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12.8 お客様に喜んでいただける、うちの畑で栽培した山芋 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 2012年の秋、富士五湖へ行った折、たまたま忍野八海で河口湖産の丸芋を売っており、これを買ってきてトロロにしたら、けっこう天然の山芋に近い味であり、ゴツゴツしていない芋であるから調理もしやすかった。よって、種芋として一部を残し、2013年に作付けに挑戦。
 河口湖産となると、標高900メートルであるから夏は涼しかろう。よって、丸1日中陽が当る場所を避け、畑の隅っこなど3か所に分けて、切り分けた種芋を2、3個ずつ埋めておいた。そしたら、2か所で1株ずつ芽吹き、形は長いイチョウ芋に変形していたが100gと200gの芋が収穫でき、味はまずまず良好であった。
 よって、これを毎年畑で栽培することにしたのだが、猛暑にさらされる当地であり、また土壌もまるで違うゆえ、軌道に乗るまで3、4年を要した。加えて、栽培を進めるにしたがって、丸芋が長いイチョウ芋さらには太短い芋に変形してきた。
 驚くべき環境適応変化である。今年、これはどういう芋かとネット検索したら、どうやら富士河口湖町の大石地区で作られている「大石芋」らしい。気候や土質で芋の形が変わる、と書かれていたから、たぶんこれで間違いなかろう。
 この山芋、今年から規模を倍増し、2畝を11月に収穫。まだまだ栽培法が十分にはマスターできておらず、目標の半分しか収量はなかったが、当店のお客様にも何人かに差し上げることができる。
 12月月初めからのセールでは他に差し上げるものがあったから、山芋はけちって10名弱にしか差し上げなかったのだが、皆さん、長芋はトロロにしてけっこう食べておられ、山芋と聞くと、これはきっとおいしいに違いないと喜んでくださった。味のほどは保証付きの、うちで栽培した「大石芋もどき」、在庫がだいぶ減ってきた。来年は、収量が倍増して目標達成できるよう、がんばろう。
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