうすると夏までに畑全体の草生ができる。
ラジノ栽培はこうやる
 クローバーは、強力に繁茂して雑草を圧倒し、駆逐していくという力は少ない。繁茂が密なのでほかの雑草の発芽を防ぎ、初期の生育を阻害し、次第に雑草が消滅していくのである。また、ふみつけられたり刈り取られると、かえって強靭に育つが、ほかの草は衰弱してゆくため、雑草が次第になくなるのである。この性質をつかんで管理しないと失敗する。初めは雑草と共生状態になるが、このとき無用の心配をして、草けずりをしたり、あきらめてしまってはいけない。だが、繁茂後安心して放任すると、過繁茂のために斑点病や白絹病が発生して雑草も再発し、5~6年でまた雑草園になってしまう。長年月保つためには、芝生の手入れのように周到な管理が必要である。…
 クローバーは横に繁茂してゆく速度は遅いから、初め畑のすみずみまで播いて、管理をよくすれば、雑草対策は必要でなくなり、刈り取りの手間も雑草園とは比較にならない。あらゆる点でミカン、落葉果樹園ともにラジノは播かれるべきものと思われる。
乾燥地にはルーサンも適している
 雑草対策としてラジノに勝るものはないが、暖地で夏枯れしやすいところや乾燥地はルーサン(アルファルファ)を混播しておくのがよい。特に土手などにはよい。
 ルーサンはたいへん深根性で、根が2メートルにもなるので、土地の深層改良にはもっとも優れている。多年生で強靭、耐干性、耐寒性とも強く、高温にも強いので実用価値は高い。クローバーと混播すればほかの雑草もなくなる。…
草生栽培の実際
 草生による実際の状況について、つけ加えておこう。
 クローバー草生は、一度種播すると6~7年ごろまでが最盛期で、次第に成育が衰えてくる。管理にもよるが、10年もするとその衰微につれて、雑草が再び発生してくる。…
 とにかくクローバー草生も10年も経つと、もとの雑草園に戻るが、畑作業に支障がない程度であれば、雑草園でもなんらさしつかえない。事実、一つの植物が永年続いて群生しているということは、かえって土壌の性状を偏ったものにするはずであり、その点から考えると、雑草が次々と発生、消えていく姿がむしろ自然であり、土壌の肥沃化、発達にもなると思われるのである。
 今私は、クローバー草生に固執する考えはない。雑草になれば雑草でよいが、あまり雑草が繁茂しすぎると、草刈作業にも困るようになる。このときはまた新しいクローバーの種を播くか、野菜草生をして、草刈の手間を省けばよい。
 土作りのための草生栽培という点では、今はあれがよい、これは悪いと断定することは避けたい。ということは極端に言えば、時と場合で変わってくるからである。どの草にもそこに発生したのには意味がある。自然の土が肥沃化するに従って生えてくる雑草も年々変わってくる。その雑草と同じ科の野菜を草の中に播きこんでおけば、雑草が同科の野菜に変わってゆくのである。このような野草化野菜は、供給ということのみでなく、雑木の強力な防止策になり、土地改良上重要な役目を果たす。
…秋は十字科の野菜を、春はナス科、初夏はマメ科の野菜などの種を、雑草の中に捨て播きしておくやり方で、十分強力な野菜を作ることができる。…とにかく雑草の中に野菜を播いて、雑草対策とするこのやり方が、十分、果樹園の土壌改善の一手段になっているのである。
 土のことは、土を見るより、草を見て知るほうが早い。草のことは草によって、また土は草によって解決できるものである。
 荒地や、科学農法の継続によって寿命の来た園の木と土の回復を図る手段に、この考え方を適用したわけである。私がこの30数年かかってわずかに知りえたことは、自然農法で、自然に土を若返らすことができたということ…くらいのものである。
土壌管理について
 しかし、自然農法による土壌改善は、長い年月がかかる。…
草生栽培による土地改良は、表層の土15センチを作るだけでも5年や10年はかかる。…年数がかかるということが、自然農法の一つの欠点である。…劣るとしても、農地を世襲的なものと見れば、その評価はおのずから異なってくる。無耕鋤、無中耕、無化学肥料で、いつの間にか土が自然に肥えていくということは、…無形の財産が増加しているはずである。

 ここからは2016年のクローバ栽培について記す。
(4月15日)
 種蒔きに先立ち、果樹園全体の草叩きをしておいた。
(4月25日)
 種蒔きの準備を行う。まず東区画(柿の木・ビワ)に取り掛かる。枯草などを除け、テンワで草叩きしながら整地。簡単に終わる。次に、ブルーベリー区画。これも簡単に終わる。
 手こずったのは中区画(柿の木)。西際に球根がびっしし残っており、これをツルハシで掘り出す。随分とたくさんあり、小1時間要す。併せて、西区画との境の排水溝の位置を少し東にずらし、真っ直ぐにする。
 最後に、西区画(柑橘類2本、イチジク3本、桑1本、タラ群生)である。同様に整地するのだが、本数が多いからけっこう時間がかかった。
(4月26日)
 本日、ラジノクローバーの種蒔き。10アールに2~3kg種蒔きせよとのことで、1アール強だから、500gの種袋の半分をばら撒く。甘夏、ユズ、金柑そして西の柿の木の周りは蒔かなかった。
 種を蒔いた後、乾燥防止のため、除けておいた枯草を一部はほぐしながら、万遍にばら撒く。
 そのあと、果樹周りに施肥。混合肥料には種粕を混ぜてあるので、これは種蒔きしなかった甘夏、ユズ、金柑そして西の柿の木の周りにばら撒き、ラジノクローバーを種蒔きした樹木周りには鶏糞だけをばら撒いておいた。
 明日明後日は雨模様とのことであったが、明日は曇で雨はない予報。その後は晴天が続くようだ。これでは芽吹きに支障がありはしないか。
(4月30日)
 28日にたっぷりの雨。29日、30日と晴天で果樹園の一部が乾き気味。そこで、14時からホースを最大に延長して30分以上散水。(採水継続:5/1、2)
(5月1日)
 何やら同じものがいたる所で芽吹いてきた。これはきっとクローバだろう。
(5月14日)
 芽吹き観測から2週間経つがいっこうに大きくならない感がする。大丈夫か?
(5月30日)
 雑草に負けそうな感がする。10日ほど前にも主だった草を引いたが、本日、なるべく丁寧に大きな草を引く。
(6月10日)
 日が当たる箇所は雑草に勝って順調に生育しだした感がする。樹木の陰になるところはか弱いままで、少々心配。
(6月17日)
 生え損なった箇所に追加種蒔き。
(6月18日=写真撮影)
DSCN0471.JPG

(7月15日、18日、20日、23日)
 全般に雑草が優勢で、クローバには日が当たらない所がほとんど。
 6月下旬から勢いが強い雑草を引いたり上部を千切りとったりしているが、どでだけもできないし、直ぐに雑草が勢いを増す。
 クローバはか弱く何とか生きているといった感じだ。
 もうダメかもしれないが、7月15日から順次、可能な限り丁寧に草引きをすることとしたが、たいした効果はなさそうな感がする。
(8月23日)
 雑草は1か月前に手を入れたせいか、思いのほか生長が鈍い。クローバは疎らだが、絶えることなく何とか生き残っている。
(8月29日)
 その後に雨があったせいか、雑草がグーンと伸びた。草刈機で上部を刈り取ったが、クローバはまたまた減った感がする。
(11月7日:種蒔き)
 桑の木周りに若干生き残り、青々としている。
 残り種が十分にはないが、果樹園のほぼ全体に種をばら蒔く。ただし、柿の木エリアは淵しか蒔けなかった。
<2017年>
(5月10日)
 秋蒔きがうまくいったようで、全部ではないが、けっこう広い範囲にクローバが繁茂している。
(8月13日)
 他の雑草が繁茂し、ラジノクローバーが見えなくなってしまった箇所がけっこうある。今日、草刈機で15cmぐらい残して上部を刈り取る。クローバが繁茂している箇所も同様に。
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6.18 どんな肥料をどの程度撒けばいいか、これは難問。試行錯誤するしかしかなさそう。 [土づくり]

