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冬には冬野菜を。淡色野菜、白物野菜は免疫力を高めます。 [ファーマシーの食養]

 “冬には毎日冬野菜を大いに食しましょう。”
 その冬野菜の薬効はいかに。
 全てが「体を温める」食品で、生よりも火を通せば、より効果がでます。つまり、季節には季節の野菜を食べるのが基本ということになります。
 霜柱が立ち、凍てついた大地に凛凛(りんりん)と突っ立っている大根を見るたびに、その素足の美しさに惚れ惚れするのですが、氷点下になっても壊死することのない、その生命力が、これを食する我々ヒトにも与えられ、つまり、体を温めてくれるのです。
 大自然に感謝したいものです。

 この書き出しで、2014年11月に記事を起こしたのですが、2018年1月に別立てブログ「薬屋の…」で、改訂版を投稿し、淡色野菜、白物野菜が免疫力を高めることを少々詳しく解説しました。
 下にリンクを張っておきますので、ご覧いただければ幸いです。
 冬場の淡色野菜・白物野菜はすぐれもの、薬効多し

 なお、本稿の2014年11月投稿記事の続きは以下に残すこととします。
 一方で、随分と昔から夏野菜も年中出回っていますが、これは体をグーンと冷やしますから、冬場は食べないようにしたいです。
 でも、火を通せば、冷やす力をかなり殺すことができますので、トマトを食べたいのなら、蒸したり煮たりしてから食べてください。野菜サラダを毎日食べたいという方は、温野菜になさってください。また、生野菜ジュースは飲まないにこしたことはないです。これも、野菜スープにした方がいいです。
 そして、キュウリやナスの漬物はごく少量とし、冬場はカブや大根の漬物中心としたいです。漬物は発酵食品で、酸っぱさは乳酸菌などによる有機酸ですから、質のいい栄養と言えます。
 また、漬物には塩が付き物ですが、減塩に神経質になるのは考えものです。塩は必須のもので、特に冬場は多少多めでも良いのです。塩分は、体をグーンと温め、腎臓や生殖器の働きを高めてくれるのです。

 もう1、2点、お話しておきましょう。
 大根、カブ、ハクサイ、キャベツ、白ネギなどなど、冬野菜には、白色、淡色のものが多いです。
 栄養価から言えば、たしかにビタミン、ミネラルは、緑黄色野菜に比べれば落ちます。
 でも、野菜(夏冬ともに)の白色、淡色部は白血球を活性化させ、免疫力を高めるという働きを持っていますから、馬鹿にしないでくださいね。風邪の予防になります。
 次に、ネギ。これは、冬野菜の王様と言えましょう。
 ネギは、白色と緑色の両方からなっていて、幅広い働きがあるのはもとより、低カロリーで、体を温める力がたいそう大きいです。
 一言で言えば、「マイナスのカロリー食品」です。摂取したカロリー以上にカロリーを燃やしてくれるからです。冬にダイエットをしたい方は、毎食ネギをたくさんお召し上がりください。
 なお、ネギにはミネラルのセレンが多く含まれ、セレンは有害金属を排泄する力がありますから、「毒だし」にも最適な食品です。特に水銀の排出力が強いですから、マグロなどの大型魚(食物連鎖で水銀を高含有)を食べるときはネギも一緒にどうぞ。ネギトロは、その生活の知恵でしょうね。
 ところで、スーパーに並んでいる綺麗なネギは、白根の部分が乾燥して硬くなっています。買うのであれば、直売所などで泥付きのネギを求めたいものです。一皮剥けば綺麗になり、白根もきっと柔らかいでしょう。もっとも産地によりけりでして、我が「徳田ねぎ」のように甘くて柔らかいネギは少ないようですが、それでも、スーパーの綺麗なネギとは全然違いますよ。また、泥付きネギは保存が利きます。庭なり、大きめのプランターなりに、白根の部分を斜めに埋め込んでおき、必要な分だけ取り出して使うのです。これで、冬季は2、3週間程度は柔らかさが保てます。

