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ファーマーの“一日一楽”日記 ブログトップ
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6.6 今日から梅雨入り [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日、名古屋気象台は東海地方が梅雨入りしたと“宣言”した。平年より2日早いだけで、例年通りといったところだろう。
 昨日の記事で書いたように、これでサツマイモ苗は枯れることはない。そして、畑の夏野菜は、その多くが通常より遅植えだから、生育がまだどれほどのものでもなく、これからの雨ですくすく育つであろう。
 また、今年力を入れて栽培している山芋(イチョウ芋)は不発芽なものがけっこうあり、残っていた自然薯(むかご)をその箇所に昨日埋め込んでおいた。これも雨とその後の湿り気できれいに発芽してくれよう。もっとも、むかごからの栽培はあまり芋が大きくならず、秋に収穫してもたいていは食用に適さないが、翌年の種芋に使える。
 こうして野菜作りには梅雨は欠かせない気象となる。
 一方の人間様は、梅雨のうっとおしさでうんざりさせられるのであるが、これからの時期、梅雨で順調に生育する夏野菜を食して生きていけるのだから、梅雨入りを有り難く受け止めねばいかんだろう。
 天の神様、地の神様、野菜の神様に感謝、感謝、感謝。


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6.5 今の時期は「5時から男」、ただし朝5時から [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 天気予報というものは明日明後日はほぼ当たるが、週間予報はいいほうに外れるようにできているから、数日前から、昨日には明日には、と予定していたサツマイモ苗の植え付けが、とうとう今日まで延びてしまった。やっと明日は雨の予報となり、サツマイモ苗が植え付け可能となった。
 今、セール中につき、開店から閉店まで、小生も店に張り付いていなければならぬから、早朝に百姓仕事は済ませねばならない。
 明日は芒種で、その先の節気は夏至だから、日が昇るのが早い。この時期、5時にはもうお日様が昇っている。よって、5時には目が覚めるのが普通だ。
 案の定、今朝は5時前に目が覚めた。身支度をして、少々体を暖機運転。軽作業をゆっくり行い、5時半にはサツマイモ苗130本を軽トラに積んで須賀前の畑に出発。
 土の湿り気が少ないから念のためたっぷり水を差しての植え付け。1時間ほどで無事に植え終わる。開店の9時まで、まだたっぷり時間がある。山芋の畝を手入れしたり、自宅に戻ってキュウリの防虫ネットを外して支柱立てしたりと農作業を行う。
 こうして、3時間の早朝作業をこなす。これだけの時間があると、けっこういろいろできるものだ。しっとりと汗もかいてきて、体は爽快。
 「5時から男」という言葉は、サラリーマンが退社後に行う活動のことを指すのだが、この年(間もなく古希)になると、それは卒業して、朝5時からの活動をそう呼ぶにふさわしくなるのではなかろうか。
 まあ、なによりも今日サツマイモの苗が植え付けできて、ほっとしているところです。今日は曇、明日は雨、その後は曇りがちで雨模様の予報。これで100%サツマイモ苗が活着してくれましょう。
 お天道様に感謝、感謝、感謝。 

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6.4 草刈り機でいとも簡単にセリを“摘む” [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日、サツマイモ苗の定植を予定していたが、丸一日晴れの予報であり、畑もだいぶ乾いてきたから、今日植えるとかなりが枯れる恐れがある。
 そこで、今日は休耕田の草刈りを行うこととした。1反弱もあるからけっこう時間がかかる。といっても、草刈り機を振り回すだけのことであるから、2、3時間もあれば済んでしまう。
 所々にレンゲが真っ黒な種を付けて枯れている。通常、草刈り機は右から左へ草を払い、左側に刈った草の畝ができるのだが、レンゲの種がこの畝に乗ると、決して芽吹かない。よって、レンゲの所は左から右へ払いつつ、全体に散らばるように草刈りをする。なかなか思い通りにいかないが、どれだけかは散らばったことだろう。
 レンゲの箇所は、毎年、同じような方法を取っているのだが、そうそう田んぼ全体がレンゲだらけになってくれるものではなく、パッチワーク状に少々レンゲが生えているといった状態にしかならない。でも、ここ2、3年、若干レンゲが増えてきたようであるから、こうした方法もどれだけか効果があろうというものだ。
 休耕田にはセリもけっこう群生している。こうした箇所は、上っ面を刈るようにして、セリの再生にダメージが少ないようにしている。所々に大きく伸びたセリが繁茂している所がある。そこをざっと刈り、草刈りが終わったら、セリをかき集めよう。手で1本1本摘むより、うんと楽だ。
 ということにして、草刈が終わり、さて今日はあと何をやろうか。そうだ、果樹の夏剪定だ。柿、梅、甘夏その他何本もあるから、夕刻までにはとても終わりそうにない。早速に着手しよう。
 と、相なって、セリをかき集めてくるのを忘れてしまった。
 夕刻なって、それを思い出し、休耕田へ行って見ると、丸一日晴天が続いたから、刈ったセリはしなしなになっており、こりゃあダメだ。でも、刈りそこなった箇所と、刈りにくくて刈らなかった箇所に十分な量が残っていた。よって、それを摘む。
 やれやれ、運良くセリを摘むことができたわい。
 もし、草刈りの後、かき集めを忘れなかったら、いとも簡単に草刈り機でセリを摘むことができたものを、であるが。