 2013.9.6 「適正な施肥量を決めるのは難しい」と題して記事にした。そのときの記事を踏まえ、今現在の思いを綴ることにする。
 2013年9月からは化学肥料を使わないことにしたものの、化成肥料の残りが1袋半あり、これはおふくろが自宅前の畑で気紛れ的に追肥に使い、そのうちなくなるだろうと思っていたが、おふくろは今年から全く農作業をやらなくなり1袋が残ったままだ。また、30年以上前のものと思われる化成肥料(窒素、カリのみ)が2袋も納屋の奥から昨年出てきたのだが、これはヤーコンを中心に使うことにし、今では半袋の残である。
 なお、その不思議な化成肥料をヤーコンに使ったら、施肥過剰になったようで、樹体が例年以上に育ち、いつまでも青々としており、反面、芋の成長は例年より落ちた。
 各種野菜全般に、ここ10年ほどは、化成1:種粕3に混ぜた肥料をメインに施肥し、商品名「ようこん」(動物残渣)を堆肥代わりに下ごしらえに多用してきた。しかし、2年ほど前から、これが農協の注文書から外されてしまったので、「ふりかけ堆肥eco」(原料は不明)に切り替えたところである。
 この2つの有機肥料は値段が高いが、それなりの効果は出ていた感がするものの、それは単なる過剰肥料効果かもしれない。そこで、今年は購入せず、残りもの2袋を細々と使っている。
 うちの特徴としては、「草木灰」の利用であり、これがけっこうな量になっていると思う。自宅の堆肥場に積み上げたもので、堆肥にならないものを冬に休耕田の隅に持って行き、燃やすのである。これは、ついでのことであって、主体は庭木や果樹の剪定で生じた木の枝であり、次が休耕田で刈り取った雑草である。ただし、近年、野焼きがやかましくなり、通報されもしたが、それに懲りずやっているものの近年は休耕田の雑草を全体までは燃やすことができない。
 なお、苦土石灰は、作付け前に十分に振ることにしている。
 さて、ここ1年、主力としている肥料は、牛糞、鶏糞、種粕であり、それの組成、施肥目安量を調べたら、次のようであった。参考までに化成なども掲げる。
                                       
                 窒素(%)  リン(%)  カリ(%)   
 <10a当たり目安量>  葉肥え   実肥え   根肥え
 従前使用の化成肥料    8       8       8   
 ふりかけ堆肥eco      1.9      2.1     1.0
  <5~10袋>
 ようこん(動物残渣)     3       5       3
  <10~30袋>
 牛糞(乾燥物換算)     1.4      2.1     2.7  
 発酵鶏糞           3.8      6.6     3.1 
  <10~12袋>
 種粕              5.3      2.0     1.0
 草木灰             ?       ?  (カリが多い)

 素人考えではあるが、草木灰は微量ミネラルが植物に吸収されやすい状態になっており、何にも増して重要な肥料ではないかと思っている。焼き畑農法がいい例ではなかろうか。そうしたことから、野焼きを再度当局に通報されても止めないつもりでいる。ダイオキシンがどうのこうのと一時騒がれたが、草木から発生する量はたかが知れているし、ダイオキシンの有毒性は考えられていたほど高くないことも判明しているから、煙が常時民家にたなびかなければ一向にかまわないとしてよいであろう。良く乾いているのを確認して燃やせば良いのである。
 なお、米国の土壌はミネラルたっぷりで、日本から持っていった種で栽培すると、日本より大きな実が付くという。
 うちでは、この草木灰がけっこうな比重を占めるのではなかろうかと思われるが、実が大きくなるまでのことはない。そして、2年ほど前から少々取り入れ始めた自然農法(雑草との共生:雑草をなるべく叩かず、その堆肥化を待つ)によって、土壌が肥沃にならないかと期待している。

 2年前にも記事にしたのだが、須賀前の畑でサツマイモの栽培を始めたら、かなりの肥料が残留していたようで、2品種のうち1品種は完全なツルボケで、ほとんど収穫できなかった。同じ場所で無肥料にもかかわらず、2年目もひどいツルボケとなった。引き続き無肥料でいく今年はツルボケしてほしくないものである。
 過剰肥料を嫌うトマトや豆類の作付けに当たっては、施肥量を少なくしているが、やはり肥料過剰のようである。それは、トマトで分かる。実が付いた房の先端から葉が出るものがちょこちょこあり、それが肥料過剰の証拠であるとのこと。
 それが、今回の作付けでの肥料過剰なのか、累年過剰なのか、ということになると、サツマイモの例からして累年過剰と言えよう。
 ところが、自宅前の畑も同様に肥料過剰と思われるのだが、今年、十六豆の苗を植え付け、それがだんだん大きくなっていく過程で、葉の色がやけに薄いのに気が付いた。このブログ日記を見てみたら、無肥料であった。豆類だから肥料は少なくてよいのだが、無肥料だったから、こんな姿になったのであろうと、あわてて施肥したところ、葉の色が濃くなった。
 たまたまこの箇所は残留肥料が少なかったのかもしれないが、分からないものである。

 そして、今年、余ったトマト苗を、サツキが植えっ放しになっている畝に定植したら、ヤセホセで伸びていき、葉の色も薄かった。定植穴に牛糞をかなり入れたのだが、明らかに肥料不足である。その後、2回、追肥(化成と有機肥料各種混合)したところ、どれだけか軸も太くなり、葉も青々してきたが、葉は小さく、実の付きかたも少ない。
 なお、その際に生えていたフキは葉が大きくなり軸太となり、良品のフキが収穫できた。一人生えで施肥したことがない(たぶん、おふくろも施肥していなかっただろう)から、肥料不足となっていたのであろう。
 樹木畑の空いた箇所に、今年初めてカボチャを作付けし、トマト同様に施肥しているが、まだまだツルがどれだけも伸びておらず、これはもっと追肥せねばならないだろう。

 以上が今年の状況であるが、おふくろが施肥しなくなったから、これからは小生だけの施肥となり、化成の余りを使いつつ、各種有機肥料を気持ち抑え気味に施肥して様子を見るしかなかろう。その加減が難しく、十六豆で失敗したが当初は無肥料として様子を見るべきかもしれない。

 この世はまさに飽食時代。あまりの栄養過多で体を壊すヒトが多いのは稼業のファーマシーの立場から重々承知している。そして、同じ生き物である植物だって同じではなかろうか。野菜君たちにも「腹八分」にしてあげたら、より美味しくより栄養価が高いものをヒトに与えてくれはしないか、と勝手に考えている素人ファーマーである。
 なお、有機肥料も、野菜にはやはり動物性のものより植物性のものが合うようで、腐りにくく日持ちするというから、鶏糞は控え目にせねばいかんだろう。
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肥料過剰は野菜が腐る、特に動物性肥料は [土づくり]

 「1931年生まれの自由気ままな白髪の自称青年」の方のブログをときどき覗いているのですが、野菜に関してびっくりする記事が出ていました。
 「肥料過剰は野菜が腐る、特に動物性肥料は問題。植物には植物性肥料が相性がいいのであって、本質的には無肥料でないと野菜は腐る。」というものです。
 それはどうしてか。下記をクリックしてご覧ください。
  お爺ちゃんの万華鏡 「腐る野菜」 
 今年の夏野菜から肥料の使い方を変えねばなりません。さて、どうしよう。有機肥料ばかり使っていますが、ほとんどが動物性のものです。牛糞堆肥ならまあいいか、とりあえず、これでいってみることにしましょう。
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4.9 夏野菜用の畑起こしを中止 [土づくり]

 2015年からは、なるべく自然農法を取り入れようと、ビッチュウでの畑起こしはせず、畝立ては冬野菜の畝をなるべく使いながら鍬で整形し直しする程度に止めた。
 それでもって、収穫が違ってくるかどうか、様子見したい。

