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ハクサイの無肥料栽培 [ハクサイ]

 2017年作付けから無肥料栽培に取り組むこととした。参考にしたのは、自然農法(「たんじゅん農」)である。初年度は残留肥料があったであろうから、前年並み(といっても失敗の連続)となったが、2018年の前作(カボチャ)からが勝負であり、カボチャは失敗に終わった。その後作のハクサイからは残留肥料なしであろうから、成果が試される。
 無肥料栽培で、もう一つ参考にしたのは、三浦伸章「ガッテン農法」であるが、これによるとハクサイの無肥料栽培はかなり難しいとのことであり、2018年は一部に少々有機肥料を入れて栽培し、無肥料栽培と比較試験を試みたが、初期の虫食いや生育が遅い品種であったらしく、出来は散々なものとなり、比較試験できなかった。
 そこで、2019年は、肥料を欲しがるハクサイゆえ、バーク堆肥を入れ込んだ畝に植え付け穴に草木灰を振ってハクサイ苗を定植することとした。
 今年の農法は、無肥料(減肥料)と言ってこう。
 今年は、生育が遅い品種と生育が早い品種、2品種での栽培比較をすることとし、種蒔きを1週間早めて苗づくりした。
 なお、従前の有機肥料栽培の記録は「従前のハクサイ有機肥料栽培」に残す。

<2019年>
<苗づくり>
(8月18日)
 前作のカボチャは昨年より生育が遅れ、半分収穫しただけで、残りはもう1週間はそのままにしておかねばならない状態にある。
 よって、種の直播きは不可能であるし、今年はその予定もない。
 「松島新二号白菜」の昨年の残り種があり、昨年より1週間早くポット種蒔きし、なんとか玉が巻かないかと期待している。また、今年新らたに種「愛知白菜」を買い、広幅畝で2列作付けし、比較することにした。
 70ポット(苗トレイ2杯:「松島新二号白菜」「愛知白菜」各1杯)を作ることに。市販の苗用培養土(土太郎)をポット(小)に入れ、種を4粒程度ばら蒔き、軽く培養土で覆い、ジョウロで散水。納屋の軒先(半日陰)に置く。
(8月21日)
 芽吹くのは早い。今朝、2品種とも一斉に芽吹き。昨年、納屋の軒先に置いておいたところ、かなりが虫に食われて茎だけになったものがあったので、今朝、外に出し、網籠を被せておいた。秋雨前線が停滞しているので、水やりが省けて楽である。
(9月1日)
 網籠を被せておいたが、虫に食われて茎だけになったものが増えてきた。虫が入らないよう、しっかり被せんといかん。
(9月4日)
 虫食いの犯人はコウロギのようであった。これを追い出したが、まだ食われる。
 「松島新二号白菜」よりも「愛知白菜」のほうが育ちがいい。
(9月8日)
 虫食いは止まった。少々小さいが、今日、定植することとし、竹酢液(数百倍希釈)を入れた大きなプラスチック箱に苗トレイを漬け、吸わせる。
<定植>
(9月1日)
 今日、前作のカボチャを撤去した。敷いていた枯草を両サイドに退ける。
 2列植えするから、その位置に鍬で溝立てし、バーク堆肥(1列約10mにバーク堆肥20kg)を撒き、手で軽く土と混ぜながら埋め戻し。
 ハクサイはことのほか肥料を欲しがるとのことで、昨年は牛糞を少々入れたが、動物性は好ましくないようだからバーク堆肥とした。無肥料栽培にならないが、妥協。
 次に、広幅畝の峰、両サイドに鍬で溝立てし、枯草を手で埋め戻し、畝が完成。
 なお、最後に昨年同様、コンパニオンプランツとして両法尻に菊菜の種をばら撒く。
(9月8日)
 本日、定植。西列に「松島新二号白菜」、東列に「愛知白菜」。各33株。
 無肥料栽培にならないが、植え穴には草木灰を軽く一握りまぶしてから植え付け。
 「松島新二号白菜」はポットが虫食いで不足し、幾つかはポットを2分割し、苗用土があまりに少ない状態のものは植え付け穴に苗用土を少々入れて植え付け。
 どれも複数本(多いものは数本)だが、今後の虫食いの恐れもあり、どれだけか大きくなったところで選る(鋏で切る)ことにしている。
 1ポットに数本芽吹いているものは1、2本引き抜き(苗が弱ろうが)畝法に予備苗として埋め込み。予備苗は10本ほど。
 「愛知白菜」はポットが足り、1ポットを分割することはせずにすんだ。予備苗埋め込みは前者に同じで、30数株となった。
 ところで、菊菜の種蒔きをしたことを忘れており、ハクサイ苗植え付け時に、雑草だろうと思って手で掻き均してしまった。途中で気付き、それ以降は生かした。東列の7割ほど掻き均してしまった。
(9月16日)
 ずっと好天が続いているが、所々に雑草の芽吹きがり、テンワで叩く。
 なお、予備苗は、ポットから引き抜いたものであるがゆえ、ほとんどが枯れてしまった。
 所々で虫食いで欠損した箇所があるが、予備苗で何とかまかなえそうだ。