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5.28 東庭がだいぶアジサイ園らしくなってきた [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 2、3坪ぐらいの東庭はアジサイがメインではあるが、いろいろな花木のほかに松の木などの樹木も植わっていた。
 それをここ3年ぐらいで順次整理し、ゆくゆくはアジサイだけにしようかと思っている。狭いながらもアジサイ園に、という目論見である。
 アジサイは、前のほうを低くし、後ろのほうを高くすれば見栄えが良くなり、そうした剪定も行ってきた。
 植わっているアジサイの種類は何種類もあるが、早生品種3種が今、花盛りになってきた。
 真っ白な大きな花を付けているアジサイが少々隠れ気味であるので、その前のほうに生えている晩生のアジサイを大きく切り取ったり、花が終わったシャクヤクを小さく剪定したりした。また最前線に植わっている水仙の葉も鎌で伐採した。
 さて、前のほうに鉢植えの変わり種のアジサイ(ここ2、3年で数株)を地植えしておいたのだが、それはどうなったのだろう。どうやら絶えてしまったようだ。残念。
 今日、手入れしたあとの姿。なかなかいいものである。写真に撮ったので、それを披露しよう。いかがでしょうか。
(5月29日撮影)
DSCN0561.JPG

 参考までに以前の姿(2016年6月18日)の写真貼り付けておきます。

DSCN0472.JPG


(7月27日)
 6月24日には、枯れたり、枯れそうになった花が過半となり、それを全部除去。今日(7月27日に再度そうした花を除去。晩生の花はごくわずか。
 前面の雑草の草引きをしておいた。これですっきりした。
 間もなく所々に自生している白ユリが数本咲くだろう。
 


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5.27 マリーゴールドが何とか芽吹いてくれた [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 須賀前の畑には土の中にネコブセンチュウが大なり小なりいる。畑の西の方がひどく、中ほどから東のほうは大したことはない。
 目には見えない小さな害虫であるが、ほとんどの野菜は被害を受けないものの、サツマイモはこっぴどくやられる。収穫した芋の表皮が筋状にかじられ、見た目に悪い。それだけでなく、かじられた部分から何かが浸食しているようであり、その下の部分は食べるとまずい。日にちが経つほどに浸食は激しくなり、2、3か月もすると、ほとんど全部が食べられなくなる。
 このネコブセンチュウは、サツマイモを連作すると、どんどん増えていくようで、年々被害が大きくなる。5年連作した昨年、もう何ともならない状態となった。
 そこで、ネコブセンチュウを退治しようと、2016年晩秋から順次、畑全体に土壌改良菌剤「粒状YKD」と「バイオS5」を入れ込んだのだが、全く効果がなかった。説明書には翌年も投入せよとあったから、昨年の晩秋に残っていた同剤を一番西だけ再び入れ込んだ。
 さらに、そこには、今年4月にネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)も所定量をばら撒き、ビッチュウではつり込む。
 加えて、そこは今年のサツマイモ栽培はあきらめ、ネコブセンチュウ退治にどれだけかは効果があるというマリーゴールドを栽培することにした。
 4月22日にマリーゴールドの種を、幅約2m、長さ10m強にばら蒔き、覆土は面倒だから行わず、散水したり雨に期待したりで様子見したところ、5月半ばにまばらながら所々で芽吹き、今ではだいぶ大きくなった。
 しかし、全然生えていない所が多く、5月17日に2回目の種のばら蒔きを行い、畑が乾かないよう、散水をほぼ連日行ったところ、今日、所々でまあまあの芽吹きが見られた。この先も少しは芽吹いてほしい。そうすれば、おおむね全体にマリーゴールドが繁茂して根っこを十分に張ってくれることだろう。
 そのうちマリーゴールドが大きく成長し、きれいな花を咲かせてくれよう。畑に行く度に花見ができようというものだ。
 そして、今期に画策した「菌剤・農薬・マリーゴールド」という3重の対策で、ネコブセンチュウが退治できないものだろうか。
 そう簡単には退治できないネコブセンチュウであるからして、来年の作付けはネコブセンチュウに強いサツマイモの品種を栽培したり、再度農薬をはつりこんだりしてみよう。
 農業は、1年に1回しか実験ができない。ネコブセンチュウ対策も今期が2年目であり、来期が3年目で、まだ試行錯誤の状態にあろう。4年目はまた何か考える。そうこうしていると、5、6年はすぐに経ってしまう。10年経った10回目の実験で、やっと先が見えてくるといったところか。成功に至るまで、実に長丁場となる。
 だから、百姓は興味が尽きない。けっこう頭も使いますぜ。
 まあ、今年のところは、余禄としてのマリーゴールドの花見を楽しみましょう。水やりに相当苦労したのだから。 
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5.23 花を付けたヤーコン苗にビックリ! [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今年も例年どおり1000ポットほどヤーコンの苗を作り、あちこち配布し、最終出荷が5月22日でした。苗場から順次運んできて段ボール箱に詰めていく途中で、とんでもない苗を目にしました。
 ヤーコンの花は、朝晩冷え込むようになる10月下旬から少しずつ咲き出すのですが、何と苗の段階で大きな花を付けていたのです。
 花が大きいといっても、それは相対的なものでして、晩秋に見ると、ヤーコンの図体が人の背丈ほどもありますから、それはそれは小さな花です。
 でも、まだほんの小さな苗の段階、背丈は4cm、花の直径は1cm。
 いやあ、これにはビックリしました。これまで約20年、2万鉢ほどのポット苗を作ってきたのですが、こんなことは過去になかったです。
 この珍しい苗を小さめの植木鉢に植え付け、店頭で飾ることに。
 なお、品種は「アンデスの乙女」です。