<2014年4月9日の記録>
(須賀前の畑)
 夏野菜の苗はたいていゴールデンウイークに定植するのだが、今時の苗は早期栽培に向いたものであり、生りが早すぎるし、終わるのも早い。
 本来なら、もっと遅く定植したいのだが、多くの苗をお隣さんからいただき、一部の苗はうちで種蒔したものを管理していただいている。こうしたことから、ゴールデンウイークに入ったら直ぐにもらってこなければならない。
 よって、夏野菜用の畑起こしや畝立ては4月中旬には終わらせねばならない。
 畑起こしは、以前は人力(ビッチュウ)で少しずつやっていたが、還暦をとうに過ぎ高齢者に差し掛かった老体では体力的にも限界が来たので、一昨年から、お隣さんに耕運機を貸してもらい、空いた畝を全て耕した。
 やはり文明の利器の力はすごい! 楽ちん、楽ちん!
 これに味をしめて今年はビッチュウでの起こしを全然やっていない。
 なお、世の中には「不起耕栽培」なるものがあるようだが、枯草などでの自然堆肥づくりなど地道な努力が要りそうで、当面は今までの方法を取るしかない。これについては、ブログ友達が一宮市で挑戦を始められたから、それが軌道に乗ったら、そのノウハウをご伝授いただくことにしよう。
 さて、その畑起こしだが、今週末にお隣さんから耕運機を借りて行う予定であり、引き続いて畝立てを何日かかけて少しずつ行うことになる。
 畝立てするに当たっては、昨年から化学肥料(除く苦土石灰)を全く使わないことにしたから、あらかじめ有機肥料を敷き込んでおくことにする。
 ところで、有機肥料は色々なものがあるから、昨年の例を参考にして、作付けする野菜の種類によってどれだけか変化を付けたいと思っている。なお、作付け位置は既に決定している。
 なお、畝立て時に畝の下に敷き込む肥料(ただし苦土石灰は畝立て前)を次のとおり予定し、追肥は昨年同様原則としてなしとする。昨年の施肥量(含む冬野菜)が適正かどうか不明だが、今年から1畝増やしたサツマイモがツルボケするかどうかで判断できよう。
・大豆
 畝立て時は苦土石灰のみ。植え付け後に有機肥料粒のみ
・サツマイモ&メロン(混植)
 畝立て時は苦土石灰のみ。メロンは植え付け時に各種有機肥料を株周りに濃厚に施肥し、サツマイモはツルボケ防止のため無肥料
・オクラ
 苦土石灰、種粕、有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞
・ピーマン類
 苦土石灰、種粕(多)、有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞 
・ゴーヤ
 畝立て時は苦土石灰のみ。植え付け時に各種有機肥料を株周りに濃厚に施肥
・白ナス
 苦土石灰(多)、 種粕(多)、 有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞、 石膏
・トマト
 苦土石灰(多)、種粕、有機肥料粒、牛糞、鶏糞、石膏(多)
・ネギ苗
 畝立て時は苦土石灰のみ。植え付け時に溝に種粕と有機肥料粒
・丸芋(畝立て・施肥済み)
  苦土石灰、種粕(多)、有機肥料粒(多)、牛糞(多)、鶏糞
・ニンジン(畝立て・施肥済み、一部種蒔き済)
 苦土石灰、種粕、有機肥料粒、牛糞、鶏糞、鉄
・ヤーコン(専用の畑で連作)
 苦土石灰、牛糞、20年以上前の化学肥料(納屋の奥から発見)2種類を在庫整理のため、当分の間使用する。
 備考:石膏は「畑のカルシウム」(硫酸カルシウムを粒状に固めたもの)、鉄は使用済み使い捨てカイロを砕いて粉末にしたもの
(4月11日追記)
 お隣さんから耕運機を借りて空いた畝を耕運。明日から順次畝立て。
(4月12日追記)
 ヤーコン以外は予定どおり肥料を入れて畝立て。
(5月4日追記)
 ヤーコン7畝、肥料を敷き込み、畝立て。

(自宅前の畑)
夏野菜の作付けは須賀前の畑がメインだが、自宅前の畑でも一部行っている。自宅前は、時期が来たら毎日収穫する必要があるキュウリと十六豆とし、空いた畝に須賀前と同じものを少し作付けしている。そして、須賀前で白ナスを栽培して種取をしており、これと交雑してしまう紫ナスを自宅前で栽培するのが常で、今年もそのようになる。また、里芋は夏に日照りが続くと収穫が激減するので、今年から水やりしやすい自宅前での栽培だけにすることにした。
 さて、自宅前の畑起こし&畝立てであるが、まだ全く手を付けていない。今週末に、お隣さんに耕運機を貸してもらい、空いた畝を全て耕すことにし、引き続いて畝立てを行うことにする。
 須賀前の畑へは一昨年からおふくろが行かなくなったので、昨年から化学肥料(除く苦土石灰)を全く使わないことにし、あらかじめ有機肥料を敷き込んでから畝立てをすることにしたが、自宅前の畑は、昨年もおふくろが過剰と思えるほどに化成肥料(種粕を3倍量混合)を撒いているから、有機肥料を敷き込まずに畝立てすることにする。
 ただし、昨年、母屋から離れた南区画には、おふくろは施肥しに行かなかったので、ここだけは有機肥料を敷き込んで畝立てし、化成肥料は使わずに栽培しようと思っている。なお、今年おふくろが行かないかもしれない北東区画の南側は控え目に有機肥料を入れよう。
 有機肥料は色々なものがあるから、昨年の須賀前の例を参考にして、作付けする野菜の種類によってどれだけか変化を付けたいと思っている。なお、作付け位置は既に決定している。
<南区画>
・接木苗のトマト
 苦土石灰(多)  種粕  有機肥料(粒) 牛糞 鶏糞(少)  
・紫ナス(八ちゃんナス)
 苦土石灰(多) 種粕(多) 有機肥料(粒)(多) 牛糞(多) 鶏糞
・キュウリ第2弾
 苦土石灰  種粕  有機肥料(粒)  牛糞 鶏糞
・十六豆第2弾
 苦土石灰  種粕  有機肥料(粒)  牛糞 鶏糞
<北西区画>
・キュウリ第1弾
 苦土石灰のみ
(後日、キュウリ第3弾作付け)
・十六豆第2弾
 苦土石灰のみ
<北東区画>
・里芋(3畝)
 苦土石灰のみ
<北東区画の南側>
・オクラ
 苦土石灰  鶏糞  有機肥料(粒)
・オクラ&ピーマン
 苦土石灰  鶏糞  有機肥料(粒)
<西区画>
・ネギ(8月本伏せ)
 苦土石灰のみ
・ニラ(ウドの北側)
 荒れた場所につき、苦土石灰(多)、有機ペレット、牛糞 
(4月11日追記)
 お隣さんから耕運機を借りて耕運。
(4月12日追記)
 北東区画の南側2畝の畝立てを計画どおり実施。ニラの場所を起こし
(4月14日追記)
 北西区画2畝、南区画4畝の畝立てを計画どおり実施。ただし、南区画のキュウリ第2弾・十六豆第2弾は肥料の敷き込みのみ。

<2013年の記録>
 例年、夏野菜を定植(あるいは直播き)するための畝立てを4月下旬に行っているのだが、最近は、間もなく95歳になるおふくろが、まだかまだか、と口うるさい。そんなわけで、最近は4月半ばには畝立てを完成させていた。
 今年も昨年と同様に、お隣さんの耕運機を借りて空いた畝を全て4月12日に耕し、4月15日に須賀前の畑の畝立てを行なった。前日に、各種野菜の作付け予定位置に立て札を立てておいたので、それに基づいて畝立て。
 まずは、小型ビッチュウで均し。西隣に使わない用水路(U字溝)があり、そこから官民境界まで数十センチあるが、畑との高低差がけっこうあって土が流れやすい。そこで、官民境界に近い方を低くするための土移動を行なった。ここのところの晴天で土が乾いており、楽ではあるものの、けっこう力がいる。
 これが済んで、苦土石灰を撒きにかかったが、風が強く、西の方の大豆とサツマイモの予定位置だけ撒いて、あとは畝立て位置に濃く撒くことにした。
 次に、施肥。これは、作付け品種によって変えることにした。 
 なお、今年から化学肥料は一切使わずに有機肥料だけで栽培することにしており、下ごしらえとして、次のとおり施肥しつつ、順々に畝立てした。

大豆      (後日施肥のみ)
サツマイモ  (植え付け後に様子を見て施肥・畝立ては均しのみ)
いんげん豆 苦土石灰  種粕    有機ペレット    牛糞
オクラ     苦土石灰  種粕    有機ペレット(多) 牛糞(多)
ピーマン   苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏 
ゴーヤ    苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏
里芋・丸芋  苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多)
白ナス    苦土石灰(多) 種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏 鉄
トマト     苦土石灰(多) 種粕  有機ペレット    牛糞   石膏(多) 鉄
メロン     苦土石灰  種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(多) 石膏 鉄
ネギ苗    苦土石灰  種粕   有機ペレット

