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3.18 今日は百姓日和だ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今朝は寒くて早朝に目が覚めてしまった。もうエアコンは必要ないと思い、1週間ほど前から使っていない。時計を見ると6時だ。
 えい、起きてしまえ。身支度を整えて、外へ出てみると、霜が降りているし、寒い。これじゃあ、早速に畑へ行っても土が凍てついていて作業がしずらい。
 いったん店に入り、ネットで気象台の記録を見ると、最低気温が-0.1度。こんなに冷えたのか、である。
 よって、しばらく今月下旬に送付するDMの準備を行い、8時半となる。
 さあ、これから百姓だ。快晴で微風。良い百姓日和になりそうだ。
 畑に行っても寒くなく、すぐにジャンパー不要となる。
 今日は、伸びすぎたエンドウの垣根づくり、ヤーコン芋の収穫、その跡畝を別の野菜2種類のための畝づくり、各種野菜の収穫。以上を予定した。
 順調に進み、途中から作業着も脱ぎ、Yシャツ姿に。
 1日1食を止めて昼食を取るようになって2週間経つが、今日は食べないことにした。食べると食休めせねばならず、そんなことをしていると予定の仕事がこなせそうにないからである。
 午後3時半に全部の作業を終了。7時間の労働であった。口にしたのはペットボトルに詰めた水道水のみ。
 作業が終わって、バテバテに。でも、やっぱり空腹感はない。まだまだ胃腸は1日1食に順応したままで、胃腸君たちは、そのほうがいいと言っているようである。
 これじゃあ、なかなか太れないが、そう無理して体重を増やさんとていいだろう。ぼつぼついけばいい。 

(関連記事)1日1食を2食に戻して太ろうじゃないか!
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3.9 物は試し、究極の自然農法 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 3日前の記事に次のとおり書いた。
 例年、夏大根は3月下旬に種蒔きしているが、今年は暖かな3月だから、今、種蒔きしても発芽するだろう。そうしよう、そうしよう。
 というわけで、今朝、種箱から夏大根の種を取り出した。昨年の残りがほんの少ししかなく、袋に書いてある説明では種蒔きは3月下旬以降となっているから、今日種を蒔いたら全然発芽しないかもしれぬ。いずれにせよ、種が不足するから、後日、JAへ行って買ってこねばならぬ。
 じゃあ、今日蒔く種は、“物は試し、究極の自然農法”とばかり、全然肥料を入れていない畝に、単に種をばら撒くだけとした。通常、大根の種は、畝に堆肥など肥料を入れて均してから種蒔きし5mmほど土を被せるのだが、予定している畝は、幸い雑草は生えておらず、晩秋に休耕田から運び込んだ枯草で覆われており、枯草が覆いにもなるから、そうしたところである。
 ただし、種の幾つかは枯草の上に乗ったままだ。よって、枯草を手で叩いて落としてやった。果たして地面まで落ちたかどうか定かでないが、全部が全部落ちなくてもいい。どうせ発芽したら間引かねばならぬから。
 こうして、あっという間に終わった夏大根の種の種蒔き。大いなる手抜き。楽ちん。もっとも発芽するかどうか、たいして期待できないが。 
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3.6 ワクワクする、今日この頃の野菜作付け [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 3日前に夏キャベツの苗を買ってきて、所定の畝に8株植え付けた。1畝の半分ほどがこれで埋まり、2か月後に残りの畝にキャベツ苗を植える予定だ。時差栽培である。
 同日、ジャガイモ(1個100g)を2つ切りして、切り口に草木灰を付けておいた。用いたジャガイモは昨年10月にセールの景品に使った残り物10個である。けっこう芽吹いていて若干しなびていたが、十分事足りるであろう。
 そのジャガイモを今朝、所定の箇所に植え付けた。
 なんだかワクワクする。どちらも連作で無肥料栽培だから。
 他の野菜の多くもそうだが、夏キャベツ、ジャガイモともに昨年から無肥料で、それなりになんとか育ち、収穫もまずまずであった。
 今年はどうなるだろう。キャベツは連作に耐えるが、ジャガイモはだめだと言われるも連作することとしたから少々気になる。無肥料栽培は、土壌が良好になっていれば連作がダメと言われるものであっても、ちゃんと育つという。そして、耕さなくてもよいという。つまり自然農法ができるのである。
 我が百姓は、広大な畑を守りするのが目的であり、大幅な収穫減になったところで、夫婦2人分の野菜は十分まかなえるから、こうした冒険をしてるのだが、自然農法が成功すれば、おいしい自然の味の野菜がどっさり採れようというもの。娘や息子そして一族郎党に送ったり、当店のお客様にも差しあげることができる。ワクワクしてそうなることを待っているのだが、これを捕らぬ狸の皮算用という。
 そうだ、もう一つ近々にやろう。例年、夏大根は3月下旬に種蒔きしているが、今年は暖かな3月だから、今、種蒔きしても発芽するだろう。そうしよう、そうしよう。これも昨年に引き続き無肥料だ。うまくいくかなあ、自然農法。 

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2.17 久しぶりの百姓仕事を楽しむ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日は午後から製薬会社のセミナーが名古屋であり、それに出席せねばならないが、午前中は体を持て余す。何か百姓仕事がないかと探したところ、4つほどこまごました仕事が見つかった。
 3つは簡単に終わってしまい、最後の1つに取り掛かった。これも簡単に終わってしまうと思われたが、いやいやどうして。目論見どおりに進まないことが判明。
 納屋の角から1メートルちょっとの所に椿の木があり、この木にツルを這わせて宇宙芋を植え付けるべく、椿の根っこの一部をツルハシで叩いて切り、土を耕し始めたのだが、予定位置の東半分にコンクリート板が埋まっている。
 なんじゃ、これは?である。土を除けてみると、母屋から来ている下水排水管のマンホールであった。ずっと土が10cmほど被さっており、一人生えの草花が植わっていた場所である。こんなふうになっていたとは、全然知らんかった。
 よって、作付け位置を半分西へ広げねばならぬ。再びツルハシをふるい、根切りと土起こしを行う。けっこうな運動量となり、途中で暑くなってジャンパーを脱ぐ。
 薄っすらと汗ばみ、爽快!