<2018年>
(8月13日)
 前作のカボチャ畝の雑草をきれいに削り取り、法面に溝立てし、雑草を埋め込み。
 スコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、約10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)
(8月18日)
 でき上った畝は幅広につき、2列栽培することにした。
 西列:南半分は牛糞入れ込み、北半分は無肥料(ポット苗づくりして植え付け)
 東列:無肥料で直播栽培
(8月19日)
 牛糞の入れ込み作業を行う。西列の南半分の定植位置に鍬で溝立てし、牛糞を撒いて鍬で軽くはつり込む。退けた土に牛糞を撒き、手で混ぜ込みながら埋め戻すも、少々牛糞が少なすぎる感がし、再度牛糞を撒き、手でかき混ぜて畝整形。
 広幅畝の両サイドの法尻をスコップで畝起こしもどき。
(8月22日)
 直播栽培する東列をテンワで軽く削って整形。土がふわふわなら足で踏み固めておくといいとのことだが、土が十分に締まっており、その必要なし。
(8月26日)
①東列に直播
 株間はテキストでは60cm、50cmとあるが、例年の作付けからして45cmとする。ガラス瓶で1cmほど凹みを付け、数粒蒔き、軽く覆土し、土に湿り気が多いので手で鎮圧するにとどめた。23株できた。
 なお、コンパニオンプランツとして春菊がよいとのことで、畝の法尻に粗くスジ蒔きしておいた。
 そして、幼葉はおひたしにできるから、若いうちに摘むこととし、残り種を畝の法面にスジ蒔きしておいた。
(8月27日)
 畝はまだ乾いていないが、キャベツ苗のついでに、水やり。
(9月6日)
 4日に最大瞬間風速39.3 mの猛烈な風が吹いたが、大丈夫であった。
 草引きをし、生育させるハクサイは、まだ小さいが選って2、3本にした。
 法尻の春菊が遅れたものの、きれいに芽吹いている。
(9月11日)
 少々虫食いが進んでいるが、2、3本中、何とか1本は生育できよう。
(9月16日)
 虫食いが激しく、完全に消えてなくなった箇所も数か所あり。10箇所程度を予備から移植しておいた。9月19日も数か所移植。おひたし用の予備苗はこれでもってなくなる。
(10月1日)
 虫食いが引き続き激しい。10株ほど欠損。ポット苗を作って植え直すこととし、今日、ポットに種蒔き。今頃種を蒔いては遅すぎて、玉が巻かないだろうが。
(10月12日)
 ポット苗の4株は西畝に、6株は直播畝に定植。虫食いはまだまだ進んでいる。
(10月29日)
 虫食いは止まり、順調に生育しだした。
 雑草がかなり多いので、丁寧に草引き。なお、畝法面下に種蒔きした菊菜が順調に生育しており、ここも丁寧に草引きし、手で土寄せしておいた。
(10月30日)
 田んぼから刻み藁を何度も運び、畝全体(畝下の菊菜を含む)にたっぷり敷き込んでおいた。これが雑草抑えになり、後作のカボチャの肥料となろう。
(2019年1月30日)
 その後、少しずつ生長するも、玉を巻かず。気持ち巻かけたものは2株に過ぎず、開いたままの青々したハクサイを収穫するしかない。慣行農法の昨年、一昨年も玉が巻きにくかったから、用いた種(固定種「松島新二号白菜」)のせいもあろう。評価★☆☆☆☆
(3月14日)
 3月3日時点で依然として玉を巻かず、菜の花が出だした。今日は皆、菜の花となる。まだ花は咲いておらず、蕾を全部収穫。
(3月27日)
 花が咲いたものがあり、それは捨て、蕾の菜の花を全部収穫。
 株元から切り取り、全部処分。残骸はその場に置く。