 備考:石膏は「畑のカルシウム」(硫酸カルシウムを粒状に固めたもの)、鉄は使用済み使い捨てカイロを砕いて粉末にしたもの
 なお、トマトは3畝予定しているが、2畝はホウレンソウが未収穫だし、ネギ苗がまだそのままだから、それらが終わってからとする。第2弾、第3弾用だから、十分に間に合う。
(翌日追記)
 ヤーコンの畝立てを行なう。施肥は次のとおり。
 西の5列 苦土石灰 種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(各畝1袋) 
 東の2列 苦土石灰 種粕(多) 有機ペレット(多) 牛糞(各畝1袋) 鉄
(4月28日追記)
 白ナス2畝のうち1畝は春キャベツが収穫中で、前日収穫を終え、本日急きょ、起こし・施肥・畝立てを行い、早速定植。 
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日本列島の土壌は痩せているから野菜のビタミン・ミネラルも少ない [土づくり]

 日本列島の土壌は痩せているから野菜のビタミン・ミネラルも少ない、と言われています。では、諸外国とどの程度の違いがあるのか、これについてはなかなか情報が入ってきません。
 やっと一つたまたま入った情報が次のものです。ご紹介しましょう。(2005年:新谷弘美著「病気にならない生き方 ミラクル・エンザイムが寿命を決める」より引用)

 もうずいぶん昔の話ですが、アメリカで売られている野菜を初めて見たとき、私はその大きさにビックリしました。日本の野菜とはナスでもキュウリでも明らかにサイズが違うのです。ですから、きっとこれは同じナスでも種類が違うのだろうと思っていたのですが、じつは、日本の野菜も種をアメリカにもっていって蒔くと、日本で育てるよりずっと大きな実がなるのです。これは、アメリカの土壌に含まれるカルシウムやミネラル、ビタミンなどの量が、日本の土壌よりはるかに多いからです。たとえば、アメリカで育ったほうれん草に含まれるカルシウムの量は、日本で育ったものの3~5倍もあるといいます。
 一例をあげると、ブロッコリーのカルシウム含有量は、アメリカでは100グラム中178ミリグラムなのに対し、日本のものは同じ100グラムに57ミリグラムしかないというデータを読んだことがあります。(引用者注:日本食品標準成分表2010年版によると38ミリグラム)
 …土壌の豊かさというものは、その土壌に生息する微生物や小動物の数で決まるといっても過言ではないのですが、火山灰地の多い日本の土壌には、土壌菌のエサとなるものが少ないのです。
 …日本の土壌はもともとそれほど豊かではありません。…農薬は…農作物のエネルギーの根源である土壌生物たちの命をも奪ってしまいます。農薬を定期的にまいている農地には、ミミズもよい土壌菌もいません。そんなやせて生命エネルギーを失った土地では作物が育たないので、そこに化学肥料がまかれます。化学薬品の力で作物はできますが、それは形だけのエネルギーのないものになってしまいます。日本の農作物に含まれる栄養素の量が年々減っているのもこのためです。

 医師になってから長くニューヨークに在住し、毎年行ったり来たりして日本に4か月ほど滞在され、両国の実情をよく知っておられる新谷氏ならではの情報です。
 ところで、引用文中に「日本の農作物に含まれる栄養素の量が年々減っている」とありますが、過去にネット検索して見つけた表をグラフにしてみましたので参考までに示します。なお、日本食品標準成分表2010年版で例示品目のデータに変化はないかチェックしてみましたが、変わりありませんでした。
 
食品中の鉄・ビタミンC.jpeg

 ところで、アメリカにおける化学肥料の使用状況はどんなものでしょうか。アメリカでは既に戦前において化学肥料の多用による野菜の栄養素の減少が指摘されたことがあるのですが、今はどうなのか。この情報が入ってこないのが残念です。なお、ヨーロッパでは家畜の糞尿などを堆肥化し、化学肥料は滅多に使わない農法が定着しているとの、視察者からの報告を聞いています。

 さて、うちでは痩せた土壌の肥沃化ために、第一に焼畑農法(休耕田の刈り取った草や庭木の剪定ゴミなどの野焼きでできた灰を畑に撒く)を取り入れ、第2に有機肥料だけの使用に心がけています。加えて、使い捨てカイロから苦労して取り出した大量の酸化鉄もばら撒いています。
 となれば、アメリカ並みに肥沃な土壌になっていてしかるべき。
 しかし、大きな野菜にはなりません。もっとも、ナスやキュウリは収穫を1日延ばせば大きくなりますが、トマトは熟しても大きくなりませんし、冬野菜も皆、並みの大きさにしか育ちません。
 まだまだうちの畑はやせているのか? ここは、アメリカへ行って現地の土と野菜の育ち具合を実際に見て、かつ、野菜を食べてみないことには判定できないのですが、車でちょっと出かけてくるかとは参りませんので弱ったものです。

(2月22日追記)
 昨日テレビで米国の首都ワシントンの桜並木が映し出されました。今までテレビで何度か見たことがある花をポンポンに付けた元気で巨大な桜の木です。これはたしか100年以上前に日本から寄贈したもの。日本では100年もすると老木になり、こんなに大きくもならないでしょうね。米国の土壌は、やはり日本よりいいからでしょうか。
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2014.8.24 冬野菜用の畑起こし<2015年からは極力省略> [土づくり]

 自然農法をなるべく導入することとしたので、2015年からは冬野菜用の畑起こしを止めた。
 過去記事を残しておく。
<2014年>
(8月24日)
 お盆を過ぎたら、冬野菜の作付け準備のために畑起こしを始めねばならない。
 専業農家の方はお盆過ぎには早生物の種蒔きしておられるが、そんなに早くすると、虫の総攻撃を受け、農薬を何度も使わねばならないし、そして、収穫がまだまだ暖かい時期に始まり、そんな頃はまだ冬野菜を食べたいとも思わない。
 よって、極力遅蒔きすることにしているが、ために遅過ぎて失敗することも多い。もっとも、3年前までは、おふくろが種蒔きや苗作りをしていたから、顔を合わせれば、「畑を早よう起こせ、お隣さんが耕運機を貸してくれる。」と何度も言い、せかされていた。でも、おふくろ(現在96歳)が3年前の秋に体調を壊し、以来300m離れた須賀前の畑に行かなくなったので、マイペースで小生独自で段取りでき、助かっている。
 ところで、お隣さんの耕運機だが、“小生(間もなく66歳)はまだまだ若い、日頃の運動不足解消のためビッチュウで畑起こしだ”と、約400㎡の須賀前の畑(畑の隣の方に家庭菜園として貸している約40㎡を除く)と、その3分の1程度の自宅前の畑をいまだ人力で頑張っていて、耕運機の手助けを受けていない。もっとも、2年前から、春は耕運機の力を順次借りることにしている。休耕田のコスモスの畝起こしは耕運機でなくては不可能になったし、昨年はヤーコン畑を中心に耕運機を借りて畑起こしをした。耕運機は実に楽だ。これにはまりそうだが、楽をしちゃいかん。少しずつならビッチュウで十分こなせる。ということで、冬野菜用の畑起こしは当面、耕運機を借りずにいこうと考えている。

 冬野菜作付けのための畑起こしは、あまり早くすると2度手間になる。何事にも頃合というものがある。
 須賀前の畑について過去の実績は次のとおり。
 2011年 7月末から8月初め(早くやり過ぎたので、その後の雨で少々硬くなり、小型ビッチュウではつり直さねばならなかった。)
 2012年 8月19、21、23日
 2013年 8月17、18、21、22、27日
 さて、今年だが、長雨で大幅に遅れが生じている。24日(日)に着手したいと思っているが、土がじっとりと湿っているし、雨模様だからどうなるか分からない。これからの1週間もすっきりしない天気だから、先が思いやられる。
(8月24日追記)
 9月初めに作付け予定の4畝分を一気に畑起こし。ゴーヤ、シシトウの後は9月下旬に処分して直ぐ起こして2畝作付けすることになる。
(8月31日追記)
 24日に起こした場所で、4畝の畝立てを実施。