 しかし、のちほど左手手首がだるやめ。2月4日に記事にした左手手首と(あの時は手の甲だったが)同様なことが起きてしまったようだ。幸い症状は軽いが、力いっぱいツルハシをふるうのは考えものだ。加減せにゃ。
 想定外の作業を強いられて、30分ほどよけいに時間がかかったが、セミナー出席はギリギリ間に合い、ホッ。 
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2.2 この2月の農作業は実に暇となる [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

  明日明後日の当店連休、さて何をやろうか、たいてい土曜日には、そう考える。
 明日から明後日にかけて夜はかなりの雨が予想され、百姓仕事は明日の午前中に限られる。でも、やらねばならないのはユズの収穫ぐらいなもので、他にたいしてない。
 よって、あとは、ここのところ始めた2階の居室の断捨離だ。
 さて、2月は始まったばかりで、この先、百姓仕事は何があろうかと、昨年の百姓日誌を見てみた。それなりにけっこうあれこれ何かやっている。でも、1つずつ見ていくと、今年はこれはやらなくていい、それもやらなくていい、あれは今年からやめにしよう、というものが大半となり、らしい仕事は月末のヤーコン芋掘りだけとなってしまった。
 ズルして楽しようと横着を決め込んだかというと、そうではない。ここ1年ほど自然農法を積極的に取り入れ、それがだいぶ軌道に乗ってきたから、あまり手を加えなくてよくなったせいが大きい。
 ところで、自然農法の本質は、小生思うに“ズルして楽しようと横着を決め込む”ことだから、今、“そうではない”と否定したが、これは訂正せねばならんだろう。
 いずれにしても、今年から農作業がかなり簡素化できそうで、有り難いことである。
 もっとも、そうそう容易に自然農法がうまくいくとは思えないから、場合によっては、一汗、二汗かかねばならぬ事態が生じようが。まあ、それはそのとき考えよう。
 地の神様、わが畑の自然農法がうまくいきまうように。
 神様には、ただただ感謝するのみで、願いをかなえてもらおうと祈るのは失礼千万甚だしことであるのは重々承知しているものの、小生にとって世紀の大冒険である自然農法を何が何でも成功させたく、つい祈ってしまいました。失礼をお許しください、地の神様。
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1.30 山芋栽培談議に花が咲く [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 昨日の出来事ですが、1日遅れで記事にします。
 12月23日に旧友が自家製キムチ漬を持って来てくださった。そのとき、お返しにうちで採れた山芋(イチョウ芋)を初めて差し上げた。その旧友が、昨日午後5時半頃に再びキムチ漬を持ってきてくださった。有り難いことである。
 どういう風の吹き回しかと思いきや、彼が早速「この前もらった山芋がメチャうまかった。君のことだから、生った自然薯(むかご)を保存しているだろう。うちでも栽培したいから少しいただけないか。」と言う。
 「あの山芋になる自然薯はほとんどが小さなものばかりだから、皆処分して、保存してあるのは、今年も自然薯からの2カ年栽培を予定している分しか、確か、ないと思うが。それが十分にあるかどうか、記憶に確かでないわ。もし、余裕があれば、明日にでも送りますわ。」と返事し、送れない場合に備えて、収穫した山芋でお客様に渡そうと思っていた一部を再び差し上げ、これで1カ年栽培してくださいと申した。
 ところが、である。彼が言うには、「山芋を切り分けた種芋だと、ほとんど自然薯が生らない。うちは、長芋を自然薯から2カ年栽培し、自然薯もいっぱい収穫している。」とのこと。
 そう言われれば、栽培経験の浅い小生であるが、さもありなん、思い当たる。
 などなど、山芋栽培談議に花が咲き、時間も遅いから30分も経たないうちに帰られたが、楽しい一時を過ごすことができました。いい友達を持ててうれしいです。

 さて、今朝、小さな菓子箱に保管してある自然薯を見てみたら、思いのほかたくさんあるではないか。よかった、よかった、彼の希望にこたえられる。
 そこで、うちで必要とする50個ほどを除けて、残ったものの中から大きそうなものを50個ほど選び出し、それを封筒に詰めてポストに投函。喜んでもらえることでしょう。
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1.19 ヤーコンを栽培したいという方がご来店 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 ここのところ1日遅れで日記を書いているが、今日も昨日の出来事を書こう。
 午前10時すぎに電話が鳴り、「〇〇の△△教授の講演を聞いたら、ヤーコンの話が出てきて、興味を持ち、詳細は『ヤーコンおやじ』で検索してブログにアクセスしてくださいとのことでしたので、探したら直ぐに見つかり、午後にでもおじゃまして栽培法など教えていただけないでしょうか」とのことであった。
 この教授は、機械か電子の専攻であるも、専業農家の生まれであり、母親の畑仕事を手伝っておられる。彼とは、その方の恩師を通して知り合い、ヤーコン栽培をおすすめして数年前に始められ、直売場で販売もされている。
 ははーん、なるほど、である。
 二つ返事で了解し、午後1時半頃にお出でいただいた。