DSCN0560.JPG

 その隣には、背丈25cm、横幅30~40cmに成長した年越しのヤーコンの鉢植え(大半は3月下旬に芽吹いた脇芽が伸びたもの)を並べました。

DSCN0559.JPG

 このヤーコン苗は突然変異かも。大事に育てて、次世代がどうなるか見てみたい。今から楽しみです。
 参考までに、晩秋に咲くヤーコンの花は次のとおりです。

DSCN0234.JPG
 

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5.22 トマト、白ナス、メロン苗が順調に生育しだした [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 一昨年までは、お隣さんのビニールハウスを間借りして夏野菜苗の保温栽培をし、苗管理も全面的にしてもらってきた。
 でも、夫婦の年齢が足して180歳となり、昨年から苗づくりを止められ、自分で冷床栽培するしかなくなった。
 今年は、その2年目。種蒔きから始め、幼苗の管理までは、大きな発泡スチロール箱でどれだけか保温し、時期は随分と遅れるも、なんとかポット苗までは作ることができた。
 そのポット苗にいきなり直射日光を浴びせたものだから、紫外線で苗がやられ、かなりの苗の葉が縮んだり、枯れたりした。昨年はこうしたことがなかったのだが、これは昨年ポット苗にして完全な露天としたときに、たぶんたまたま曇天だったり晴天でない日が続いたのであろう。
 今年は、初日が快晴であったがゆえに、たった1日でひどいダメージを受け、翌日、あわてて寒冷紗(粗い網目の布のようなもので、防虫、直射日光防止、風よけ、若干保温ができる)を、それも3重に掛け、翌々日2重にし、数日後に1重にするというふうにして、紫外線の当たり具合を増やしていった。
 そうしたところ、紫外線の被害は全く受けなくなった。そして、どの苗も着実に成長しだした。
 1泊2日で出かけたときは水やりできないから、よしずを掛けて乾燥防止をした。明日は大雨になりそうだから、ビニールシートで覆い、苗ポットに過剰な水が入らないようにもする。
 こうして、ミニ・ハウスのような状態にしたところ、苗づくりがやっと順調にいくようになった。
 畑への定植は6月になってから、つまり例年の1か月遅れとなる上に、小さな苗を植え付けることになるが、昨年よりどれだけか大きな苗が植えられそうだ。
 まだまだ気は許せないものの、苗づくりが成功する目途が付いた次第。
 やっぱり百姓は楽しい。

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5.17 専業農家から晩生野菜と早生野菜をヤーコン苗の御礼にいただく [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

  うちの須賀前の畑の隣の畑を耕作しておられる専業農家の方が、昨年、糖尿の気があるからと、うちのヤーコン畑を見てヤーコンの栽培を始められ、種芋を保存しておいて今春に温室で苗づくりし、随分前に定植された。ところが、水捌けの悪い場所であったがために、全部根腐れしてしまったとのこと。
 そこで、ヤーコンの苗が残っていたら6、7株欲しいと言ってこられた。4日後であれば全部出て行ってしまうが、まだ400ポットほど残っており、8株届けた。
 そうしたところ、その専業農家の方が、ヤーコン苗の御礼にと、晩生野菜の白菜&キャベツ、そして早生野菜のキュウリをどっさり持ってきてくださった。
 “まだ白菜があるの?”とビックリ! “もう、とうだってしまうから、これが最後やわ”とのこと。キャベツは遅植えのものが、うちも収穫が最終に近づいたからダブルが、何とかなろう。そして、キュウリがもう収穫できるとは、これまたビックリ!
 いずれにしても、すごい御礼をいただけたものだ。
 ところで、去年、その方にヤーコン苗を差し上げたのだが、そのとき、きっと何か御礼を持ってきてくださったはずなのだが、さて、何をもらったのか。絶対に何かいいものをいただいたはずなのだが、思い出せない。悲しいことに、小生、随分と記憶力が落ちましたなあ。
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5.16 ヤーコン嬢の集団嫁入り [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 この日記を付け始めたのが2013年で、以来毎年この時期に表題の記事を書いている。今年も書こう。
 今年もヤーコンの苗を1000ポットほど作り、苗場で育苗してきた。
 別立てブログで、ヤーコンの苗を無料で進呈するとPRしているので、遠方から2人がおみえになったが、差し上げたのは各々10ポット程度のことだ。
 大口は3件あり、うち2件に今日、各230ポットほどをお渡しした。県内のIW地区とIT地区の方々である。どちらも、たしか栽培歴4年になるも苗作りがうまくいかなかったり、ひどい不作であったりして、毎年、苗を大量に差し上げている。
 うちでは「アンデスの雪」と「アンデスの乙女」の2品種を栽培し、苗も両方作っているのだが、両地区とも昨年から希望品種は「アンデスの雪」であり、この品種の作った苗のほとんど全部を差し上げた次第。
 何とかして、今年は栽培に成功されることを祈っている。
 IW地区では、うまくいったのは初年度だけで、それも苗づくりに失敗し、今年うまくいかなかったら、もうヤーコン栽培はあきらめようと言っておられる。それでは困る。せっかく大きく広がろうとしているヤーコンの輪がプツンと切れてしまうからだ。
 一方のIT地区は少々寒冷地につき、種芋保存に失敗されることが多いし、中心になって苗づくりする方がおらず、リーダー格の方が“もう今年で止めようかと思う”などと言っておられるから、これまた弱ったものである。
 まあ、来年のことは、また来年考えればよかろう。
 残りの苗「アンデスの乙女」約400ポットは、来週初めに製薬会社Z社に渡し、そのルートでもって東海北陸の薬局薬店へ配布してもらう段取りとなっている。これは、ここ10数年来、毎年のことだ。このルートにより、どこかでだれかが興味を持たれれば、そこからヤーコンの輪が広がってくれるというものだ。もっとも、そうした話は全然聞こえてこないが、小生の体がいうことをきくかぎり、しぶとく普及活動を続けていこうと思っている。
 ヤーコンに惚れた小生である。日本全国津々浦々ヤーコンが栽培されることを夢見ている。いずれにしても、今日はめでたいヤーコン嬢の集団嫁入り。名実ともに、そうなってほしいと願ってやまない。
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5.7 3月4月5月連続してなんと陽気がいいことか [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 夏野菜づくりに当たっては、本来ならハウスで保温しながら苗作りをすべきであり、ずっとお隣さんの大型ビニールハウスでお世話になっていた。そのお隣さんも夫婦が超高齢となり、いつまでも頼れそうになく、そうしたことから数年前にミニ・ビニールハウスをこしらえたものの、思いのほか手間がかかることが分かり、使わずじまい。
 そして、とうとう昨年からお隣さんがハウス育苗を止めてしまわれたから、自分で冷床育苗するしかなくなった。
 そこで考え付いたのが、発泡スチロール箱での育苗である。蓋をすれば夜間の冷え込みが防げるだろうし、昼間は大きなビニール袋で覆って、少しすかせておけば、かなりの暖かさを保てるというもの。
 でも、ハウスのように3月初めに種蒔き、というわけにはまいらず、1か月半遅らせて4月半ばに種蒔きすることにした。しかし、昨年は半分は失敗。やはり4月半ば過ぎといえども朝晩はけっこう冷える日があるからだ。
 ところが今年、3月から異常に気温が高く、それがずっと続いている。ちなみに岐阜気象台では3月1か月間の平均気温は観測史上最高を記録したし、4月は3位で2位とほとんど違わない。5月も平年より高値で推移している。暖かさがずっと続いているのである。
 こうしたこもあって、4月半ばに発泡スチロール箱で種蒔きした世界一トマトと白ナス(いずれもこだわりの固定種であり、苗屋さんで苗を売っていない品種で、毎年、種取りもしている)は、順調に芽吹き、今日、苗箱からごく小さな苗を取り出してばらし、ポット苗作りを行ったことろである。
 できたポット苗も引き続き、その大半を発泡スチロール箱で育苗管理する。今後も高温傾向の予報であり、すくすく苗が育ってくれることだろう。
 陽気がこんなにもずっとずっといいなんて実に有り難いことだ。
 お天道様に感謝、感謝、大感謝!! 

