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柿の木の消毒は止め!するとヘタムシ被害が激しくなったのだが、幹の皮を剥いだら何とかなりそうな感じに [柿]

 柿の栽培については、以下のページに分けて記録している。
 柿の木の冬剪定&施肥
 柿の木の消毒は2015年から止め!するとヘタムシ被害が激しくなったのだが…
 柿の木の夏剪定と摘果、その後の管理 
 今年の柿の収穫状況

 このページでは、ひどくなったヘタムシ被害対策について記す。
 自宅前の畑にある3本の老木の柿の木。毎年梅雨に入ると“柿の木の消毒をせえ”と、おふくろがやかましかった。ヘタムシ駆除の農薬散布である。
 富有柿の産地では年に7回も柿の木の消毒を行うという。産地から外れるが、小生の友人が仕事の都合で忙しくて、ある年1回も消毒しなかったら、実る前に全部落果し、無収穫であったとのこと。これは産地では常識とのことのようで、小生が面倒だから1回しか消毒しない年があると言ったら、ビックリしていた。また、先日 会った富有柿産地の親戚の方の話では、9月頃までに8、9回は消毒しているとのこと。
 リンゴでもそのようであり、1回も消毒しないと実が全く生らないようである。これは、どうやら農薬によって樹木が疲れ果て、免疫力が異常に低下してしまっているからだろう。以前、無農薬リンゴ栽培に挑戦して見事に成功させた方のドキュメンタリーをTVで見たが、これも免疫力をどうアップさせるかへの取り組みであったように思う。
 よって、うちの柿の木も農薬散布したくないのだが、今は亡きおふくろが誰かに聞いてきて、“ヘタ虫駆除のためには梅雨時に3回消毒しなきゃあかん”と言う。よって、少なくとも年に1、2回は消毒せねばならなかった。
 しかし、年に3回(6月末、7月半ば、7月末)消毒しても、ヘタ虫の被害に遭い、3分の2程度の実が梅雨末期頃に落ちることがある。(追記:ベストな時期は6月中旬と8月下旬で、この2回でけっこう効果があるとのこと)
 でも、落ちなくても、どうせ摘果して半分以下にせねばならない。そうしないことには、大きな実にはならないからだ。天然摘果はヘタ虫だ!
 幸い、2014年には病弱となったおふくろは何も言わなくなったので、消毒を止めようと考えたが、その年は、試験的に庭木や雑草に徹底的に消毒したら夏野菜にどんな効果が出るか試したくなり、そのついでに柿の木にも2回消毒した。
 その結果はというと、夏野菜には全然効果がなかったし、柿もけっこう落果した。
 よって、2015年から、消毒なしでいくことにした。
 その結果、どうなったか。各年の着果状況と収獲状況を示す。

        東の木  中央の木 少し離れた西の木  消毒回数
 2012年 過多(過多)過多(過多)過多(過多)  2、3回
 2013年 少々(少) 少々(少)  少々(少)    1回
 2014年 少々(少) 多い(多)  多い(多)    2回
 2015年 多い(少) 多い(少)  多い(少)   なし
 2016年 少々(無) 多い(極少) 多い(極少)   なし
 2017年 少々(極少)多い(極少) 多い(少)   なし
 2018年 少々(少々)普通(普通) 少々(少々) なし(収穫後に皮むき実施)
 2019年 普通    普通     過多