 その方は◇◇市にお住まいで、うちから小1時間かかろう山間地。栽培適地だ。ヤーコン栽培法のみならず、ヤーコンのあれこれを説明させていただき、ゴールデンウイークには苗を差し上げることとした。
 これでまたヤーコンの輪が広がる。普及活動に熱を上げている小生であるがゆえ、うれしいかぎり。△△教授に感謝。
 その旨、教授にもメールしておいた。(教授からも喜びのメール返しあり)

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1.17 衝動買いの癖が再発 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 昨日、園芸センター・国華園からカタログが届いた。暇に任せて1ページ1ページ丹念に目を通していった。いやー実にいろいろあるもんだ。
 まず山芋が目についた。うちでは3畝栽培しているが、単品栽培。3畝もあるから、ここは違った品種を少々栽培して味比べするのも面白かろうと、2品種注文した。
 次に、種芋保存に失敗した「宇宙芋」。これも山芋の類だが、巨大なむかごが生り、それを食べるもので、地下には芋らしいものはできないようだ。いただいたものを2年ほど前に味見したところ、どってことのなかったが、おでんの具に合う。これは珍しいだけだから少々の栽培で済ませたく、種芋2個でいいのだが、5個セットになっているから、やむを得ずセット買い。宇宙芋は、ツルの成長が旺盛とのことで、椿の木の小枝を払い、葉っぱもむしり取り、そこにツルを這わせることとしている。再挑戦栽培だ。
 3つ目は、全く栽培したことのない「アスパラガス」。ヤーコンの畝が6畝もあり、あまりに多すぎるから、何か手のかからない作物はないかと探していたところであり、その1畝を潰してアスパラガスを栽培することとした次第。2品種各5株セットを注文。
 これで終わりにすりゃあいいのに、ページをめくっていったら「ワラビ」が目に入った。毎年初夏にお隣の料理屋さんからいただいていたが、実家の山奥に行かれなくなり、ここ2年食べていない。だったら、うちの畑で栽培すりゃあいい。タラの群生地が畑の隅にあり、その木陰に植え付ければちょうどよかろう。
 というようなことで、総額1万円強の買い物をしてしまった。
 衝動買いも甚だしい。こうした小生の癖がたまに出る。
 でも、いいじゃないか。畑であれこれ栽培品種を増やしていくのは実に楽しいことであるゆえ。なかでもアスパラガスはおいしいから、楽しみだ。早く食べたい! 

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1.08 ものすごい勢いで進んでしまうネギの収穫 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 ネギ栽培しておられる農家のお客様、“今年のネギはススッと収穫できてしまう”と、おっしゃる。株分れも少なきゃ、太くもならないからである。家庭菜園をやっておられるお客様で、“今年のネギは皆、溶けてなくなってしまった”という方もある。
 当地では、4月に小さな苗を移植(仮伏せ)して、ある程度大きくなったネギを、梅雨明け後からお盆過ぎに再移植(本伏せ)して生育させ、霜が降りるようになってから収穫を始める。こうすると、甘くて柔らかいネギになるのである。
 昨夏の猛暑、早めに本伏せされた方は、ひどい熱射と旱魃で枯らしてしまった方もあろう。そうでなくてもかなりのダメージがあったに違いない。その猛暑が終わったら、今度は天候不順となり、日射不足と土の湿りすぎで根腐れし、溶けてしまったり、大幅な生育不足となる。
 11月は一転温暖な気候となり、晴れて暖かかったが、時すでに遅しである。晩秋にそうそう生長するものではない。12月に入っても暖かかったから、少しは生育しないかと淡い期待を持つも、それはどだい無理な話であった。
 そんなわけで、豊作であれば12月初めからどんどん収穫を始めるのだが、今季は1月になってから収穫を始めた。親類縁者に送ったり、初売りセールでお客様に差し上げたりするためである。
 うちで栽培しているのは総延長40m。自宅前と須賀前の畑で半分ずつ。どちらも生育が悪いが、特に須賀前が悪い。3、4日前と昨日であっという間に須賀前は掘り終わってしまった。明日には自宅前で1畝(数m)掘って初売りセールに備えねばならない。
 今年はなんという凶作か。ものすごい勢いで進んでしまうネギの収穫。
 と、ここまでは別立ての「腹たち日記」のほうが座りのいい日記となってしまったが、凶作がいいことも多々ある。
 第1に、スイスイ収穫が進み、ネギ掘り作業が実に楽なことである。
 第2に、お客様に“今年のネギは細くてクズみたいなものばかりですみません”と言うと、“薬味に使うには細い方がちょうどいいです”と言ってくださる。差し上げるネギは泥付きだから、庭の隅にでも植えておけばかなり長期間持ち、重宝するのである。
 第3に、作付け量が多いから、もし豊作だったら、“さて、どうしよう。誰に差し上げようか。”と悩まねばならないし、親類縁者に2回目の送付をせねばならない。これも手間がかかる。そうしたことから、出来がいいと豊作貧乏になってしまう。
 ここ3年、不作や凶作続きで、これがちょうどいい、といったところだ。
 でも、ここで百姓根性がふつふつと湧いてくる。