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5.6 植えたぞ、植えたぞ、植えたぞー、夏野菜苗 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 6時半起床、7時前に作業開始。今日の百姓仕事は、各種夏野菜あれこれの植付けがほとんどである。
 まずは、店頭で飾るベゴニアなどの花苗を5プランターに植え付ける。
 そして、自宅前の畑で、一昨日JAで買ったトマト苗12本、キュウリ苗16本、ピーマン苗8本を植え付ける。次に、芽出ししたサトイモ55株を植え付ける。最後に、ポットに種蒔きした十六豆28ポット苗と夏キャベツ苗9ポットを植え付ける。
 今度は須賀前の畑での植え付けだ。軽トラにJAで買ったカボチャ苗12本、紫ナス苗7本、そしてポット苗作りしたヤーコン90ポットを積んで出発。順次植え付ける。
 これだけ植え付けると、少々腰も痛くなり、けっこう疲れるが、午後2時前に終わったであろう。これで畑の過半が埋まったとまではいかないが、“植えたぞ、植えたぞ、植えたぞー、夏野菜苗”と充実感が湧いてくる。
 少々時間が余ったので、グラジオラス畝から両サイドの畝に進出してきているスギナをテボで掘りながら徹底除去。
 帰りしなに野菜の収穫。エンドウの畝に行くと、種取り用に防鳥ネットで囲った箇所に、結わい付けたビニール紐が数本落ちているではないか。どうして? ネットの中を覗いてみると、ポンポンに膨らんでいたエンドウが鞘だけになっている。鳥がビニール紐を引っ張って外し、中へ入り込んで実を突いてしまったのだ。簡単に外せるような結わい方をしておいたのが敗着であった。
 そこで、絶対に鳥が入れないようにネットを張り直し。もう2株分を種取り用に増やし、ビニール紐で何箇所もしっかりと結わい付け、下部は鍬で土寄せ。これに1時間ほどかかってしまった。
 その後でエンドウの収穫。次いでイチゴの収獲。最後に春キャベツの収穫。さあ、帰ろうと思ったら、道路際で今年初めて栽培したソラマメがけっこう大きな実を付けているではないか。大きそうなものを千切り取る。千切り終わって、待てよ、である。鞘は大きいが、実がまだ小さいのではないか? 1つ2つむいてみると、豆はまだ小さい。失敗、失敗。でも、食べられるに違いなかろう。持ち帰って女房に煮てもらうことに。
 自宅へ戻り、間違えて須賀前の畑に持っていった、ポットに種蒔きした枝豆20ポットの苗を所定の畝に植え付け。
 時刻は午後3時半。最後に毎日の仕事である、大きな発泡スチロール箱で育苗中の野菜苗をチェックし、一部は軽く水やりし、蓋をして夜中の冷気を防ぐ。
 薬味に使うミツバを少々摘んで、本日の百姓仕事が全部終了。ぐったりと疲れを感じる。例によって、朝飯・昼飯抜きで、水をチビチビ飲み、小休止を度々とって紫煙をくゆらすという仕方で、9時間の連続作業。よう、やるわ、と自分でも感心する。まだまだタフだ! 

