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4.15 トウモロコシの栽培 [トウモロコシ]

 トウモロコシは、その昔、うちでも自家用に作っていたようであるが、虫が入りやすいから、ここ30年以上作付けしたことがなかったようである。小生が百姓をやるようになって10数年経つが栽培したことはない。
 おいしいトウモロコシは中山間地で取れる。朝の冷え込みがないと甘くならないし、加えて朝取れを直ぐにゆでるなり、冷蔵して夕方にゆでないと、糖分がでんぷん化して甘味が落ちるのである。
 ここら辺りでは板取村(今は関市)産のトウモロコシが絶品であるが、高齢化と獣害(特に猿)で今は自家用にごくわずか栽培されているだけである。よって、おいしいトウモロコシに出会うことはまれとなった。
 こうしてトウモロコシは滅多に買わなくなったのだが、毎年いただきものがある。北海道からNPO法人が寄付のお礼に毎年トウモロコシを送ってくれる。でも、ゆでるまでに収穫から2日は経っていようから甘味が落ちている。また、近所の同級生(専業農家)が朝取れのトウモロコシをくれたことがあるが、当地では朝の冷え込みがなく、甘味はイマイチであった。
 よって、うちの畑でトウモロコシを作ろうと思ったことは一度もないのである。
 ところが、2017年になって自然栽培の「たんじゅん農」(炭素循環農法)に出会い、土づくりの第一歩としてトウモロコシを栽培すると土壌の改善になることを知った。
 そこで、2017年からトウモロコシ栽培を始めることとした。

<2018年>
 自宅前の畑の大半で自然栽培に挑戦することにし、トウモロコシが3畝作付け可能となった。そこで、次のとおり栽培を計画。
 第1弾 北東区画  4.15 ポットに種蒔き(保温措置)<極早生あまいバンダム> 
 第2弾 北西区画  5.01 ポットに種蒔き<極早生あまいバンダム> 
 第3弾 北東区画  5.15 ポットに種蒔き<アタリヤ:ピーターコーン>

<第1弾:極早生あまいバンダム>
(4月15日)
 8ポット(中)に3粒ずつ種蒔き。発芽し生育のよいものをばらして植え付け予定。
 6ポットは白ナス・トマトの保温箱(発泡スチロール)に入ったが、2ポットは露地。
(4月30日)
 24粒中20粒発芽。露地ポットは少しだけ小さいが、定植できる大きさになったので、本日定植することにした。
 畝は前作にビタミン大根を栽培した畝で、初期に虫に食われて不作となり、残留肥料がかなりあろう。冬季に刻み藁をはつりこんで畝立てしてある。今回からは肥料は一切入れない。
 列幅30cm弱、株間60cm弱で互い違いになるように、定植穴を空け、たっぶり水を差す。株をばらし、1本ずつ定植穴に入れ、埋め込む。あとでまた散水。あと2株植えられようが、ここは第2弾の余り苗を植えることとする。(5月17日実施:23本が植わった。)
(6月10日)
 雑草が少々生えてきたので、軽く草叩き。
(6月18日)
 だいぶ大きくなり、雄花が出だした。実は1個にすると記憶しており、はっきり2個出ているものについて下段を摘果。
 でも、後でネットで調べたら「ヒゲ(錦糸)が発生した頃に、最も生育の優れた最上部の雌穂を残して、他の雌穂はかき取ります。」とあり、少々早すぎた。
 なお、「トウモロコシによく発生する害虫(アワノメイガ)は、雄穂に誘引されて産卵し、幼虫が雌穂について実を食害します。受粉が終わったら雄穂を切り落としておきましょう。(雌穂から出るヒゲが色づき始めたら、受粉完了のサイン)」とある。覚えておこう。
(6月22日)
 ネットで調べると「トウモロコシの雌穂は、他の株の雄穂から飛散した花粉により受粉し、同じ株の間では受粉しにくい特徴があります。そのため、家庭菜園など株数が少ない場合は、人工授粉しておく方が無難です。雄穂を切り取り、雌穂のヒゲに擦り付けて花粉を付けます。」とある。
 もう十分に雄花が咲いていると思われるものを切り取って、雌穂のヒゲに擦り付けようと試みたがいっこうに花粉が出てきそうにない。3本やってみたが、みな同様で、1本だけどれだけかは花粉が舞ったようだったが、それも直ぐに舞わなくなった。
 雄穂の花粉が既に飛んでしまったのか、早すぎたのか、はたまた十分に乾いていないからなのか、さっぱり分からない。
 まあ、雄穂を切り落とした株には害虫が付きにくいだろうから、よしとしておこう。