 実は、今季の作付けに当たり、苗も生育不足であったから、苗不足となり、それがために作付け株数も落ちた。よって、来季は苗不足とならないよう、秋の種蒔きを倍増してしまった。もし、来季の苗がスクスク育ち、そのなかの優良な苗で仮伏せし、さらにまた、そのなかの優良な苗を本伏せして、天候に恵まれたら大豊作となる。そうなったら、掘るのも大変、送るのも大変である。当店のお客様も減少傾向にあるから、さばききれない。春になったら畑で引き抜いてその場で処分、という事態に陥る。
 不作も困る、豊作も困る、ほどほどが一番。でも、これはお天道様次第。お天道さまに逆らってどうなるものでもなく、甘んじて受け入れるしかない。お天道様も、全滅させるような意地悪はなさらないから。
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1.07 農機具手入れで花火を楽しむ [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 今日はファーマーの仕事始め。今年になって今までに野菜の収穫は2、3度したが、百姓仕事は今日が最初だ。
 やったのは農機具手入れ。本来ならば仕事納めでやるべきものであるが、忙しかったり寒かったりして今日となった。
 農機具はビッチュウだの鍬だのと10本ほどあり、あまり使わないものはけっこう錆びがきている。よく使うものでも部分的に錆びている。みっともないし、土との摩擦が大きくなり、使いにくくなるから、錆び落としは必要だ。
 そこで、納屋の奥からグラインダーを持ち出してきて、スイッチを入れる。グウイーンと勢いよく砥石の円盤が回る。それを農機具に押し当て、まずは石に当たって曲がったり飛び出している刃先を削る。火花が散る。散り続ける。線香花火のようで奇麗なものだ。これがけっこう面白く、つい刃先を削りすぎそうになる。
 さて、錆び落とし。うまく落とせるかどうか分からない。けっこう重いグラインダーをあっちに当てたり、こっちに当てたり。錆びが食い込んでいるのか、ピカピカの金属光沢はおいそれとは現れない。あまり削りすぎては薄っぺらくなって弱くなるかもしれぬから、ほどほどにしておく。
 そうしている間も、火花は飛び続ける。錆びだらけの箇所でもけっこう火花は散る。面白い、面白い。農機具は決してピッカピカになるものではなく、概ねスベスベになるだけだが、まあ、たぶん、これで土との摩擦が減って使いやすくなったのではなかろうか。
 どうだろう、1時間ぐらいはグラインダーを回し続けたことだろう。終わり頃には重いグラインダーを支える右手首がだるくなり、左手で支えたりして、あまり右手首に負荷がかからないようにするも、今、こうしてブログ記事づくりでキーボードを叩く右手首に違和感を覚える。軽い鈍痛だ。
 ちょっとやりすぎたなあ、と思うも、火花に見とれてしまって、ついついグラインダーを回し過ぎてしまった。
 なんだか癖になりそうなグラインダー回しである。花火見たさに。
  
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12.15 休耕田で野焼きを決行 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 野焼きはだんだん難しくなってきた。20年ほど前に廃棄物処理法が改正になって原則禁止となった。そんな頃から親父に代わって小生が野焼きするようになったのだが、煙に何ら害はないことを知っていたから、風の弱い日に、横着にも風向きを無視して野焼きを年に何度も行っていたものだから、苦情が来たり、何度か通報されもした。
 特に、近年になって住宅や中古車販売会社が近くにできたから、主に行っている自宅前の休耕田での野焼きは、風向きに随分と気をつけねばならなくなった。
 そうしたことから、いつまで野焼きができるか分からないが、去年から必要最小限の野焼きとすることにした。
 さて、今年。野焼きの量、回数とも極力減らそうと思っていたが、夏前に東庭の樹木を切ったり、サツキを引き抜いたりして休耕田に積んでおいたし、その後、庭師に剪定してもらった剪定ごみや切り倒してもらった木の枝がうず高く積み上げられてしまった。
 積み上げた周りに剪定された木の葉っぱがけっこうあったので、これは燃やさずに、今日、一輪車で3回運んで果樹周りにばらまいた。
 この間、風向きを観察していたら、北風であり、ちょうどいい。煙は隣の公園からお寺へ行くから、通報されることもないし、近所に迷惑にはならない。
 11~12日にけっこう雨が降ったので、少々湿り気があるが、十分に燃えよう。周りに散らばった枝などを山に乗せ、着火。時刻は11時半。
 ゴウゴウと燃え上がったが、湿り気があるから、やはり煙がすごい。ものすごい勢いでもうもうと煙が立ち上がる。3分ほどで火勢が弱まり、煙も少なくなった。やれやれ、これで目立たなくなったわい。
 ところが、着火後、5分ほどしたらパトカーが来た。これは、通報ではなく、警ら中に立ち上る煙を見たからであろう。若いお巡りさんが道端に立って、“遠くからでもすごい煙でしたよ。”と言う。“いやあ、申し訳ありません。一気に大量に燃やしたものですから。”と言い訳。すると、“何とかなりませんか。”と消火してほしい口ぶり。“ちょっとなんとも。火の勢いが弱まりましたので、後は、傍に着いていて、燃やし尽くしますので。”と返事。お巡りさんは弱った顔をしながら、パトカーに戻られた。
 とんだハプニング。まあ、通報されたのではないから助かった。
 燃えるにしたがって灰を中央へ寄せたり、転がり落ちた枝を上に乗せたり、のんびりと焚火。時折ちょっと強い北風が吹くが、火の粉が飛ぶほどではない。
 お隣の老主人が焚火にあたりに来て世間話したり、そのひ孫が来て、かき混ぜ棒で火遊びさせたりして、火の守りをする。