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5.4 エンドウの収穫作業がうんと楽になった今年 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 4月10日に「早々とエンドウの初収穫」と題して記事にした。そのなかで、晩秋の冷え込みで種がほとんど芽吹かず、3月になって追加種蒔きしたことを書いた。
 その春蒔き種は発芽したものの、背丈は低めで、かつ、花の付き方が少なく、わずかしか実が生らないのである。春蒔きは根張りが悪くて収穫量が落ちるとネットで説明されていたが、これほど生らないとは予想外であった。
 そうしてわけで、隔日収獲しているが、今、ピークであるものの、毎回、あっという間に収獲作業が終了する。10m強の畝につき、自家消費としては十分な量が収獲できるも、お客様に差し上げるまでは至っていない。今までに1人差し上げただけだ。
 その点、少々寂しい思いはさせられるも、作業がうんと楽になり、大変助かっている。エンドウの不作は、うちだけではなく、従姉妹の家でもそうだったとのことで、エンドウちぎりの作業が簡単に終わり、腰痛に悩まされている彼女であるからして、大いに喜んでいた。
 もう一つ、作物の不作でうれしいことがある。例年、エンドウがピークを終えた頃に、イチゴの収獲がピークになり、うまいこと時間差ができるのだが、今年は、それがけっこう重なり、今、イチゴの収獲がピークとなっており、毎夜、風呂上りの果物として腹いっぱい食べさせていただいている。今年のイチゴは大半の株が何年も繰り返し苗取りしてきたゆえに生りがかなり悪くなっている。好成績を収めているのは昨秋に購入した苗の分だけであり、イチゴちぎりも短時間で済ませることができ、有り難いことだ。
 これが、両方とも豊作だと、朝の収獲作業が大騒動となり、開店準備までに早く終わらせねばと、たいそうせかされることになるのだが、今年は、毎回、余裕しゃくしゃくで作業できていて、助かっているところである。
 来年は、どちらも栽培に大成功して、毎朝、長時間の収獲作業で、うれしい悲鳴を上げることとなりはしないか、と期待したいところだが、エンドウ、イチゴともに無肥料栽培を始めたがために、今季は残留肥料があったであろうが、来季は底を突き、うまく生育しない恐れが多分にある。ここ2、3年は土壌細菌適正化への過渡期となり、不作が続くであろう。
 今年70になる老体ゆえ、不作が自分の体にちょうどいい。そう考えて自然農法に取り組んでいる次第。なお、自然農法に成功すれば、畑を耕す必要がなくなり、かなり省力化でき、いつまでも百姓ができるというもの。それを目指しているところである。
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4.29 イチジクの防鳥ネット掛け小屋づくり [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 イチジクが3本あり、毎年、鳥に突かれる被害が出るが、そう大したことないから何も手を打たず、被害が気になるときは効果のほどは定かでないが気まぐれ的に大きな網目の魚網を掛けたりしていた。
 ところが、昨年は2本が枯れてしまい、残す1本も若木であったがために、いかほども生らず、熟す先から次々と鳥に突かれ、ほとんど口に入らなかった。
 その若木は「ダルマティー」(熟しても表皮は薄緑色)で、2014年にいただいて、すくすく成育したものの、翌年には虫食いで主幹が折れ、翌々年には細い幹も枯れ、もうダメだとあきらめたが、株元から細い枝が芽吹いており、それがぐんぐん生長して昨年はけっこう実を付けた。
 今年はさらに生長し、高さは2mを軽く越える。幹は下のほうで別れて数本伸びている。すでに実がけっこう付いており、今年は何とか鳥害を防ぎたい。
 そこで、防鳥ネット掛け小屋づくりをすることに。こうした小屋は過去にブルーベリーで作った。1.8mのトマト用支柱を立方体の形に組み、その上部に四角錐の形で支柱を組むという本格的なものだ。そして、細かい網目のネットを掛け、絶対に鳥が入り込めないようにしてある。
 イチジクもそれにならって行おうかと考えたが、かなり巨大なものになり、作るのが大変だ。そこで、2.4mのキュウリ用支柱で立方体の形に組むに止め、その上部に四角錐の形で支柱を組むのは省略し、イチジクの枝先にネットを被せる形を取った。被せるネットは8cm角ぐらいの粗い目の魚網であり、これでは鳥が入り込むかもしれないが、予備がけっこうあるので、網に警戒して鳥が入らないであろうことを期待して、これを使うことにした。
 魚網の幅は1.2m程度のものであり、これを2枚つなぎにして、うまく覆いつくせるかどうか。やってみたところ、ほぼうまくいった。1辺だけ少々裾が開いたが、ここには枯草を盛り上げて網に絡ませ、鳥が入れないようにすることができた。
 案外と順調に作業は進み、ネット掛け小屋が完成。
 粗い目から鳥が入り込まないように祈りつつ、あとは収獲を待つのみ。 