 最後に、有機肥料栽培か、無農薬・減農薬か、について。
 市場に出回っているものは、化成肥料などの化学肥料中心の施肥ですから、成長速度が早く、大きく成長し、見た目にもいいです。その分、栄養価が低くなりましょうし、甘味・うまみも減ります。
 ひどいものになると、窒素肥料過剰で苦味があるものまで売られています。肥料がまだそのまま葉っぱや根っこに残ったままの状態にあるのです。ホウレンソウ、大根、キャベツ、ハクサイで苦味を感じたら、肥料過剰だと思って間違いないでしょう。もっとも、昔からの品種で原種の性質を引き継いでいるもののなかには初めから苦味があるものもありますが、まずこうしたものは一般市場に流通していません。
 なお、ネギの場合ですが、最後の追肥を少々多めにすると、葉っぱの折れが減りますし、青々してきて見た目が良くなりますから、そうしたものが市場に出回ります。これは、「徳田ねぎ」でも同様で、葉っぱも根も硬くなりますし、甘味・うまみも減ります。
 こうしたことから、うちでは化学肥料は使わず、有機肥料を何種類か組み合わせて栽培しています。有機肥料の欠点は、値が張ることと施肥が面倒なことです。よって、利益を上げるには適しませんが、うちでは自家消費や当店のお客様に差し上げるだけですから、化学肥料は苦土石灰だけにしています。

 無農薬・減農薬については、国産のものであれば、さほど気にすることはないと思われます。大産地であっても、自主規制でもって毒性が弱く、残留性の少ないものを使っていますからね。といっても、虫が付いたものや葉に食われた跡があるものは一部の消費者が拒否反応を示しますから、残留性なしとはまいらず、どれだけかは農薬が残っていると考えねばなりません。
 なお、都市近郊の直売場で売られているものの方が、場合によっては農薬がきついのではないかと思われます。人の往来、車の往来が多いほど病原菌の拡散も多いですから、何種類もの農薬を多用せねばならない傾向にあるからです。
 うちでは、最近は、まず無農薬で育成を始め、どうしようもなくなったら農薬を使うという方法を取っています。今年の冬野菜は今のところ無農薬です。ハクサイ、キャベツは、葉っぱがけっこう虫食いだらけですが、農薬使用は我慢。年内は無農薬でいけそうです。ただし、これらは立春すぎに農薬噴霧が必要になるかもしれません。
 キャベツは自家消費できますが、ハクサイの半分はお客様にもらっていただかねばならず、“虫がいるかも。よかったら持って行って”と、断って差し上げています。

 多少見た目が悪く、虫食いもある野菜、それも、待たされて手に入るという旬の野菜、こうした野菜が本当の野菜ではないでしょうか。
 有機肥料栽培で無農薬となると、こうしたものになる傾向が大です。うちでは、こうした野菜を毎日食べ、いつも美味しくいただいています。そして、一部をお客様にお裾分け。
 まだまだ素人の域を脱しない小生です。これから自然農法なども勉強し、より病気に強い野菜づくり、より美味しい野菜づくりを毎年毎年少しずつ進めていきたいと思っているところです。

<2014年11月27日>
 うちの畑の冬野菜がそろそろ収穫本番となってきました。
 冬野菜は、ほんとに寒なってから収穫できるように、なるべく遅蒔き、遅植えしていますので、まだ収穫できそうにないものもありますが、それでも何とか食べられる大きさになってきました。
 今年の現況は次のとおりです。
 ビタミン大根:1か月前から順次収穫中で残り半分に。
 大根:少々成長遅れで、収穫はもう少し先。
     (11月29日、2本初収穫)
 キャベツ:1玉だけそろそろ収穫可能だが他は春までダメ。
       (11月29日、小振りだが1株初収穫)
 ハクサイ:第1弾が芽吹かず、第2弾が成長中で、まだ十分に巻いていない。
 カブ:収穫可能だが、もう少し大きくなるまで待とう。
    (11月29日、十分に大きくなっていた1株を初収穫)
 カリフラワー:順次収穫中。
 ブロッコリー:まもなく順次収穫可能。
         (11月29日、十分に大きくなっていた1株を初収穫)
 ホウレンソウ:第1弾が芽吹かず、第2弾が成長中だが、年明け後あるいは春の収穫となりそう。
 小松菜:11月24日、大きそうなものから収穫を始めた。
 菊菜:そろそろ大きそうなものから収穫可能。
     (11月30日、初収穫)
 徳田ねぎ:夏の多雨で成長が遅れていたが、ここに来てリンリンしてきた。まだまだこれから長くもなり太くもなるだろうが、そろそろ収穫可能となった。
 (11月29日、少しだけ初収穫)
 ニンジン:これは秋から収穫中で終盤に入った。
<11月30日撮影:主な冬野菜区画>
上から順に ネギ4畝
        大根3畝(ビタミン大根2、青首大根1)
        ハクサイ(防虫ネット)
        ハクサイ(ネットなし)
        キャベツ((防虫ネット)
        遅蒔き大根
        キャベツ(ネットなし)
DSCN0365.JPG

 このように、今年も冬野菜の収穫を楽しみにしているところです。


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