 この調子なら、須賀前の畑に積んである柳の枝も燃やせよう。そこで、軽トラで運んできて山に乗せる。多少煙は出るが、けっこう簡単に燃やせた。まだ、ある。庭のソテツの枯葉が放置してあったし、ついでにもう少し切って、それも山に乗せる。
 こうして、あれこれ燃やしきる。時刻は午後2時半。3時間かけて概ね終了。
 ところで、完全燃焼するには少なくとも明後日までかかろう。明日の晩から雨の予報だから、明日の午後には可能なだけ草木灰を回収しよう。熱い灰だから金属製の入れ物がいるが、ちょうどいいものがない。弱ったことになったが、明日、何とか考えよう。
 というようなことで、ここのところ、いつ燃やせそうかな、いつ燃やせそうかな、と条件の良い日を探っていたのだが、案外早く燃やせる日が訪れ、ホッとしたところです。
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12.8 お客様に喜んでいただける、うちの畑で栽培した山芋 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 2012年の秋、富士五湖へ行った折、たまたま忍野八海で河口湖産の丸芋を売っており、これを買ってきてトロロにしたら、けっこう天然の山芋に近い味であり、ゴツゴツしていない芋であるから調理もしやすかった。よって、種芋として一部を残し、2013年に作付けに挑戦。
 河口湖産となると、標高900メートルであるから夏は涼しかろう。よって、丸1日中陽が当る場所を避け、畑の隅っこなど3か所に分けて、切り分けた種芋を2、3個ずつ埋めておいた。そしたら、2か所で1株ずつ芽吹き、形は長いイチョウ芋に変形していたが100gと200gの芋が収穫でき、味はまずまず良好であった。
 よって、これを毎年畑で栽培することにしたのだが、猛暑にさらされる当地であり、また土壌もまるで違うゆえ、軌道に乗るまで3、4年を要した。加えて、栽培を進めるにしたがって、丸芋が長いイチョウ芋さらには太短い芋に変形してきた。
 驚くべき環境適応変化である。今年、これはどういう芋かとネット検索したら、どうやら富士河口湖町の大石地区で作られている「大石芋」らしい。気候や土質で芋の形が変わる、と書かれていたから、たぶんこれで間違いなかろう。
 この山芋、今年から規模を倍増し、2畝を11月に収穫。まだまだ栽培法が十分にはマスターできておらず、目標の半分しか収量はなかったが、当店のお客様にも何人かに差し上げることができる。
 12月月初めからのセールでは他に差し上げるものがあったから、山芋はけちって10名弱にしか差し上げなかったのだが、皆さん、長芋はトロロにしてけっこう食べておられ、山芋と聞くと、これはきっとおいしいに違いないと喜んでくださった。味のほどは保証付きの、うちで栽培した「大石芋もどき」、在庫がだいぶ減ってきた。来年は、収量が倍増して目標達成できるよう、がんばろう。
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11.30 もう18年経ったエンジン新品同様の軽トラ [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 軽トラを車検に出し、それが帰ってきた。車内は泥だらけであったが、自動車屋さんにきれいに掃除してもらえていた。新車みたいだ。
 さて、車の様子だが、2箇所にそろそろガタが来ていて、次回の車検時には部品の取り換えを要するようだ。
 “何年経ってるんだ?” 請求書の上の方に車名と購入年月日が記載されている。“12年に買ったんか。まだ6年…?”
 自動車屋さんが言う。“いやいや、平成だから18年経ってるよ”
 いやーあ、恐れ入った。もう18年も走っているんだ。
 でも、エンジンは新車と変わらんだろう。なんせガソリンは満タンにすると2年は持つ。片道400mの畑への往復を月に数回行うだけのことだから。ことがある
 あまりに走行距離が少ないから、ガソリンにカビが生えないかと心配にもなる。給油は10リッターにしたこともあるが、自動車屋さんが言うには、満タンにした方がなにやらトラブルが少なくなるとかなんとか、難しい説明をしてくれたことがある。それ以来、ガソリンが空に近づいたら満タンに給油しているが、オイル交換は年に1回定期的に行っている。
 この軽トラ、重宝させてもらっている。百姓仕事にもってこいであり、また、大型ごみを運搬するには、これしかない。そして、部落の役員をやっているとき、諸々の行事でかさばるものを運ぶのにも便利だ。
 ところで、農業をやっておられる方でも田畑が少ない人は軽トラを持っていないところがけっこう多い。時々なんやかやで貸すことも度々だ。なんで皆、買わないんだろう?と思うも、うちだって親父が死んでから買っただけであり、なくても何とか済んでしまう軽トラだ。
 さて、2年後には20年選手となる我が軽トラ。2箇所の部品を取り換えて、もう20年動いてもらいたいものだ。そのとき小生は92歳。運転できるギリギリの年齢となる。
 もっとも、今、自動車業界では自動運転技術の発達が目覚ましく、20年先には、車に乗り込めば、行き先をAIに告げるだけで、何もせず目的地に着いてしまうだろう。
 これではなんとも味気ない。車はやはり自分でハンドルを操作し、アクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだりしたいものだ。軽トラ君、あと20年頑張ってくれないかなあ。
 