 うちの柿の木は消毒をしていた時期は、裏表を繰り返すのが通常のパターンであった。ところが、どういうわけか2014年から若干異変が起きた。2014年(東の木)の原因は不明。
 2015年以降、無農薬としたところ、着果は毎年多い傾向にあるが、落果が激しく、収穫量はがた落ちになってしまった。
 2015年は自家消費にちょうど足りた程度の収獲であったが、2016年は全部で10個ほど、2017年は80個ほどしか収獲できなかった。
 落果が激しかったのは、無農薬がためにヘタムシ被害がひどくなったからであろう。
 でも、気象の影響もあるかもしれない。2015年から3年間、夏らしい夏にならず、8月9月の長雨傾向で、これが災いの元であったかもしれない。
 そして、もう一つの要素として施肥がある。2013年までは施肥らしい施肥はせず、2014年から施肥を始めた。いずれも2月頃。
 2014年 鶏糞を木の周りに適当にばら撒く
 2015年 草木灰、米ぬか、鶏糞を適当にばら撒く
 2016年 草木灰を大量にばら撒く
 2017年 草木灰を大量にばら撒く
 こうした施肥は他の果樹も同様であり、施肥のしすぎが原因してか、みかん(オレンジがかかったもの)は枯れそうになったし、イチジクは2本とも枯れてしまった。もっとも、イチジクはカミキリムシの被害がひどく、それが原因してかも。
 よって、2018年からは全く施肥しないでいくこととした。もっとも、繁茂した雑草は草刈り機で刈ってその場に放置するし、夏剪定の若い枝や葉もその場に放置するから、それがやがて堆肥とはなろう。

(2018年1月14日)
 今年も無農薬で行きたい。そこで、昨年仕入れた情報「ヘタムシは樹皮に入り込むから冬期に幹の皮を剥ぐといい」を採択し、実行することとした。
 まず1本着手。道具は庭の草引きに使う小さな鎌(ごく短いもの)である。幹は簡単に削り落とせたのだが、太い枝の所々に膨らみがある。枝落としした所が膨らんでいるのである。きっとここにもヘタムシ(幼虫?卵?)が潜んでいよう。しかし、ここを削り落とすのに難儀する。1本やり終えるのに4時間ほどかかっただろうか。
 2本目に着手して1時間経ったところで日が落ちかけて本日ここまで。
(1月15日)
 2本目を3時間かけて削ったが、太い枝の所々に膨らみが随分あり、完了せず。
(1月19日)
 2本目の続きと3本目を処理する。なんとか今日中に済ませようと、所々に膨らみがある大きな枝、数本を切り取り、コブの皮削り箇所を少なくした。少々スッキリしすぎるくらい剪定・整枝してしまった感がする。
 皮削りは3本で14時間を要し、大変な作業であった。こんなことは今年限りだ。
 ところで、これでヘタムシは除去できたのだろうか。3本とも老木につき、昔に枝落としした付け根の部分に窪みがけっこうあり、そこに極小の幼虫がいたが、全部は掻き出せなかった。幹の樹皮には虫らしい虫は見なかった。枝の膨らみの部分にも見つからなかった。
 今年も無農薬でいくが、ヘタムシ被害が出やしないか、心配である。
 別の情報が入った。数年に1回、柿の皮を削っているという同級生の話では、柿の木の下にブルーシートを敷き、削りクズは全部回収して燃やしているという。先日小生がやったときは全部地面に落としている。ここのところの強い冷え込みでヘタムシが凍死してくれるであろうことを祈るのみか。
(3月4日撮影 皮を剥いだ3本の柿の木の姿)
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(6月19日)
 例年通り、まだ落果はほんのわずか。梅雨明けが近づいた頃から落果が始まるが、今年はどうなるか、である。
 ところで、3本とも生りが悪い。昨年はたくさん実を付けたせいで(ほとんど落果したが)、今年は裏年になったからか、それとも樹皮を奇麗に剥いだから樹が弱ったのか。
(9月1日)
 その後、少しずつ落果したが、過半は残っている。ヘタ虫消毒は6月中旬と8月下旬がベストと言われるが、6月は何とか無農薬でクリアできたが、これからが勝負である。落果しないことを祈るのみ。
(10月12日)
 その後、落果はほとんどなく、今日、少々未完熟だが初収穫できた。今年は自家用に十分間に合い、食べきれないであろう。
 一先ずの評価として「皮を剥いだことによりヘタムシ被害が随分と軽減された」ということになろう。

(2019年5月18日)
 昨日から早朝に夏剪定を始めた。実の着きようは昨年より良い。特に西の木は物凄い実の着きようで、摘果せねば小さな柿になりそうだが、込み合った実着きの枝を若干選るにとどめた。
 昨年程度の落果であれば大豊作となるのだが。果たしてどうなるか。

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