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4.27 待ちに待った野菜種の芽吹きが一斉に [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 4月11日に種蒔きしたニンジン。ニンジンの種は明るくないと発芽しないから土をかけるわけにはいかない。籾殻を被せるだけだ。そして、今の時期は発芽に2週間ほどかかる。その間、常時土を湿らせておかねばならない。天気が続けば1日に2回の水やりが必要になる。
 4月15日には白ナスと世界一トマトの種蒔きをした。こちらは露地ではダメで夜間の冷え込み防止と昼間の保温が必要となる。昨年の失敗を教訓に、小さい発泡スチロール箱に種蒔きし、これを大きな発泡スチロール箱に入れ、昼間は大きなビニール袋で密閉したり、暑くなる日は少しすかしたりし、日が落ちる前にはしっかり密閉。毎日、これの繰り返し。
 3日ほど前にニンジンと白ナスはほんの少しかすかな芽吹きがあった。でも、世界一トマトは全く芽吹かず。去年は発泡スチロール箱を2重にしなかったがためか、世界一トマトは芽吹かず、5月になって種の蒔き直しをしたのだが、今年もそうなりはしないかと心配であった。
 さて、今日のこと。朝からずっと曇っており、お昼前になって発泡スチロール箱の蓋を取ったところ、世界一トマトは幾つもが芽吹きかけており、白ナスもけっこう芽吹きかけていた。よしよし、これなら芽吹き成功。この先、ぐんぐん伸び、さらに芽吹きも増えよう。
 そのあと、須賀前の畑に行って、ニンジンの畝を見たら、部分的に偏ってではあったが、数多くの芽吹きが見られた。こちらもよしよし。
 こうして、芽吹きに長期間かかる3種類の野菜種が偶然にも今日一斉に数多く芽吹いてくれ、ほっとしているところである。 
 
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4.23 程よい緊張感を待って自然農法「たんじゅん農」へ取り組む [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 これまで何度か記事にした自然農法「たんじゅん農」。冬季野菜は「徳田ねぎ」以外は無肥料で行った。大半は成功したが、これは残留肥料があったからだろう。
 その後作の今季の夏野菜が勝負となる。昨日今日で、それらの作付け畝の整備がほぼ終了した。
 無肥料とはいっても、何も入れないのではなく、野菜の残骸は極力入れ込むし、土壌菌の良き餌となる藁(または刻み藁)は、当面、何年かは作付け前に入れ込まねばならない。
 今日は、一部の畝変更のために刻み藁を入れてはつり込んだり、溝立てして藁を敷きこんだりした。今日入れ込んだ藁が土壌菌に十分分解される前に夏野菜の収穫となろうから、その効果は後作の冬野菜ということになる。でも、3月に入れ込んだ藁が、これも十分には分解されないだろうが、どれだけかは有効に働くだろう。
 そして、前作の冬野菜の畝には肥料を入れていないから、土壌菌がどれだけかは正常に増えていることだろう。
 さあ、夏野菜は冬野菜同様にうまく育ってくれるだろうか。程よい緊張感を待って行った昨日今日の作付け畝整備である。
 一方「徳田ねぎ」は小生の自信作であり、これは慣行農法で連作することに決めている。従前どおりのやり方で、昨日仮伏せを行い、梅雨明け後に本伏せとなる。肥料も入れ込む。慣れた作業であり、全然緊張しない。夏野菜の畝作りの合間に仮伏せを行ったのだが、その作業に着手したとき、ほっと安堵した。
 この安堵感、とても魅力的であり、夏野菜の作付けが失敗したら、自然農法を止めて慣行農法に戻したくなる、そうした楽な気持ちに持っていってしまう、麻薬的な感情といえる。
 しかし、やると決めた「たんじゅん農」。夏野菜が不作でも、その後作の冬野菜が不作でも、そのまた後の来年の夏野菜が不作でも、「たんじゅん農」を貫徹。程よい緊張感が延々と続きます。 