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11.27 これからの季節、通販のお客様へ自家栽培の野菜を粗品にできる [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 ブログを通して時折健康相談があり、そうした方から当店推奨品を定期的にご愛飲していただける方がけっこう増えてきた。店頭販売の落ち込みをカバーするところまでは到底至っていないが、有り難いことである。
 さて、ご来店の上客さんには自家栽培の野菜はどんなものでも粗品にできるのだが、通販のお客様には宅配便で送ることになるから、日持ちしないものは送りにくいし、相手が野菜を作っておられるかもしれない。一部の方はその状況を知っているが、皆さんに聞くわけにもいかない。
 でも、野菜を作っておられる方でも、珍しい野菜はバッティングすることはそうそうない。ご来店の客様にしたって野菜を作っておられる方があるが、珍しい野菜であれば差し上げることができる。
 今年は、例年のヤーコン芋のほかに山芋(イチョウ芋)が準備できた。これだったら珍しいから通販のお客様に送ることができる。
 そして、今まで通販のお客様には送ったことがないが、珍しい野菜として「ビタミン大根」がある。上部3分の2ほどは中まで緑色で大根おろしにすると香りがよくておいしい。これも収穫できる状態になっており、これを送るのも手だ。
 まだ、ある。ニンジンだ。今年は大豊作で8割方はだれかに差し上げねばならない。無農薬・無肥料で栽培したニンジンだから、珍品であろう。これも候補だ。
 というようなことで、今日、当店推奨品3回目ご注文の方に自家栽培野菜を送ることにした次第。さて、どれを送ろうか。幾種類もあって迷うなあ。あっ、そうだ。昨日全部収穫した甘くておいしい完熟柿、これまたこだわりの無農薬・無肥料栽培物で、食べきれないほどある。これにしようか。今年は余計に迷ってしまう。
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11.21 鉢植えヤーコンに花が咲いた [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 畑でヤーコンを栽培しながら、店頭にも鉢植えヤーコンを観葉植物がわりに置いています。もう10数年になりますが、11月も半ばを過ぎると、冷え込みで、鉢植えのヤーコンも元気がなくなってきます。だんだんみすぼらしくなり、そろそろ片付けねばならない時期となりました。
 今朝(11月21日)は冷え込んだし、店外に置きっぱなしのヤーコンはどんな具合だ、と見てみると、なんと可憐な花を1輪つけているではないか!
 これには驚きました。例年、花を付けることはなく、過去10数年で、やっと2回目の珍事。前回は8年前。
 たぶん2、3日で、上向きの花はお辞儀してしまうでしょうが、それまで花を愛でることとしましょう。ヤーコン君、ありがとう。

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 ところで、畑のヤーコンは今頃には花盛りとなるのですが、今年はまだ全然咲いていません。これも珍事。今年の夏は過去に例のない猛暑となり、それがために随分と生長遅れしています。きっとその影響でしょう。 


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11.19 明日からは農作業が暇になる [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 今日まで毎日のように早め早めに百姓仕事に精を出し、来年の芋類作付け畝づくりを完成させたり、一毛作夏野菜の畝づくりを完成させたりしてきた。今日、サツマイモ&メロンの混植畝3畝のうち最後に残った1畝を完成させ、来季の準備が終了した。
 春野菜の植え付けや冬場の管理作業も既に済ませてしまった。
 残された農作業は、冬野菜の収穫だけとなる。
 一つ忘れていた。今年の11月は暖かいから、まだまだピーマンが元気で収穫が続いている。よって、この収穫が終わったら、たぶん12月になってからだが、株元からピーマンを切り取り、残骸を堆肥場へ運び込み、跡地はピーマンを連作するから、表土を軽く削って枯草と若干の刻み藁を埋め込む作業が残っている。これは開店準備前の朝仕事で終わってしまう。
 なんだか気が抜けたよう。明日から何もやることがない。
 昨日までは、毎日、夕方になると、“明日は畑に行ってなにをやろうか”と仕事を探し出し、多ければメモして忘れないようにしていた。
 そうしたことを一切考えなくてよくなってしまった。
 考えてみるに、これだけ毎日のように、そして店の連休の日には概ね丸一日百姓仕事をしたのは、過去に例のない今年であった。
 無農薬・無肥料の自然農法への取り組みがそうさせたのであるが、それも今年で初期作業が終了する。自然農法が成功すれば、先に書いたピーマンがいい例だが、畝は立てっぱなし、苗を植えるなり種蒔きしたら、あとは放任栽培。雑草に負けそうになったら大雑把に軽く草刈りするだけ。収穫後は多少は畝整備する必要があるが、土壌細菌が健全化すれば、それも不要になる。
 これからは年々百姓仕事が省力化できそう、そんな自然農法である。順調にうまくいけば、であるが。