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2014.2.17 3年ぶりに堆肥場の更新 [土づくり]

 自宅前の畑に3箇所堆肥場がある。2本の柿の木の際にそれぞれ1か所ずつ、そして、母屋に一番近い所に1か所(甘夏の際)、計3か所である。
 従前は、2年毎ぐらいに堆肥を取り出し、同じ場所で堆肥場を更新していたが、前回行ったのは、3年前で、できていた堆肥をほぼ全部除けて畑に撒いた。そのときは、地面から数十cm削り取り、けっこう果樹の根っこを切ってしまった。
 あれから3年も経つのだから、今冬は堆肥場を更新せねばならない。
 そこで、今日、実行することにした。
 先ずは、母屋に一番近い所にある甘夏の際の堆肥場。
 まだ堆肥化していない野菜クズなどを跳ね出した後、甘夏の根を切らないようにしつつ、幹から離れている所は底部の地面が現れる所まで堆肥を少しずつ削り取る。これを一輪車で運び、主に果樹用に使い、一部を畑に入れる。
 深いところで60cmほど削っただろうか。1平方メートルほどの堆肥場であるが、これだけの作業でもけっこう時間がかかる。
 最後に、跳ね出しておいた野菜クズなどを放り込んで終了。
 次に、柿の木の際の堆肥場の更新にとりかかる。
 甘夏の際の堆肥場と同じようにやろうと思っても、柿の木の根がけっこう伸びてきているに違いないし、わざわざ穴を掘るような面倒なことはしたくない。
 よって、盛り上がっている部分だけを削り取り、ビワの木の施肥や畑に入れるだけにした。こうなると、たいして堆肥は取れなかったが、柿の木の肥料になるから、これでよしとする。

 ところで、堆肥がどんな姿をしているかというと、表層は別として、その下は全部が完全な土である。野菜クズなどに付いていた土だけが残っているだけという感じだ。
 これは、有機質が完全に微生物分解されてしまっているからであろう。これでは堆肥と言えないのだが、微量ミネラルはしっかり残っているから、よしとしよう。

 年に1回は堆肥場を更新し、見た目にも堆肥と言えるものを取り出すと良いのだが、実に面倒な作業であり、躊躇してしまう。それが分かっているから、ここ3年ほどは堆肥場がなるべく溜まらないよう、枯草などは入れないで燃やしていた。
 歳を食うとともに年々何かと楽をするようになったのだが、これは致し方ないであろう。次回はまた3年先か。そして、甘夏の際の堆肥場も掘ることなく、盛り上がった部分だけを削り取ることになるだろうなあ。これもやむなしである。
 おん年65歳の高齢者だから、許されよ。

 
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近代農業の最大の問題点は大型トラクターによる土壌耕盤の形成か? [土づくり]

 川口薫という一風変わった科学者がいる。
 「岩石を構成するミネラルの構造がそもそも重要なものであって、岩石から溶出するミネラルの性質はその構造によって違ったものになる」というものであるから、これは現在の科学の常識を根本から覆してしまう論である。
 それに止まらず、そのミネラルによって水の性質も変わるという。
 ここまでなら小生も何とか着いていけるのだが、水と言うものは、“人の心に反応する”とまで言われるから、ここから先は小生も着いていけない。
 もっとも、水の不思議は現在の科学では説明できないことが多々あって、“水が人の心に反応する”という現象を発見されている方は他にもあり、大変興味を持たされるところではあるが、そう簡単には解明されそうになく、ここでは場違いのことであるから、ここらで止めておく。
 こうしたことから、氏には失礼であるが、冒頭の表現をさせていただいた。

 さて、氏の小論をたまたま入手し、畑の土壌について驚きの事実を知った。
 それは、「農業の実践ー現在の土壌の問題点と解決策ー」と題した6ページほどの短い小論であるが、素人向けに分かりやすく説明されたものである。
 3つの問題点を挙げておられ、化学性、生物性の問題点については概ね既知のことだが、物理性の問題点は初耳であり、一言で言えば、表題に示したとおりである。
 さほど長くないものであるから、その全文を以下に紹介する。なお、その中に出てくる「農業用のミネラル抽出液」なるものは、氏が研究開発中のもので、様々な岩石の組み合わせの中から適正なミネラル抽出(最初のところで紹介したミネラル構造を持ったもの)を行ったものであり、一部試験的に使われているものの、まだ発売はされていないようだ。

 物理性の問題点
 近年の農業は、生産性の向上や年間を通した出荷体制の確立などの要請から、機械の大型化や大型施設栽培などにより、工業型農業経営をしなければ生産者は生き残れない環境になっている。
 土壌は大型のトラクターに踏み固められ、耕運すればするほど表層から15~20cmのところに耕盤が形成される。耕盤は土壌の通気性や排水性を低下させ、作物の根の伸張を妨げるだけでなく、旱魃や長雨の影響を非常に受けやすくする。
 農業用のミネラル抽出液を使用すると、土のソフト化が進み、土壌がサラサラ・フカフカになって棒が2m以上も入るようになる。
 耕盤がなくなることによるメリットは計り知れない。根が伸張する、養分をより吸収できる、水分や温度の変化に強くなるなど、数えればいくらでもある。
 実際にイチゴ栽培農家でミネラル液と良質な堆肥を組み合わせて行った結果、栽培終了後に土を掘ったら驚くべきことに2年目には240cm(1年目は140cm)もの深さまで根が確認できた。
 それまでは水の管理が大変で毎日土壌水分計とのにらめっこだったのが、ミネラル使用後は根が深くまで伸びたために土壌水分が安定し、水をやっても水分土壌計のメーターはそれほど動かなくなった。イチゴの味も抜群で、大手百貨店や料理店などにも並ぶ価値の高い農産物になっている。
 別の例では、粘土質で雨が降ればドロドロになり、乾けばカチカチになるような土壌に、堆肥とミネラル抽出液を入れて約半年で棒が70cmほど入るようになったところも出てきている。
 これら2つの例に共通しているのは、堆肥などの有機物を適切に投入していることである。土壌耕盤が破壊されるメカニズムはおそらく土のソフト化によるものと考えられるが、有機物の施肥量やミネラル抽出液の投入量の目安を見つけることが現状では難しい。
 それは土のタイプや残留成分などの関わりが解明できていないためで、今後の課題として残っている。
(以上)

 この小論では、ミネラル抽出液の効果が強調されているが、文末で、「土壌耕盤が破壊されるメカニズムはおそらく土のソフト化によるものと考えられ…堆肥などの有機物を適切に投入していることである。」とあるから、十分な有機肥料の使用が重要なものになり、大型のトラクターなどを入れなければ、有機肥料だけでも、ひょっとしたら土壌耕盤をなくすことが可能かもしれない。
 ちなみに、リンゴの自然農法で有名な木村秋則さんは、リンゴ園の大きな問題点として「大型機械がリンゴ園に入り込み、それによって土壌が踏み固められている」ことを挙げておられた。そして、リンゴ園を機械で踏み荒らさないようにし、雑草を放置してリンゴの木を蘇らせられたのだから、出来ていたであろう土壌耕盤は、何もミネラル抽出液に頼らなくても解消したと思われるのである。
 ところで、うちの畑はせいぜい小型の耕運機をまれに使ってるだけで、大型のトラクターに踏み固められているものではないが、土壌耕盤らしきものがしっかり存在する。
 隣接する畑を耕作されている方は、数年前に地主(小型の耕運機を使用)から借り受けられ、大型のトラクターを使って耕運されているのだが、ひどい土壌耕盤らしきものが存在すると言われる。その原因は、ここは昭和30年過ぎの圃場整備で畑にされた所であって、そのときにブルドーザーでしっかり転圧され、耕土が30cmほど乗っているだけの条件の悪い畑だとのこと。これを改善するには、天地返しでもしないとダメだ、とおっしゃっておられた。
 隣の畑もうちの畑も細長くて圃場整備で作られたものだから、きっと同じ条件であろう。エンドウやトマト栽培で支柱を差しても30cmほどの所から下へは力を入れても全然入らないのであるから。
 早々に優良な畑にするには、1m程度の天地返しでもするしかなかろうが、半農半商の身にあってはそのような大それたことはできそうもない。
 よって、地道に有機肥料を入れていくなり、最近興味を持ち始めた自然農法を取り入れていけば、希望的観測ではあるものの、少しずつ土壌耕盤らしきものが下がっていくのではなかろうか。
 川口薫氏の小論を読んで、そんな思いをしたところである。
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2013.9.15 うちの野菜は減農薬・有機栽培? [土づくり]