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4.22 農作業で一番楽しいのは山芋栽培 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>
 このブログで年に1回は記事にしている自家栽培の山芋。品種は何というのか知らないが、何年か前に富士五湖へ旅行に行ったときに忍野八海で買った丸芋であり、河口湖産と聞いた。天然の山芋ほどの粘り気はないが、長芋のような水っぽさはなく、とても美味しかったから、全部を食べずに一部を種芋にし、栽培を始めた。
 今年で、たしか栽培6年目である。気象条件・栽培条件が全く違うから、うまく育たないだろうと思ったが、ちゃんと山芋が収穫でき、それ以来、種芋を残し、栽培を続けている。
 ところが、買ったのは丸芋であったが、栽培するとイチョウ芋になり、それが年々長くなる感がする。また、太長い山芋になることもある。3、4年で形状は落ち着いたが、何とも不思議な形状変化である。
 気象条件・栽培条件が全く違うから、当地に適応し、形状も変化したのであろう。そして、うまく育つと、有り難いことに買ったときのものより倍の大きさになる。
 さて、粘り気と味のほうだが、とろろにすると若干粘り気が落ちた感がするが、味のほうは買ったときと遜色ない感がする。これをとろろにして食べたり、お好み焼きに入れたりし、おいしくいただいている。
 栽培法を自分なりに工夫してきたところ、年々収穫量が上がって、昨秋には28kgの収獲があり、小さいものは種芋とし、22kgを食用にした。これだけの量があると、自家消費しきれず、半分近くは親戚や当店の一部のお客様に差し上げ、まだ在庫は残っている。
 このおいしい山芋を多くのお客様に差し上げたい。その昔(20年近く前まで)、年末景品に山梨県鳴沢村農協から取り寄せていた強力芋(ごうりきいも:丸芋で非常に粘り気が強く、天然の山芋と遜色ない)を数年間使っていたのだが、とても好評であった。でも、年々値段が上がり、経費がかさむため止めにしたのだが、その代替品になろう。
 そうしたことから、今年の収獲分から作付けを倍増した。1畝は例年どおり、小さい芋を種芋に回して、そのまま植え付け。もう1畝は自然薯(むかご)植付けで、2年がかりの栽培である。ある程度の大きさの種芋であれば、それを栄養源として大きな芋に育つのだが、発芽率が悪く、効率が悪い。その点、むかごはほぼ100%発芽するから効率がいいが、1年では小さな芋にしかならず、2年目にその芋を栄養源として大きな芋に育つとのことだ。むかご栽培の場合、通常、晩秋にいったん収獲し、翌春に植え付け直すとのことだが、この作業は面倒である。よって、植えっ放しにし、2年がかりの栽培を目論んだところである。
 さて、今日、畑に行ったら、むかごからの栽培の畝に10株ほどの芽吹きがあった。よしよし、目論見どおり。1畝に40株ほど植えてあるから、あと30株の芽吹きが待ち遠しい。
 ところで、むかご植え付けは2年がかりの栽培であるがゆえに、今年、新たにもう1畝栽培しないと、毎年2畝収獲できない。そこで、今年、もう1畝、既にむかご植え付け用の畝を用意してある。月末に植付け予定だ。
 ところが、今日、畑のあらぬ所に山芋の芽吹きが1株あった。むかごが落ちて、それがもう発芽したのだ。となれば、月末に予定していたむかご植付けを1週間早めて、明日にでも植付けようじゃないか。早ければ早いほど芋が大きくなり、来年の生育に好都合だろう。
 なお、小生、昨年までは、小さな山芋をそのまま植えておくと、それが肥大すると思っていたが、さにあらず。そこから芽が出るも、埋まっていた山芋は新たに芽吹いた株の栄養となって消えてしまい、それを元にして大きな芋ができるということだそうだ。考えてみるに、長芋の場合、ぶつ切りにして植え付けるのだから、ぶつ切りした芋が肥大するようなことは有り得ないというもの。
 なんとも情けない素人判断。今年は、小さな種芋も首元を切り取って植え付けることにしよう。冬季の間に、首元はけっこう凍みていることがあり、切り取った方が発芽がいいだろう。
 そして、長芋の栽培農家の場合、芽出し場で芽出しして、ちゃんと発芽したものを定植するという。小生も、そうしよう。例年、種芋の発芽が悪いので十分に暖かくなった時期(5月15日)に種芋を植え付けていたが、芽出し場を作って、そこに植えたほうが生育期間が長くなり、芋も大きくなろうというものだ。そして、欠株も生じない。
 明日、小さい芋、これだけでは不足しそうだから、中ぐらいの芋も含めて、首元を切ったり、2つ3つに切り分けたりして、切り口に草木灰を付けておこう。1週間後には芽出し場に植え付けだ。
 これで、今年、晩秋には昨年の少なくとも倍の山芋が収獲できようというもの。取らぬ狸の皮算用とならねばいいが。いや、絶対に成功させる!
 ということで、山芋栽培をとてもとても楽しんでいます。

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4.18 山椒の苗木を買う [ファーマーの“一日一楽”日記]

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<一日一楽日記>
 畑の片隅2か所に山椒の木が計3本あったのだが、昨年一昨年と次々に枯れてしまった。亡きおふくろの弁では、山椒は枯れやすいから2本は植えておかねばいかん、といっていた。
 その山椒に実もなっていたが、実を収獲して使うことはなく、もっぱら葉だけを使っていた。それも、フキを炊いたときにちょっと乗せるだけのこと。年に2、3回、各2、3枚といったところか。
 たったそれだけの利用ではあるが、ないとやっぱり寂しい。
 今日、来月のセールで粗品にする草花の鉢植を注文するために花屋さんに行ったところ、「葉さんしょう」と銘打った苗木を売っていた。“へえー、こんなものまで売っているのか”である。
 けっこう背が高く、500円ぐらいするかと思ったら、たったの180円。こりゃお買い得だ。この大きさのままでも葉が十分すぎるほど摘むことが可能だ。
 さて、これをどこに植えよう。栽培法をネットで検索したら、「山椒は、山奥の背の高い木の下に育つ低木なので、ややジメッとした環境を好みますが、湿度が高すぎると病気になるため半日陰の直射日光が当たらない場所が適しています。」と、あった。おふくろが栽培していた2箇所ともそうした場所だった。
 じゃあ、前と同じ場所、そのうちの1箇所、タラの群生地の一角に植えればいい。
 ということで、今年から、また、山椒をフキの香り付けに使えるようになった。
 有り難い。花屋さんに感謝。