<<第2弾:極早生あまいバンダム>
(4月30日)
 8ポット(中)に4粒ずつ種蒔き。それでも種が10粒ほど余った。
 第1弾同様、発芽し生育のよいものをばらして植え付け予定。露地に置いて散水。
(5月13日)
 順調にほぼ全部発芽して成長中。間もなく定植できよう。
 畝は前作に菊菜を栽培した畝で、今日、ほぼ枯れた菊菜の残骸を畝に埋め込み畝づくり。鍬で畝を凹状にし、残骸を入れて埋め戻し。菊菜が花を付けた後で引き抜いたから残留肥料は少なかろう。今回からは肥料は一切入れない。
(5月17日)
 本日定植し、12本が植わった。少々遅く、根が絡まって分割しにくかった。
 残り苗は第1弾の続きに2本、イチジク苗木(西)の両側に19本を植える。
(6月10日)
 雑草が少々生えてきたので、軽く草叩き。
 
<第3弾:ピーターコーン>
(5月14日)
 7ポットに4粒ずつ種蒔き。露地に置いて散水。
(5月21日)
 順調に芽吹いてすくすく育ちつつある。ニンニク跡に定植予定だが、ニンニクの収穫が遅れそうで、当分定植できず、弱ったことになった。
(6月2日)
 今朝ニンニクを収穫し、畝の南端を鍬で削り、その南の畝(トウモロコシ第1弾)にニンニクの残骸を少々埋め込みながら畝成形。
 ニンニクの残骸と敷き藁(刻み藁)を埋め込みながら鍬で畝整形。
 ほぼ全部が発芽し、ばらして1本ずつ植える。列幅30cm、株間30cmで植えたら、畝に空きができてしまい、所々抜いて、畝全体に広げる。  

<2017年>
 土壌を何とか改善したいと思っていたのが、2本あるイチジクのうち西側の栽培箇所である。ここはイチジクが今春に完全に枯れてしまい、今年晩秋に苗木を植えたい。そのためにはあらかじめ土壌を改善しておくことが必須だ。
 こうしたことから、収穫成果は二の次で、土壌改善するためにトウモロコシ栽培をすることにした次第である。今年だけの栽培で終わるか、来年も苗木の周りでトウモロコシ栽培するか、それはまだ分からないし、来年、別の箇所で土壌改善するためにトウモロコシを栽培することになるかもしれない。
(7月7日)
 本日、枯れたイチジク周りを整備し、土を露出させた。
 肥料過剰の土につき、施肥せず種蒔き。
 品種は「あまいバンダムDX」(JAで購入のF1種)で、株間30cm、列幅60cmと書いてあったが、列幅は40cmと密植させることにした。なんせ土壌改善が目的だから。
 種の数が少なかったから1粒蒔きとし、発芽しなかった箇所には後蒔きすることにした。
 種を等間隔に並べ終えてから軽く覆土して終了。
 種蒔きから86日後に収穫とあるから、10月初めの収穫となろうか。その収穫も少しは楽しみである。
(7月17日)
 芽吹いた箇所はけっこう伸びているが、芽吹いてないものあり。ほじってみると根が出ている。また、昨夜の雨で露出したものあり。土を掛けて埋める。
 南区画の北西角とチマサンチュの株間に追加種蒔き。
(7月28日)
 大ざっぱに草引きしながら、倒れた株に土寄せ。
 芽吹きが悪くて土を被せたものや追加種蒔きしたものは、とんと芽吹きが悪い。2、3の芽吹きしかない。
(8月6日)
 残りの種(数粒)をチマサンチュの北側に埋め込み。
 大ざっぱに草引きしながら、倒れた株に土寄せ。
(9月3日)
 どうしたものか追加種蒔きしたものは全然発芽しなかった。
 全体に成育が悪いし、幹の虫食いがけっこう目立つ。1株に1個ずつ実が付いているが、いずれも小さい。イチジクがあった場所は肥料過乗と思われるのだがどうしたものか。あるいは苦土石灰を振ってないから酸性土壌がきつくって生育が悪いのか。
(9月14日)
 ちっとも大きくなっていない感がする。幹に虫食いが入ったものは上部が枯れている。大失敗の模様。
 ちなみに1個、実の葉をめくってみると食べ頃(追記:食べてみたら少々収穫遅れの感がした)である。他も同様。虫食いが少なく、小さいながらもまずまずの大きさの実を7個収穫できた。86日後ではなく、69日後での収穫である。
 発芽は40本ほどだから、収獲率は2割(ただし生長遅れのもので収穫できそうなのが若干あり)と寂しいものとなった。それも小振りだ。
(9月18日)
 生長遅れの若木が台風で数本が倒れるも、収穫は期待していないから、放置。
(10月9日)
 枯れたイチジク跡を起こす。トウモロコシの残骸や枯草を埋め込む。

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