 このブログで、うちで栽培している野菜は、無農薬なり減農薬そして有機栽培などと、時々書いてきました。売り物ではないですから、法令・ガイドラインの違反にはなりませんが、こうした言葉は使ってはならないようです。
 この記事は1年ほど前に書いたものですが、それを少し書き改めて紹介することにします。

 無農薬なり減農薬そして有機栽培について、ネット検索して、どういう場合に使っていいか調べてみました。
 まず、無農薬や減農薬ですが、平成16年4月に、この表示は既に禁止されていました。代わりに、「特別栽培農産物」(何が特別なのか、そのことわりは付かず)と謳うことができるようになったようです。
 して、その規格ですが、「農薬の使用が、当地の慣行レベルの50%以下、かつ、化学肥料の使用量が窒素成分量で50%以下」とのことです。つまり、農薬を撒く回数を半分にして、化成肥料の使用量を半分にすれば良いというもの。これでは、何だか中途半端で、いただけない感じがしますが。
 ところで、この規格にうちの野菜が適合しているかというと、農薬は白ナスを除いて大半がパスしていますし、今年から化成肥料を使うのを止めましたから、大半のものが「特別栽培農産物」には該当します。もっとも、これは須賀前の畑のことであって、自宅前の畑はおふくろが化成肥料を主体に施肥していますから、こちらは該当しません。
 ちなみに、「有機栽培」の規格に適合するには、それはそれは厳しいものがあります。平成13年に定められたようですが、国際的なガイドラインに準拠したものとして定められ、「一定の農場で3年間以上、農薬(除く天然系)や化学肥料(除く苦土石灰等)を使わずに栽培し、第三者機関の検査にパスしたもの」でなければなりません。これに合格して初めて、「有機栽培農産物」とか「有機〇〇」(〇〇は品種名)と銘打ち、「有機JASマーク」を表示させてもらえるとのこと。
 恐れ入りました。
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2013.9.6 適正な施肥量を決めるのは難しい [土づくり]

 今年から化学肥料を使わないことにした。有機栽培に取り組みたいと考えたからである。もっとも、法令上の「有機栽培」は、無農薬との絡みがあり、また、苦土石灰は例外扱いされるようで、ややこしい。
 うちが耕作している畑は果樹まで含めて2か所で10a程度であり、野菜を販売するわけではないから、法令はどうでもよい。①に美味しくて②に栄養価がある野菜が採れればよいのである。
 10aもあると全部を自家消費するのは不可能で、その多くは当店(薬屋)のお客様に差し上げている。よって、①に美味しく②に栄養価があるものを目指すことにしている。売り物ではないから形にはこだわらない。
 農薬使用については極力避けたいとは思っているが、どうしても使わざるを得ないケースがある。これについては、別途記事にすることにする。
 さて、うちが農協に注文して届けてもらっている肥料は次のとおりである。参考までに、使うのを止めた化成肥料も比較のため表に掲載した。  
                                       
                 窒素(%)  リン(%)  カリ(%)   
 <10a当たり目安量>  葉肥え   実肥え   根肥え
 従前使用の化成肥料    8       8       8   
 ふりかけ堆肥eco      1.9      2.1     1.0
  <5~10袋>
 ようこん(動物残渣)     3       5       3
  <10~30袋>
 牛糞(乾燥物換算)     1.4      2.1     2.7  
 発酵鶏糞           3.8      6.6     3.1 
  <10~12袋>
 種粕              5.3      2.0     1.0

 今まで、「ようこん(動物残渣発酵)」が何となく気に入っていて多用していたが、これが農協の注文書から外されてしまったので、「ふりかけ堆肥eco」に切り替えたところである。これがどういうものか、内容成分が表示されているが、不勉強でさっぱり分からぬものの、有機肥料に間違いはなかろう。

 ところで、これ以外にも肥料は使っている。
 一つは自宅の堆肥場で作る堆肥である。自宅で一人住まいのおふくろが出す野菜屑や畑の雑草を単に積み上げておくだけのもので、2、3年に1回掘り起こして畑に撒くという、いいかげんな堆肥作りである。これは、ほとんど自宅前の畑で使うだけである。
 もう一つは、「草木灰」である。自宅の堆肥場に積み上げたもので、堆肥にならないものを冬に休耕田の隅に持って行き、燃やすのである。これは、ついでのことであって、主体は庭木や果樹の剪定で生じた木の枝であり、次が休耕田の刈り取った雑草である。ただし、近年、野焼きがやかましくなり、通報されもしたが、それに懲りずやっているものの、休耕田の燃やす雑草は全体の2割程度に抑えている。ここで作った草木灰は、自宅前の畑と須賀前の畑の両方で使っている。
 そして、須賀前の畑では、ここで生じた野菜の残骸や柳の木の枝を畑の中央で燃やすことにしている。なお、堆肥になる野菜の残骸や雑草は、ヤーコンの畝に敷き、土寄せすることによって堆肥化させている。

 素人考えではあるが、草木灰は微量ミネラルが植物に吸収されやすい状態になっており、何にも増して重要な肥料ではないかと思っている。焼き畑農法がいい例ではなかろうか。そうしたことから、野焼きを再度当局に通報されても止めないつもりでいる。ダイオキシンがどうのこうのと一時騒がれたが、草木から発生する量はたかが知れているし、ダイオキシンの有毒性は考えられていたほど高くないことも判明しているから、煙が常時民家にたなびかなければ一向にかまわないとしてよいであろう。良く乾いているのを確認して燃やせば良いのである。 

 うちでは、この草木灰がけっこうな比重を占めるのではなかろうかと思われる。これに、適当に作った堆肥を併せると、購入した肥料の使用量は、相当落として良いのではなかろうか。
 もちろん無しで済ませるのは無理だろう。
 そこで、全く適当に購入した肥料を撒いているのだが、足りているのか不足しているのか、肥料袋に書いてある目安量からでは、判断のしようがない。なんせ4種類(夏野菜までは鶏糞を除く3種類)を撒いているのだから。

 でも、何とか適正な施肥量が求められないだろうか。
 しかし、これは、計算上からは無理であろう。
 そもそも、現状の土壌にどれだけ肥料分が残っているのか、特に、昨年まで使っていた化成肥料の残り具合である。
 昨年、初めて作付けしたサツマイモ2種類のうち1種類は完全なツルボケでほとんど収穫できなかった。全く施肥しなかったが、残っていた化成肥料が多すぎたからである。
 ということは、畑全体に化成肥料がかなり残っていると考えねばならない。
 農協勤めを定年で辞め、今は専業農家の同級生の話では、ネギ栽培は肥料過剰になりやすく、化成肥料が相当残っているとのことであった。うちも特産品の「徳田ねぎ」栽培はかなりを占め、肥料過剰になっているのである。
 化成肥料を使わなくなったことにより、今後は、それが早々に消えて行くと思われるのだが、有機肥料の残りというものも無視できない。これは、畝によって異なる。今年の場合、いんげん豆の作付けに失敗した。どれだけも樹勢が大きくならないうちに引き抜いたから、少なめに施肥していたものの、かなり残っているであろう。その畝の跡は、有機肥料も控えねばならないだろう。同じく栽培に失敗したトマト第3弾も似たようなものであるが、その跡は通常どおり施肥してしまった。
 こうして、化成肥料の残りがあるだろうし、畝によって有機肥料の残りがかなりある。耕運機でしっかり掻き混ぜれば均質化するであろうが、それを使わずにビッチュウでの人力起こしであるから、施肥した場所にそのまま残る。