②ポット苗づくりし、定植
(8月26日)
 予備をみて28ポットに3、4粒ずつ種蒔き。培養土「土太郎」を使う。発芽まで納屋の軒先に置く。直播と同時スタート。
(8月30日)
 2日後には芽吹き始め、今朝見たら、幼葉が食われて軸だけになっているものが10本ほどあった。畑の空き畝に持ち出し、網戸で作った虫除け籠を被せておいた。
(9月3日)
 明日は台風が襲来するから、苗トレイを納屋の中に避難することとした。ポットを確認すると、思いのほか食われており、これでは株数が不足しそうなので、1本も育っていない5ポットに種を蒔き直し、1本しかないポットに追加種蒔きしておいた。
(9月6日)
 ポット苗植え付け列の法尻にも春菊の種を粗くスジ蒔きしておいた。
(9月11日)
 秋雨前線が停滞し、畑は湿りがちだが、今日少々晴れ間が出たので夕刻にポット苗を定植。1ポット2株に選り、トレイに入れ、竹酢液300倍散に漬けてから、須賀前へ。
 南半分(12株)の畝は牛糞が入れてあるが、埋め込み穴にも牛糞を少々入れてかき混ぜてから定植。どれだけも牛糞が入らなかったので、後から両際にも牛糞を少々埋め込み。
 北半分(11株)の畝は、一切の肥料入れずに定植。
 なお、ポットの埋め込みに当たっては表層1cmほどの土を除けてから行い、その後、表土を株周りに寄せてぐらつき防止。
(9月16日)
 直播の列は虫食いがひどいがポット苗に列は虫食いはほとんどない。
(10月1日)
 台風は心配したほどのことはなく、大丈夫であった。
 半月経って、この間に虫食いがひどくなってきた。予備で直播したものを10株ほど、芽が食われてしまった株を除去して移植。
 2本立てになっている株は、選って1本に。
(10月12日)
 大きく育ったものは大丈夫だが、小さい苗に虫食いが進む。10月1日に追加ポット苗づくりしたものを4株ほど植え直し。
(10月29日)
 虫食いは止まり、順調に生育しだした。以下、①東列に直播の記事で一緒に記す。

<2017年>
 今年は新たな自然農法(「たんじゅん農」)を導入することとし、無肥料で行くこととする。
(9月2日)
 カボチャ跡の広幅畝の半幅をハクサイ用に使う。まずは、東法面を鍬で溝立てし、カボチャのツル、敷藁、雑草の枯れたものを手作業で軽く埋め込み、鍬で土寄せ。西法面も同様に措置。
 これらの枯草は肥料というよりも土壌細菌の餌となるものである。
(9月2日)
 昨年の残り種「松島新二号白菜」を今年も使う。昨年、直播きして失敗したので、今年はポット苗作りとした。30ポットに4粒ずつ種を埋め込み、ジョウロで散水し、半日陰で発芽させる。
(9月5日)
 全部綺麗に発芽。去年の残り種だが発芽率100%か。
(9月9日)
 順調に成育。1ポットに2本とし、選る。
(9月18日)
 本日、定植。施肥は無し。2本立てのまま1畝に30ポットを等間隔に植え付け。2本立てならネキリムシ被害があっても1本残る可能性があろう。
(10月5日)
 小さいながらイキイキしてきた。1株欠損。虫食いの激しい株あり。欠損株や育ちの悪い株(計4株)は、購入苗で植え直し。
 2本立てを1品に選り、株元に手で土寄せし、ぐらつき防止。なお、選った苗で良さそうなものは畝の法面に植えておいた。ある程度大きくなったら、おひたしにできよう。
(10月9日)
 畝の両面から削り上げ。
(10月23日)
 まずまずの生育である。台風の吹き返しで若干傾き、手で土寄せし、起こしておいた。
(10月31日)
 欠損株と育ちの悪い株(計2株)に、畝の法面で大きくなった2株を移植。
(11月17日)
 10月5日に選った苗を植えておいたものが、おひたしにちょうどいい大きさとなり、半分程度を収穫。(追記:残りを22日に収獲)
 ちゃんと栽培しているほうは順次生長しているも、玉が巻くようになるのは、まだまだ随分と先の感がする。葉の濃さは例年どおりで、施肥せずにきたが、残留肥料があるのだろう。
 今のところ、虫食いは一番外の葉程度である。
(12月22日)
 今年は天候不順と寒さにより、まだ玉が巻いていない。昨年もそうであったから、用いた種(固定種「松島新二号白菜」)は例年より早蒔きせねばならない品種であったのだろう。
 今日、開いたままの2株を初収獲。
(2月12日)
 依然として開いたままだ。評価★☆☆☆☆
 外葉を鳥にけっこう食われだした。8割方残っており、少々幅が狭いが防鳥ネット掛けをしておいた。
(3月11日)
 花芽が出だし、ネットがつかえるようになり、ネットを外す。
(3月13日)
 花芽を菜の花として摘む。脇芽がいっぱいあり、後日また菜の花を収獲できよう。
(3月18日)
 いっぱい出ている脇芽を菜の花として収獲。
(3月25日)
 脇芽の菜の花を最終収獲し、切り刻んでその場で処分。
 その畝に刻み藁を少々ばら撒き、畝間の土を薄く掛けて、夏野菜用の畝とした。

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