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4.16 ウドの栽培に大成功 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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<一日一楽日記>
 10数株栽培しているウド。野ざらしの状態で放任栽培しており、例年、芽吹いたら芽を摘んで、てんぷらにして食べていた。でも、タラの芽のほうがおいしく、ウドの芽のてんぷらは1回てんぷらにするだけであった。
 ウドを食べるのであれば、本来は遮光して、白く太長いウドの芽を収穫せねばならない。しかし、遮光する作業がけっこう手間であり、今までやったことがなかった。
 ところが、今年は藁がけっこう残っていたので、ウドの畝に被せて遮光してやることにした。少し芽吹いた状態になった2週間前に、その作業を行った。
 藁をどっさり被せ、細いビニール棒でトンネルにし、藁が崩れないようにする。そのあと、30年ほど前まで使っていたゴミ出し用の黒ビニール袋、その在庫があったので、それを切り広げて一重で覆い、若干重ね合わせて所々ガムテープでくっ付ける。これで、一応遮光できた。
 さて、これでうまくいくか? 1週間前に、黒ビニール袋を少しめくって見てみたら、白く太長いウドの芽になりつつあった。よしよし、成功しそうだ。
 そして、また、1週間経ち、ウドの畝を見てみると、部分的に少々黒ビニール袋が持ち上がっている。ウドの芽が十分に伸びたか? そこで、黒ビニール袋を少しめくって見てみたら、白くて十分に太長いウドの芽になっていた。
 よし、全部めくって藁も取り外そう。そうしたら、大半の株が白くて十分に太長いウドの芽になっていた。
 栽培、大成功! うれしーい!
 小さな芽や細い芽は収獲せずに残し、型のいいウドをどっさり収獲して女房に渡す。
 “どうやって料理したらいいの?”と、のたまう。“そんなことは知らん”と言ったものの、ネットを見れば料理法は出てくる。そこで検索。検索のトップに出ている料理法を早速プリントアウトし、女房に渡す。さて、どんな料理が食べられるやら。それも楽しみだ。

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4.11 注文しておいたニンジンの種が良き日に届く [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 注文忘れしていたニンジンの種。あわてて3月25日にネット注文した。それがやっと今日届いた。早速、種蒔きを行なった。予定より10日ほど遅れての種蒔きである。
 畑に出かけるときは、まだ雨が降っていなかったし、予報でも午後からショボショボ雨であって雨量はどれほども見込めそうになかった。
 そこで、用水路にはまだ水が来ていない時期であるから、畑の隣の住宅の方から水もらい。毎年のことである。ジョウロでたっぷり散水。
 あとは適度なお湿りを期待。そしたら種蒔きしてから2時間ほど経って、ショボショボ雨が降り出した。それも直ぐにあがったが、再びショボショボ。どうやら、今日はこれの繰り返しで、大した雨量は期待できないが、蒔いた種(籾殻を薄く被せてある)には絶えず水がかかり、発芽促進になる。今日のところはこれで十分だ。
 明日、明後日は晴れるから、日に1、2回、水やりに行って種を湿らせてあげねばならない。でも、そのあとは2日間連続、雨模様だから、お天道様に任せればいい。水やりしなくて済むから助かる。そのあとは再び2日間、晴れるから水やりせねばならぬ。そして、その翌日はまた雨の予報。
 種蒔きしてから少なくとも2週間は土が乾かぬよう、水やりするなり、お天道様の助けを借りねばならない、芽吹きがことのほか遅いニンジン。加えて、好光性種子だから土の中に埋め込むと発芽しない、厄介な種である。
 でも、これからちょうどいい天気具合のときに種が届き、グッドタイミングで種蒔きできた。有り難いことです。年によっては晴天がずっと続いて、毎日2回も水やりせねばならない日が2週間も続くことがある。今年は昨年ほどではないが雨の予報が多くて、有り難い。お天道様に感謝、感謝、感謝。

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4.10 早々とエンドウの初収穫 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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<一日一楽日記>
 今年は桜が咲くのが早かった。3月の気温が異様に高かったからである。岐阜気象台の記録によると、3月の平均気温は観測史上最高の11.1度であり、過去の最高記録10.4度をはるかに上回る。
 これは地球温暖化によるものでは決してない。1年均せば変化はない。4か月前の昨年11月は異常に寒かった。足し合わせればプラスマイナスゼロになり、単なる異常気象だ。
 こうした異常気象は百姓にとっては実に迷惑なものだ。11月にエンドウの種蒔きをしたのだが、例年より少々遅れたがために異常低温で1、2%しか芽吹かず、大半の種は凍みてしまって、3月になって追加種蒔きした。よって、生育具合は非常にアンバランスなものとなり、大きく育ちつつあるものと、まだこれから生育するものとに2分されている。
 そして、3月に引き続き4月も暖かい、いや暑い日がけっこう多かったから、11月に芽吹いたエンドウに付いた実が一気に膨らみ、もう食べ頃になったものがけっこう出てきた。
 エンドウの収穫期日は2001年から記録してあるが、最も早い初生りは4月12日、次が13日、その次が15日であり、ここ18年間で今年が最も早い初生り収獲である。
 加えて、11月芽吹きの少しばかりの本数で、まずまずの収穫となったのだから、すごいことである。エンドウの実の成育は気温に大きく左右されるから面白いものだ。最盛期に気温が高いと連日バカ採れとなり、あっという間に終わってしまう。うちのように大半をお客様に差し上げるにはいいが、生産農家泣かせとなり、露地物の栽培は敬遠される傾向にある。
 さて、今年、うちのエンドウの生り具合はどうなることだろう。春蒔きは根張りが悪く、たくさんは実を付けないと言われる。きっと不作ということになろうが、自家用には十分過ぎる量が収獲できよう。まずまずの量、お客様に差し上げることができるのではなかろうか。もっとも、今年から自然農法に取り組み、無肥料でやっているから、かなりの不作となるかもしれないが。
 いずれにしても、今日、初収穫したものは卵とじにして初物をいただくこととする。
 気紛れすぎる今季のお天道様ではあるが、エンドウの初収穫に対して、お天道様に感謝、感謝、感謝。
 
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