 こうして、適正な施肥量が分からないまま耕作を続けていくしかないのが現状だ。 となると、うちの場合、草木灰や堆肥がまずはベースになるから、購入する有機肥料をケチって使い、肥料不足による生育不足を観察して、適正量を勘でつかむしかなかろう。
 特に、今年から尊敬する一宮市の自然農法家の方に刺激されて鶏糞も使うようになったから、肥料過多に陥りやすい。よって、今回の冬野菜からは、有機肥料は総じて少々ケチって使い始めた。
 今後は、有機肥料を少しずつケチり、どこまでケチったら生育不足になるかを観察していこうと思っている。

 どうでもいいことを長々と綴ってしまったが、この世はまさに飽食時代。あまりの栄養過多で体を壊すヒトが多いのは、稼業のファーマシーの立場から重々承知している。
 そして、同じ生き物である植物だって同じではなかろうか、と思い、野菜君たちにも「腹八分」にしてあげたら、より美味しくより栄養価が高いものをヒトに与えてくれはしないか、と勝手に考えている素人ファーマーである。
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2013.4.13 自宅前の畑の夏野菜用の畝立て&おふくろのボケ [土づくり]

 例年、夏野菜を定植(あるいは直播き)するための畝立てを4月下旬に行っているのだが、最近は、間もなく95歳になるおふくろが、まだかまだか、と口うるさい。
 昨年は、オクラの種を直播きするから早く畝立てしておけ、と何度も言われた。
 そんなわけで、最近は4月半ばには畝立てを完成させていた。

 今年は、どういうわけか、せかされることはなかったが、手が空いた昨日4月12日に、お隣さんの耕運機を借りて空いた畝を全て耕した。例年、少しずつビッチュウを使った人力でやっていたのだが、小生とて今年65歳になり、少々力仕事がきつくなってきたので、省力化することにした次第。
 やはり文明の利器の力はすごい! 楽ちん、楽ちん!

 そして、今日4月13日、自宅前の畑の畝立てを行なった。
 おふくろがあれこれ何でも植えたがるから、予定していた畝数より余分に1、2畝できると良かろうと思い、気持ち間隔をつめたところ、2ブロックで各1畝増やすことができた。
 きっと、何でもない花の種を蒔くなり苗を植えることだろう。仏花用にするものだが、いつも半分以上は使い切れず、ジャングルと化す。それでも、他に空いている場所があると、そこにも所狭しと何やかや植えるのだから往生する。
 さて、畝立てが終わり、夏野菜の苗をどこに何を植えたり、種蒔きするか、これをおふくろにはっきり分からせるため、立て札を立てておいた。
 しかし、それだけでは終わらない。畝幅を広く取りたい夏野菜には、寄せ土用に小さな畝を所々に作っておくのだが、放っておくと、おふくろがそこにも何やかや植えてしまう恐れがある。よって、そこにも立て札がいる。「寄せ土用の畝 何も植えるな」と、書いておかないと危ない。それも準備してきて立てた。

 ところで、例年、畝立て前に苦土石灰を振るのだが、これを忘れてしまった。
 しゃあない、おふくろが施肥したときにでも振って土寄せしよう。
 なお、例年、畝立て前に有機肥料も入れるのだが、これは省略した。
 というのは、一昨年から須賀前の畑に行かなくなったおふくろは、自宅前の畑の守りしかやることがないので、暇を持て余しぎみで、今冬の冬野菜に何度も化成肥料をやり、その肥料がかなり耕土に残っているに違いなく、夏野菜にも同様のことをするだろうから、肥料過剰になりそうだからである。

(翌日追記)
 午後、自宅前の畑を見たら、おふくろがトマトやナスの立て札が立ててある畝に種を蒔こうと準備をしている。そして、キュウリ第1弾の立て札の畝は既に種撒きが終わっている。
 なんたるちあ!である。
 そう言えば、昨日、キュウリの種はいつ蒔くのや、とおふくろが聞いたので、毎年お隣さんから苗をいただいているからそれを植えりゃええ、と言っておいた。
 でも、耳が遠いおふくろである。聞こえなかったのであろう。
 それにしても、ビックリさせられた。例年、苗をもらっており、キュウリの第1弾はその苗に決まっているのに。
 ボケがきたか?少々心配させられます。まして、トマトやナスの種蒔きを準備するとは。この2つは、毎年苗をもらって作付けし、種蒔きなぞしたことないのに。
 やっぱり、ボケた!弱ったことになりました。
 
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使い捨てカイロは優良な肥料となる [土づくり]

 家庭から出る一般廃棄物の処理は役場の仕事。その協力として、自治会単位で日を定めて、会員の勤労奉仕による資源回収などが行なわれているのは全国どこも同じであろう。その中で、当町では2ヶ月に1回金属類の収集日がある。
 そのとき、「使い捨てカイロ」は酸化鉄であるから、「金属類」として出される。これがけっこうな量になり、たぶん鋳物製造にでも使われることになろう。

 でも、鉄分は人の必須ミネラルであり、植物にとっても同様であろう。鉄分の少ない土壌では植物の育ちが悪いようであり、そうした土壌に鉄分を補給してやると、植物は元気に育つという。また、プランターに入れれば、草花が丈夫になり、花の咲き方も良くなるという。そして、畑の芋類は腐りにくくなるそうだ。
 当地は沖積層であり、全然赤味がないから、鉄分は不足気味と思われる。よって、「使い捨てカイロ」から取り出した酸化鉄を3年前から利用するようにしている。資源回収の「金属類」の日にもらってくるのである。只今の利用者は小生を含めて2名であり、余りがちだ。

 実を言うと、利用者のもう1名は近所に住んでおられる研究熱心な方で、偶然のことではあったがカセットテープからもつれだしたテープがグシャグシャになって畑に埋まっていて、そこに野菜の根がたくさん絡み付いていたのを発見され、野菜は鉄分を欲しがっているのだと気付かれたのである。それ以来、彼は「使い捨てカイロ」から取り出した酸化鉄を畑に撒き、いい野菜を作っておられる。
 それからしばらくして、ヤーコン栽培の第1人者、山口県の渡辺さんとお話をする機会があり、鉄分が十分ある土壌で育つヤーコンは保存性がいいことをご教示いただいたのである。

 さて、使用済みの「使い捨てカイロ」は、どれだけか固まっているものが大半であり、少々面倒だが、これを金槌で叩いて中の塊を細かくし、袋を破いて取り出さねばならない。
 ところが、昨年春に大量に出た「使い捨てカイロ」は、ご丁寧にも袋から取り出てバケツごと「金属類」として出ていた。これを何か適当な袋に再度入れて叩く必要があり、随分と手間取る。手抜きしてそのまま畑に入れる方法もあるが、これだとニンジンや大根が先割れしやすくなり、都合が良くない。よって、粉砕するしかないのである。この作業を2月3日に30分ほどやったのだが、まだ残りがあり、後日叩かねばならない。(追記:2月10日に30分かけて残りを叩き終える。)

 こうして、毎年少しずつ畑に酸化鉄を補給しているのだが、これをいつまでやったらよいのかは分からない。暇があったら毎年少しずつやり続けることにしようと思っている。(追記:2月12日の金属類資源回収に立ち会ったら、けっこうな量が出てきた。これは袋入りであり、もらってきて保存)(再追記:3月17日、これを1時間かけて叩き、ほぼ粉末の状態にする。腕が疲れる。)

 酸化鉄を重点的に撒く場所は、ニンジン、ホウレンソウ、ヤーコンの3箇所にしている。ニンジンはお隣の各務原市が主産地であり、洪積台地で赤土であるから、きっと鉄分が多いと思われ、ために良質のニンジンが収穫できると思われるからである。また、ホウレンソウは鉄分が多い代表的な野菜であるから、鉄分を欲しがっているに違いない。そして、ヤーコン芋は鉄分が多いと保存性が良くなると聞いている。

 こうして、酸化鉄を重点的に撒いて行けば、輪作で畑全体に鉄分が行き渡ろうというものである。なお、ヤーコンは連作しており、毎年入れ込んでいる。この芋は先割れしそうにないから、粉砕が完全でない粒状のものを入れ、粉末状になったものをヤーコン以外の場所に撒くことを基本としている。

 ところで、昨秋、大根の畝にもけっこうな量の酸化鉄を敷きこんだ。粒状のものも多かったことであろう。それが原因してか定かではないが、今季の大根は先割れするものが目立ったから、今後は控えることにしよう。なお、今季の大根は太いものが目立つ。これはタネの品種違いなのか、酸化鉄の影響なのか、そこら辺りは分からない。