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11.18 甘~くて酸味が程よくあってとてもおいしいみかんが食べ頃になった [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 うちの畑の西角のあるみかんの木は、全然甘くなく酸味もほとんどない格好だけのみかんしか生らなかったが、2014年から樹木周りに本格的に施肥をしだしたら、その年に少し甘くなり、だんだん良くなって2年後の2016年には市販品並みかそれ以上の優良品になった。
 本格的に施肥をしたのはその3年間で、それ以降はやっていない。というのは、毎年優良品がなる果樹は施肥しすぎると枯れそうになることが分かり、このみかんの木はもう合格点が付けられるようになったからして、これ以上の施肥はかえって良くない恐れがあるからだ。
 さて、そのみかん、今日見てみると、ほとんどが真っ黄色に色付いてきた。毎年、11月20日前後には食べられるようになる。そこで、試しに1個ちぎって食べてみた。甘~い! そして酸っぱさ十分。小生の好みの状態。でも、大半の人には酸っぱすぎるであろう。よって、12月になってからの収穫だ。
 そもそも今年は柿がけっこう生ってくれ、今が完塾ピークの時期に当たり、これを先に片付けねばならない。去年は裏年で大して生らなかった柿が、今年は表年だから、たわわに生っている。この分だと食べきれないから、半分は誰かに差し上げねばならんだろう。
 柿が済んでから、みかんだ。加えて、2016年にいったん枯れそうになった、みかんとオレンジをかけあわせたものが生る果樹にも、今年はまずまず実が生っている。これは晩生だから、ミカンの後だ。めっちゃ味が濃くて実にうまい。
 こうして、今年は柿に続いて、みかんが2種類、おいしくいただけることになった。有り難いことである。
 天の神、地の神、果樹の神に感謝、感謝、感謝。
 今日は、神社総代を仰せつかっている石作神社で新嘗祭が執り行われた。穏やかな暖かい日和であったから、諸準備や祭儀の片付けが楽であった。そして、五穀豊穣に感謝して参拝させていただいた。実に良き日であった。

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11.17 早起きは三文の徳、そして里芋の豊作に感謝 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 昨日は、東の空が明るくなりかけた6時頃に目が覚め、早朝百姓仕事をしたのだが、今朝は5時に目が覚めた。外は真っ暗。もうひと眠りすれば6時過ぎには目が覚めようと、横になっていたのだが全然眠れない。
 しびれを切らして6時前に起き、早速身支度を整えて6時すぎに外に出る。まだ薄暗い。そこで、納屋に電気を点け、作業準備。昨日に引き続いて、里芋掘りを行う。
 作業準備中は寒かったが、ビッチュウを振り下ろしての芋掘りであり、直ぐに体が温まる。こうして、5m畝2畝の里芋を収穫。
 明日明後日の当店連休は、明日は午後から神社行事で潰れるし、明後日は雨で百姓仕事はできない。農作業ができるのは明日の午前中だけだ。そのときに里芋を全部掘る予定にしていたが、昨日今日の早起きで、それが済んでしまった。
 早起きは三文の徳、ということになろうか。
 さて、そうなると、明日の午前中はどんな百姓仕事をすればいいか。
 そうだ、来季の里芋づくりに備えて、早速、掘ったばかりの畝を使って、畝立てをしておこう。里芋の連作である。今年連作したが、来季も連作だ。
 里芋は連作を嫌う、4年は空けよ、と言われるが、今年は無肥料で連作した。無肥料によって土壌細菌が適正化されれば、どんな野菜も連作が利くという。
 さて、今年の里芋の生育は、地上部を見ている限り、最悪の状態にあった。近隣の多くの農家が、今夏の異常高温と旱魃で出来が悪いと言われる。うちの畑の場合、隣のお寺の高木と反対隣の工場の陰となって通常より日照時間が短く、異常高温の影響は少なかったであろうし、納屋からホースを延長して散水もしたから、旱魃の被害もなかろう。
 でも、成育が極端に悪いのである。もっとも3畝の状態は少々異なり、西畝は悲惨な状態、東畝ははっきりした生育不足、中畝はその中間であった。
 この生育不足は、無肥料であることと、連作のダブルパンチに違いないと思っていた。よって、今年は里芋はどれだけも採れないだろうとあきらめていた。
 悲惨な状態の西畝を昨日掘ったのだが、予想に反して出来がいい。それどころか型のいい小芋ばかりがついている。良品の採れ具合は昨年以上だ。これには驚いた。無肥料・連作の1年目、大成功である。(もっとも、昨年は種芋保存に失敗し、それがために不作であったっから、平年並みの出来といったところだが。)
 もうひとつ驚かされたのは、親芋がとても小さいことだ。去年までなら、こんな小さな親芋には小振りの小芋が数個付いていればいいといった状態なのに、今年は立派な小芋が10個ほど付いているのである。なんとも不思議。
 今日、まず中畝を掘ってみたら、西畝より若干収量が多かったが、親芋、小芋の状態は同じであった。そして、この畝だけは昨年より落ちるがまあまあの収量が得られないかと期待していた東畝は、中畝より若干収量が多かったが地上部の生育具合ほどには違わなかった。違ったのは、親芋がまあまあの大きさになっていたことである。親芋は味噌田楽にして食べると美味しいから、今年は足りないくらいだが、そうぜいたくを言ってはいかん。メインの小芋が予想していた量の何倍も採れたのだから。
 ということで、無肥料・連作の1年目の大成功に大喜びしているところです。無肥料・連作で、さぞ面食らった里芋君たちに感謝、感謝、感謝!
