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酵素=発酵生成物は植物にもヒトにも良い [ファーマシーの食養]

 冬野菜の大根(小型のビタミン大根)、イチゴ苗、プランターのパンジー、ジュリアンなどに噴霧した「万田酵素」です。ある程度の効果がありましたので、夏野菜にも、これを噴霧することにしました。
 ポット苗の段階の、トマト、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤそして大量に作ったヤーコンなど、5月上旬に噴霧しました。すでに、定植してあるキュウリなどにも。さらに、プランターに入れたベゴニア、ペチュニアなどにも。
 苗の段階ですと、どれだけも要りませんから、小さな霧吹き器でも足りてしまいます。「万田酵素」は、1000倍に薄めて使うのですから、500ミリリットルの容器には0.5ミリリットル入れるだけになります。これを計り取るのは不可能です。でも、秋に作ったときの色を記憶・・・還暦を過ぎて物忘れが酷くなっているものの、なぜか色だけはしっかり記憶・・・していましたから、そのときの色になるよう調整します。
 「万田酵素」は、まだ使い慣れていませんから、500倍に薄めたものでも構わないと思うものの、弱々しい苗に与えるのですから、濃すぎてはダメージが出るのではないかと心配になり、慎重になります。
 さて、この「万田酵素」は、種が芽吹いて直ぐに与えると効果が高いようですから、遅植え用に準備しているトマトの種が芽吹いた1週間後に噴霧しました。定植するまでに、もう2回噴霧する予定です。
 なお、畑に定植したものにも、6月上旬には、再度噴霧しようと考えています。
 “野菜を元気に育ててくれる「万田酵素」”、期待したいです。
(後日追記:効果があったのかなかったのか、よくわかりませんでした。)

  久し振りになりますが、ここで、ファーマーではなく、ファーマシーの立場から、酵素について解説しておきましょう。
 酵素は、随分前から静かなブームになっていて、健康のために酵素飲料などを飲んでおられる方がけっこういらっしゃいます。
 でも、酵素といっても、この言葉は様々な使われ方がしていまして、酵素そのもの(植物の酵素もあれば、ヒトの体内で作られるものもあります)だけではなく、酵素による生成物までも酵素と言ったりします。
 学術的に言う酵素は、生体内で行なわれる化学反応を進めたり止めたりする、触媒機能を有する有機化合物のことです。
 触媒とはどんなものかは、皆さん、ご存知でしょうが、おさらいをしておきましょう。中学校の理科の実験で、過酸化水素水の中に二酸化マンガン入れると、ブクブク泡が出て、その泡を集めると、それは酸素だったというものです。この場合、二酸化マンガンが触媒として働いたのでしたね。
 植物や動物の生体内においても、マンガンをはじめ、各種金属などミネラルが触媒の機能を担っています。ただし、二酸化マンガンといった無機物ではなくて、各種金属などミネラルの1個の元素を有機化合物が取り巻く形の酵素と呼ばれるものが触媒の働きをしています。これが、一般的な酵素の形です。
 酵素は、生体を構成する各細胞の中に様々な種類のものがあり、これは野菜なり肉なり食べ物として口から入ります。しかし、胃や腸で消化されますから、酵素も消化されて、機能を失い、原形を留めることはありません。よって、酵素たっぷりの食品を摂ったからといって、その酵素が体内で使われることはないです。
 さて、酵素をたっぷり持っている生き物というと、それは酵母菌であり、腸内細菌です。これらの菌に栄養物を与えて培養してやると、栄養物を発酵させ、各種の発酵生成物ができます。アルコールを作ってしまう変り種のものもありますが、最終的には必須アミノ酸を作るものが多いです。
 その発酵過程では、様々な種類の有機化合物ができるのですが、それを口に入れたとき、それぞれが、どのような効果を人に与えるのかは、まだ分からないものが多く、また幾つかで相乗効果を発揮することもあるようです。そうした発酵生成物を通常「酵素飲料」と言っています。
 これを人が飲むと、様々な健康効果が出ることが多いですから、愛飲されているのです。これは、人のみならず動物が飲んでも同じ効果が期待できましょうし、植物とて生き物ですから、微生物が作った発酵生成物は植物にも有用なものとなるのは、当然のことでしょう。そもそも、生きた植物体の表面には、酵母菌などがビッシリ張り付いていますから、そのように考えることができるのです。
 その酵母菌、我々も良く目にします。例えば、ブドウ。表面を指で擦れば色が変わります。酵母菌が擦り取られたからです。この酵母菌でぶどう酒が造られるのです。キュウリも採れたてのものを擦れば、少し色が変わります。これも酵母菌。漬物にすると、この酵母が働いて美味しくなります。キャベツも畑にある状態ですと、外側の葉は白っぽい粉を吹いたように見えますが、これも酵母菌で、決して農薬がかかっているわけではありません。随分前のことですが、キャベツをお客様に差し上げたとき、外側の葉をあまり剥かずに差し上げたら、農薬と勘違いされてしまいました。
 どんな野菜、果物も採れたては、このような姿をしています。これでは、見た目に悪いことが多いですから、擦り取ったり、洗ったりして、酵母菌を取ってしまうことが多くなります。
 あれあれ、いつの間にか、ファーマシーからファーマーに変わってしまいました。やっぱり、ファーマーは楽しい仕事ですね。
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