 ニンジンも同様に先割れするものがかなり多いが、その原因は、成長点に酸化鉄粒や砂粒が当ることよりも、病原菌の悪さによるようであり、酸化鉄を加えることによって丈夫に育つだろうから、引き続き入れ込む考えだ。病原菌の名前は忘れたが、当地の畑という畑どこにも生息しているとのことである。

(2016年10月追記)
 こうして、「使い捨てカイロ」を畑に撒くようにしたのだが、本格的にやったのは2014年までで、その後は、寄る年に勝てないのか、30分間金槌を叩き続けると手首が痛くなり、それが改善に何日も要するようになったので、自家消費したわずかばかりの「使い捨てカイロ」をホウレンソウの畝に撒いたり、プランター栽培の草花用土に混ぜ込むだけにしている。
 これまでのその成果は、となると、今までに畑にどれだけも入れ込んでいないから、何とも分からない。
 でも、これからも、チョロチョロではあるが、「使い捨てカイロ」を金槌で叩いて、粉末にした酸化鉄を有効活用していこうと思っている。

(2017年3月15日追記)
 今冬に女房と2人で使った「使い捨てカイロ」(貼るタイプ)を、今回はツルハシの尻で両手を用いて叩いて粉末にし、酸化鉄を取り出した。金槌よりうんと楽であった。
 これをニンジンの畝に撒くことにしよう。残りは草花苗をプランターに入れるときに使おう。
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2012.10.16 冬野菜の追肥は化成から有機へ変更 [土づくり]

 一昨日、サツマイモの収穫で、うちの畑は肥え過ぎていることが判明。それは、ツルボケが多かったからである。
 サツマイモを作付けした箇所は昨年休耕し、一昨年はネギを栽培した場所だ。
 いつか同級生に、こう聞いたのを思い出した。“ネギの跡は、化成肥料のやり過ぎで肥料分がけっこう残っている。”と。
 こうしたことからサツマイモがツルボケしたのであり、これは、うちの全部の畑に言えることでもある。
 昨年10月までは、畝立て時には小生が有機肥料を入れ込み、おふくろが化成1:種粕3の混合を追肥していた。その後、おふくろが畑へ行かなくなって、小生が追肥もしているのだが、気持ち少なめにしているだけで、客観的に見れば、やはり化成のやり過ぎであろう。
 この化成肥料は、野菜を早く大きく育てるのに手っ取り早いし、何と言っても、メチャクチャ安いから使いたくなるのである。でも問題がある。

 今日、懇意にしていただいている豊橋のN薬局さんからDMをいただいた。毎月相互にDMを交換し、けっこう多くを使わせていただいており、重宝しているのだが、その中に化成肥料を取り上げた、次の記事があった。(要約して紹介)

 野菜は毒を含んでいる
 ほとんどの野菜に硝酸や亜硝酸がかなり含まれており、これが多すぎると「苦くなる」のです。化学肥料(化成)を多用するほどそうなり、味だけでなく、体に深刻な影響をもたらします。疲労感、不妊、ガン、脳性まひ、糖尿病との関係が強く疑われています。
 硝酸毒が多い野菜はカンタンにわかります!
 ドレッシングも何もつけずにそのまま生で2口3口と食べ続けたら、どうしてもそれ以上食べたくなくなってきます! お試しください。

 うちの野菜は、有機肥料を入れ込んでいるから、甘みがあり、美味しいし、苦味はない。しかし、有機肥料だけで栽培すると、野菜の硝酸含有量は、化成だけの場合に比べて1桁少なくなるようだ。
 そうなると、甘味も美味しさもグーと上がることだろう。
 もっとも、そのためには有機肥料を相当量入れ込まねばならないが、少しは見習わねばいかん。
 そこで、このDMを契機に、化成肥料を半減させることにした。
 冬野菜には、うちでは通常2回化成を追肥している。すでに2回追肥してしまっている箇所もあるが、まだの所は有機肥料ペレット・牛糞・種粕のいずれかに切り替えよう。
 化成肥料に比べて少々値が張る肥料だが、味覚の向上と健康のためにも、そうすることに決めた次第。

 サツマイモのツルボケとN薬局さんのDMが重なって、目が覚めた肥料の使い方です。
 
 
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2011.3.27 堆肥場の更新 [土づくり]

 自宅の敷地に畑があり、堆肥場を3箇所設けています。堆肥場と言っても、ゴミ捨て場でして、野菜くずや雑草を単に積み上げておくだけのものです。
 3箇所とも、うず高くなり、これ以上放置しておくと処理に困ります。
 そこで、3月27日に、堆肥場を更新することにしました。
 この前、その堆肥を取り出したのは何時なのか定かでありません。多分、3年くらい前のことと思います。

 上の方は、生ゴミ状態ですから、まず、それをどけます。
 すると、堆肥化した土が現れます。よく見ると、完全な土。収穫が終わった野菜を根っこに泥がたっぷり付いたまま放り込んだり、草花の枯れたものも同様にしたため、土が主成分の堆肥になっています。
 どれだけも有機肥料としての役割を果たしそうにないですが、十分に掘り出さねば、後から後から捨てざるを得ない野菜くずや雑草の置き場に困ります。
 そんな訳で、堆肥化した黒い土をほぼ完全に掘り出しました。その下には、黄色っぽい土。これは、堆肥場の底。けっこう深かったです。
 ところで、2箇所目の堆肥場の堆肥を掘り出しにかかったら、すぐにカブトムシの幼虫がゴロゴロ出てきました。堆肥化した有機物を食べて、丸々と太っています。それが約20匹。これは、1箇所目のすでに整理した堆肥場に埋め戻してやりましたが、生ゴミの間に入れるしかなかったものもあり、果たして生き延びてくれるか少々気になります。

 堆肥化した土は、一輪車で運び、冬野菜を収穫した後の畝に撒いたり、柿の木やイチジクの木の周りに撒くことにしました。
 何度か運ぶうちに、サツキ・・・おふくろがやたらとあちこちに植えています・・・に引っかかって、スッテンころり! 幸い膝を少々打っただけで大事に至りませんでしたが、小生にとっては、邪魔な雑木にしか思えないサツキですから、へし折って引き抜き、通路を広く取れるように改善しました。
 ついでに、そのほかの箇所でも、通りにくい所は、同様に改善。

 そのサツキは、証拠隠滅のため、休耕田に積んである雑草や剪定した枝の間に挟みこみ、見えなくしておきました。
 これは、後日、機会を捉えて野焼きする予定です。もっとも、たいていは、小生がやる前に、おふくろが隣に住む従兄弟に頼んで燃やしてしまうことが多いです。いつまでも放置しておくと、みっともないというのが、その理由です。
 やんちゃなおふくろですから、その従兄弟も逆らえず、まだ十分に乾いていない状態で燃やしたことがあり、煙がひどくて通報されたことがありました。でも、おふくろは、我関せずで、その後も従兄弟に早めに頼んでいます。そんな訳で、小生が燃やすことはマレになっています。今回も、従兄弟さんのお世話になりそう。

 ところで、堆肥場は柿の木と甘夏の木の近くにあり、根っこが堆肥場の中に伸びてきています。一部を残してバッサリ切ってしまいます。そして、その果樹に施肥します。化成肥料、種粕、有機肥料ペレットをたっぷり入れ込みます。肥料を少し入れて土を掛け、次に生ゴミを入れ、また肥料、そして生ゴミ、と順々に入れ込みます。
 根っこをぶった切ったり、いい加減な施肥の仕方をしていますが、堆肥場をそこに設けるしかないですし、施肥しないよりはマシと思って、今までも、こうしてきました。それであっても、その年に果物が十分収穫できますし、また、甘味も出るようですから、多分、こんな横着なやり方でも許されるのではと思っています。

 この作業は、案外重労働でして、午後に、とある製薬メーカーの勉強会に出席せねばならず、堆肥場3箇所のうち、1箇所は時間切れとなったから良かったですが、それがなかったら、全部やってしまっていたことでしょう。そうなると、ぐったり疲れ、翌日に尾を引いたかもしれません。
 実は、翌日の今日、少々体が重だるいです。やはり、農作業は休み休み行い、それも半日で切り上げるべきでしょうね、歳を考えれば。
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