 そして、明日、2年目の無肥料・連作栽培に向けての畝づくり。今季の畝づくりとほぼ同様だが、生えっ放しにしてあった、ほぼ枯れた雑草と、それに刻み藁を適量足して、それらをすき込んでの畝立てだ。
 来年の今頃の豊作を祈ろう。里芋君たち、よろしくお願いします。

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11.14 休耕田の枯草を完璧に有効活用 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 無肥料・無農薬を標榜する自然農法も様々なやり方がある。百人百様と言っていいだろう。また、そうでなければならないのではなかろうか。場所場所によって環境条件が違うであろうし、手に入る資材も変わってくるからだ。
 うちの特殊事情としては、万年休耕田があり、年に2、3回草刈りした枯草が田んぼにたっぷり眠っている。これを有効活用しなくてどうする、である。
 野菜が育つ自然の状態では、うっそうと生い茂った雑草と競争・共生しながら、元気に育つというものだ。ところが、うちの自然農法野菜栽培は、支障のない程度に雑草を生やしているものの、生い茂るほどには全然なっていない。
 だったら、畑の雑草が枯れる今頃に、休耕田から枯草を運んできて畑の畝に敷けばいいのである。これが朽ち果て、来年の夏には土の表面をべったりと覆い、やがて栄養素が土壌に入っていくことになる。
 そう考えて、一毛作の夏野菜の畝、これは来季用の畝がすでに出来ており、随分前に休耕田の枯草を敷いた。また、今期の冬野菜で畝に枯草を敷けるキャベツ類にも休耕田の枯草を敷いてある。間もなく選り終わる大根にも敷く予定だ。(ハクサイ、イチゴ、ニンニクには耕作をお願いしている田んぼから刻み藁を回収して敷いた。)
 そして、一毛作の山芋とサツマイモ&メロンの来季用の畝づくりが昨日で終わったから、これらの畝にも今日、たっぷりと休耕田の枯草を敷いた。
 そうしたところ、休耕田に残った枯草はわずかしかなくなった。大根と間もなく収穫する里芋の畝に敷いたら、足りないくらいだ。
 枯草をあちこち敷き終わって眺めるに、かまぼこ型の畝が枯草ですっぽり覆われた姿というのも、またいいものである。
 今日は店番を女房に任せ、一日百姓仕事。その大半を、何度も休耕田から枯草を回収し、畑に運んで、畝を枯草で覆うという作業に費やした。
 今年初めて本格的に行った枯草被せ。また一つ違った形の自然農法への取り組みである。充実感にあふれ、心地好い疲れ。
 ところで、自然農法に取り組みだしたら、慣行農法(施肥、畝の雑草削り、農薬散布)よりも労働量が多くなってしまった。まあ、ここは、土壌細菌が適正化されるのに1~3年かかるということだから、しばらく我慢しよう。土壌細菌が適正化されれば、たいていは放任栽培も可能になるとのことだから、それを楽しみにして。

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11.9 農業用資材も助かるものがいろいろあるものだ [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 キュウリやトマトをはじめ、支柱を立て、それを連結するのにビニール紐をよく使う。そして、ツルや茎が伸びてきたら、これを支柱に結わい付けるのに、これまたビニール紐を使う。
 ビニール紐はタダみたいな値段だから、贅沢に使うのだが、後始末が困る。土の中に埋まっても土壌細菌が分解してくれないから、いつまでも残る。長く紫外線に当たってボロボロになったものは、土に埋まれば見えなくなり、分解されなくても農作業に支障はないが、分解されずに残るだろう。
 よって、野菜の収穫が終わって支柱や垣根を片付けるときには、ビニール紐の回収に煩わされる。そうしたことから、今年、自然素材でいずれ分解される麻紐を1巻買って、試しに山芋の支柱連結に使ってみた。長期間ビニール紐を張っておくと紫外線で劣化して、モサモサになり所々で切れてしまうからだ。
 そうしたら、麻紐のほうがうんと持ちがよく、値段は何倍もするが、これからはビニール紐を止めて麻紐を多用することにした。
 今朝、むかごから2カ年栽培の山芋の畝の支柱をいったん抜いて、冬越し作業に取り掛かったのだが、支柱を抜く前に、支柱連結に張った麻紐、台風襲来に備えて補強のために差し込んだ支柱と前から差してある支柱を結わい付けた麻紐、そして山芋のツル、これらを鎌で切り取る作業をまず行った。麻紐は土に埋まれば土壌細菌がそのうち分解してくれるから拾い集める必要はなく、作業がはかどるから有り難い。
 ところで、鎌で切り取る作業に思わぬ力がいる。まだまだ刃はきれいなものだが、鎌というものはこんなものとあきらめていた。ときどき更新のために買うのだが、たしか2、300円の安いものだったと思う。100円ショップで買ったこともあったように思う。
 さて、今日、JAに用事があって、残り少なくなった麻紐も買ったのだが、時間があったので農機具コーナーも見てみた。そうしたら、1000円以上もする鎌が何種類も並んでいる。“切れ味鋭い”と表記もされている。その表記につられて1丁買ってしまった。どの程度の切れ味か、山芋の作業は終わってしまったから比較しようがないが、今月末にはヤーコン芋の収穫で茎を根元から切らねばならない。今までの鎌は随分と力がいったが、今回買った鎌なら簡単にスパッと切れないだろうか。
 もうひとつ、鳥除けネットの棚を見たら、今春に買ったときにあったかもしれないが、10m×10mほどのでかいネットを見つけた。今夏、イチジクの鳥害を防ぐために苦労してネットを張るための小屋(太くて長い支柱を立方体に組んだもの)づくりをし、その小屋に幅2m弱のネットを張り巡らせたのだが、ネットのつなぎ目が少し開いていた箇所があり、生ったイチジクはものの見事に全部鳥に食われてしまった。10m×10mほどのネットがありゃ、小屋づくりは不要で、そのネットをイチジクの木にバサッと掛け、裾の部分に棒と石で鳥がくぐれないようにするだけでいい。こんないいものがあったのか!である。来夏には、これを買って小屋を撤去し、鳥害に備えよう。
 というようなことで、農業用資材もいろいろあるものだ、ということを知った次第です。今度、JAよりもあれこれ多くの種類を置いているホームセンターへ行って、全部の売り場をじっくり見てみよう。きっと、またまた、これは助かるという農業用資材が見つかるのではなかろうか。

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